20代の女性の2人に1人が「低用量ピルを服用した経験あり」、その目的は?
低用量ピルは避妊だけでなく、生理痛やPMS、ホルモンバランスの調整など、多岐にわたる効果が期待されているため、その利用が広がる余地があると言えます。
■年代別の低用量ピルの服用率は20代が最も高い
年代別に低用量ピルの服用状況を整理しました。
調査結果から、20代の女性は低用量ピルを現在服用している人が34人、割合では24.6%と最も高く、また過去に服用したことがある人も23.9%(33人)に上ります。これにより、20代の約半数の女性が低用量ピルの服用経験があることがわかります。
20代は生理痛やPMSの軽減、避妊目的での利用が多いと予想され、低用量ピルがライフスタイルや健康管理の一部として広く取り入れられていることがうかがえます。
一方、30代では現在服用している割合が12.8%と下がる一方で、過去に服用していたことがある人が35.8%と増加しており、30代の女性も低用量ピルを一時的に使用しているケースが多いことが示されています。これは、妊娠・出産やライフステージの変化が影響している可能性があります。
■なぜ20代の服用率は高いのか?
なぜ20代の服用率が高いかを調査するために、「低用量ピルの服用を始めた一番の目的は何ですか?1つだけ選択してください。」