2020年5月13日 12:00
「ヒップリフト」でヒップアップ効果を確実にアップさせるコツ
と「かかととお尻をできるだけ近づけるようにすること」です。
ポイント1. 肩甲骨を床から離さないようにすること
先程お伝えしたように、大殿筋には「股関節を伸ばす」という働きがあります。
ヒップリフトを行う際、肩甲骨が床から離れてしまうと、股関節を伸ばす動作よりも腰を反らす動作が強調されやすくなります。そうすると、大殿筋よりも脊柱起立筋下部への刺激が大きくなってしまうからです。
肩甲骨を床から離さないようにすることで、股関節を伸ばす動作が強調されるようになり、大殿筋に効かせやすくなります。
「お尻の筋肉よりも背筋に効いていた」という方、肩甲骨を床にしっかりとつけたまま、膝からお腹を結ぶラインが一直線になるまで股関節を伸ばすように心がけてみましょう。
ポイント2. かかととお尻をできるだけ近づけるようにすること
「ヒップリフトを行うと、お尻ではなく太もも裏に効いてしまう…」という方、かかととお尻が離れ過ぎていませんか?
かかととお尻が離れ過ぎてしまうと、お尻の筋肉ではなく太もも裏の筋肉である「ハムストリングス」に効きやすくなってしまうのです。
そのため大殿筋に効かせるには、かかととお尻をできるだけ近づけてヒップリフトを行うようにします。