・海の野菜「昆布」
昆布は海の野菜といわれるほど、栄養豊富です。特にヨードとカルシウムが豊富で新陳代謝を活発にし、血行を良くして肩こりの解消に有効とされています。
アルギン酸など、ぬめり成分として含まれる多糖類は、便通を整え、血圧を下げたり、コレステロールを排出する働きもあります。ヨードは油と一緒に調理すると吸収率が上がり、昆布のカルシウムはお酢と一緒に食べると吸収率が良くなります。
昆布を煮るときに酢を入れて煮ると柔らかく仕上がります。ダイエット中で何かを食べたくなったら、酢昆布(出来れば無添加のもの)がおすすめ。歯ごたえのある昆布を良く噛む事やカルシウムの働きにより、イライラや神経の興奮をおさめ、昆布に含まれるマグネシウムは、神経を正常にコントロールする働きがあります。
・タンパク質が豊富!「海苔」
海藻の中で一番タンパク質が豊富で、質は大豆より優れています。1回の使用量が少ないのでタンパク源とまでいきませんが、必須アミノ酸補給の助けになります。白髪の予防作用があるヨードや貧血防止に役立ち赤血球の形成を助けるビタミン12も含まれています。
味付けのりや韓国のりなどは、糖分や塩分、脂質が添加されているので、生活習慣病予防やダイエットをしている方は、普通の海苔の方が良いでしょう。