2019年1月30日 16:00
体の免疫高める「呼吸力」を身に着けるための「大谷式呼吸法」とは
胴体にある体幹筋は、体の中心部全体を支える筋肉群。この中の20以上の筋肉が、呼吸筋と呼ばれ、呼吸に使われて姿勢を整える筋肉です。猫背のままだと、これらを正しく動かすことができません」
基本の立ち方は、バンザイのポーズで少し背のびをしてから、腕をストンと落とす。同時に、かかとをゆっくり下ろし、肩の力を抜く。すると、重心が体の中心を通り前後左右のバランスが取れる。
姿勢が整ったら、2つの「大谷呼吸法」を行ってみよう。
【パターン1】
1)頭の後ろで手を組み、鼻からゆっくり息を吸う。
2)口からゆっくり吐きながら、腕を上げて伸びあがる。
【パターン2】
1)鼻からゆっくり吸いながら、腕を水平に広げて胸を開く。
2)口からゆっくり吐きながら腕を下におろす。
どちらも鼻から2秒かけて吸って、口から4秒かけて吐いていく。
「特に息を吐くときは、意識的に吐き切るようにしましょう。吐き切ると人は自然と息を吸うことができるようになります。慣れてきたら口をすぼめて6~8秒と細く長く吐いてみてください。この呼吸法を1日に2分続ければ、深くてよい呼吸が習慣づくと思います」
呼吸力をつけることで、ウイルスを外に出す「咳」