2019年7月10日 06:00
便秘外来の専門医が語る“腸に潜む危険”、便秘は万病リスクも
□便意をもよおしても我慢することがある
□おなかにガスがたまりやすく、下痢あるいは硬い便が出る
□排便が3日ないことも珍しくない
□睡眠時間は1日6時間以下で、運動が不足しがち
□性格上、ストレスを感じることが多い
□冷え性で頭痛や肩こりがひどい
□肌荒れやくすみが目立ち、肌にメリハリがない
【3個以下・美腸】
排便もスムーズで心も体もリラックスしている。腸にとって理想的な状態をキープできているが、加齢とともに腸の働きが衰えるので、いい状態を保つために努力しよう。
【4~10個・不腸】
便秘や下痢、ガス腹など、おなかの状態が安定していない。気がつかないうちに腸の働きが停滞気味になっている。食事や生活内容を改善することで、腸内環境や排便リズムが整う。
【11個以上・汚腸】
心理的、物理的なストレスがかかり、腸内環境がかなり悪化している。おなかの不快感が脳にも伝わって気分も優れない。このままでは大きな病気につながる危険もあるので注意!
「ベストな“美腸”の状態になるためには、毎日の朝食後に消化管の収縮活動“大蠕動”が起きて、スムーズな排泄が行われていることが不可欠です。
ダイエットで朝食を抜いたり、食事の時間が不規則になるなど、生活リズムが狂うと大蠕動が起こらなくなります。