2020年3月4日 06:00
生活習慣病予防にも、歯科医推奨の「歯ぐきマッサージ」方法
「プラークが心筋梗塞や脳梗塞の原因である血栓になります。当然、血流も悪化するので、不調や老化にも影響しますし、糖尿病やアルツハイマー型認知症との関係性もわかってきているんですよ」
なんと!歯ぐきをマッサージするだけで全身の不調や疾患が予防・改善できるという。
■口内マッサージのやり方
【1】口内を洗浄する
汚れた状態で行うとかえってマイナスになるので、口をすすいで汚れを落とす。水でもいいが、緑茶や洗口液を使うとより効果的。
【2】唾液腺を刺激する
唾液を出して口腔内をうるおしておく。人によって唾液がよく出る腺が違うので、3つの唾液腺(耳下腺、顎下腺、舌下腺)を押して探してみよう。
【3】肩甲骨を寄せて深呼吸をする
マッサージ効果を最大限に得るため、胸を開いて深呼吸をし、血液中の酸素飽和濃度を上げておくのがコツ。また、リンパをスムーズに流す準備にもなる。
【4】歯ぐきをマッサージする
手指を洗い、必要に応じてビニール手袋をつけ、あれば歯ぐきにジェルを塗る。まず、指の腹でツボを軽く押す。ぷよぷよしたところはリンパが滞り、痛いところは不調があるので念入りに。次に両端に向けてさすり、リンパを流す。