鎌田實先生伝授「コロナ禍でも脳と体を鍛えるエクササイズ」
どちらも実際にやってみると、これが結構難しいんです(笑)。でも、難しいからといってテンポを緩めてはいけません。コグニサイズは『正しくやる』ことよりも、『正しくやろうと考える』過程が大切なのです。むしろ、なかなか上手にできないくらい難しいものをやるほうが、脳にはよい刺激になるのです」(鎌田先生・以下同)
このコグニサイズ、じつは主婦にとって大切な「家事力」の向上にも役立つという。
「家事というのは、一度に複数の作業を並行して進めなくてはなりませんが、コグニサイズはそのためのトレーニングにもなります」
次に弱った筋肉を再起動!「鎌田式エクササイズ」BEST3を紹介。
■鎌田式「速遅歩き」
速歩き3分+遅歩き3分のセットを2回、最後に速歩き3分=計15分。
■鎌田式「ワイドスクワット」
(1)足を肩幅より大きくハの字に開いて立ち、胸の前で手を組む。
(2)体重を下半身にのせるイメージで、お尻をゆっくりと下ろす。
(3)太ももが床と平行になったら、元の姿勢にゆっくり戻す。10回1セットで1日に3セット。
■鎌田式「かかと落とし」
(1)イスなどにつかまり、背筋を伸ばして立つ。
(2)