2021年1月10日 11:00
医師語る「食べ物の色」と「大病」の関係、緑はがん対策に
体に大敵なのは糖化・酸化。白米など白い食物を遠ざけることで糖化を防ぎ、抗酸化物質である色素を含む色着き食品で酸化を防ぐ。特に重要な5色の食材で糖化・大病を防ごうーー!
「白米や砂糖など白い食品は万病のもと。認知症や糖尿病、心筋梗塞、がんなどの病気になりやすく、ボケや老化につながります」
そう警鐘を鳴らすのは、40年以上にわたって、のべ20万人以上の患者を診てきた刑部恒男医師だ。
「病気を防ぐには、色着き食品が効果的です。緑はがん、黄色は動脈硬化、赤は骨粗しょう症、茶色はうつ、黒は老化を防ぎます。白い食品を減らして、色着き食品をしっかりとる。これを2週間続ければ、感動的に元気になりますよ」(刑部さん・以下同)
刑部さんがおススメの、5色の食材は次のとおり。
【緑】「緑茶」がん、認知症を防ぐ
緑茶の「カテキン」には強い抗酸化作用があり、1日2杯で認知症リスクが46%減少。1日5杯飲む女性は脳梗塞が62%、胃がんは30%減少する。また、緑茶のうがいや飲用でインフルエンザの発症率が3分の1減少するとも。コロナ対策として期待できる可能性あり。
【黄】「卵」動脈硬化を防ぐ
卵に多い「コレステロール」