2021年1月10日 11:00
医師語る「食べ物の色」と「大病」の関係、緑はがん対策に
さらにエネルギー代謝の促進作用で、ダイエット効果も期待大。
病気知らずでいつまでも若々しくあるためには、体内で起こる「糖化・酸化・炎症」が大敵だという。
「50歳以降は代謝が変わり、若いころと同じ白い食生活を続けると、メタボにまっしぐら。白いごはんや麺類、パンは糖化のもとですから、量を半分にする『糖質半減食』を実践しましょう」
さらに厄介なのは酸化だ。空気中の酸素が体内で「活性酸素」となり、酸化と炎症を起こす。
「炎症は、免疫細胞が夜の間に修復してくれます。ですが十分な睡眠を取らないと、修復が不完全なまま朝を迎えて、炎症が慢性化する原因になります。また、炎症の大本である酸化は、酸素がある限り避けて通れませんが、『抗酸化物質』である色素が抑えてくれます。
色素を含む色着き食品を食べることで、老化や病気を予防できるのです」
白の少ないカラフルな食卓で、人生100年時代を健康に過ごそう。
「女性自身」2021年1月5日・12日合併号 掲載
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