2021年8月20日 06:00
市販胃腸薬には認知症のリスク!薬剤師が教える常用避けたい薬
【プロトンポンプ阻害薬(PPI)】働き:胃潰瘍の修復。/副作用:長期服用による骨折、認知症の発症リスク、視力障害、錯乱障害、肝障害、間質性腎炎、急性腎障害、間質性肺炎、味覚異常、頭痛など。
■解熱鎮痛薬
〈市販薬〉
【ロキソプロフェンナトリウム】働き:解熱・鎮痛。/副作用:ショック、アナフィラキシー、胃潰瘍などの消化管出血、腸閉塞、眠気、腹痛、むくみなど。
【イブプロフェン】働き:解熱・鎮痛。/副作用:胃腸出血、腎障害、肝障害、食欲不振、腹痛、下痢、発疹、頭痛など。
■睡眠薬
〈市販薬〉
【ジフェンヒドラミン】働き:睡眠改善。/副作用:発疹、動悸、めまい、倦怠感、神経過敏、頭痛、眠気、嘔吐、下痢、長期服用で認知症発症のリスクなど。
〈処方薬〉
【ベンゾジアゼピン系(トリアゾラム、ブロチゾラム、クアゼパム】働き:睡眠導入。/副作用:うつ状態、自殺願望、長期服用で薬物依存、離脱症状(けいれん発作、せん妄、幻覚)、精神症状(刺激興奮、錯乱)、物忘れ、肝障害、ふらつき、めまいなど。
■頻尿・夜尿症
〈処方薬〉
【抗コリン薬(フラポキサートなど)】働き:膀胱の過敏さを抑える。