寒い時季に出がちな体のトラブル、原因は栄養素不足? 冬の不調時の「おくすり代わり」食材
「ストレス系」「冬の美容系」「婦人科系」の5項目から、さまざまな症状を改善する「おくすり食材」を白鳥さんに教えてもらった。
気になる症状がある人は、その栄養素が不足しているという体のサインだそう。積極的にその食材や栄養素を含む食材をとるようにしよう。
■冬の不快な症状に効く「おくすり食材」
【風邪の症状】
〈鼻水・鼻づまり〉
おくすり食材:ブリ
青魚は良質なタンパク質を多く含む。さらに、寒ブリは脂溶性の血行をよくするビタミンEを多く含んでいる。
〈のどの痛み・声がれ〉
おくすり食材:みょうが
みょうがに含まれる辛味成分、ミョウガジアールには抗菌作用や解毒作用があり、のどの痛みを和らげる。
〈咳〉
おくすり食材:ブロッコリー
コラーゲン合成に欠かせないビタミンCが豊富で、白血球を活性化させて免疫力を高め、咳を和らげる。
〈頭痛〉
おくすり食材:ミント/ナッツ類
ミント:ミントに含まれるメントールには抗菌・解毒・鎮痛作用があるほか、自律神経に作用して頭痛を和らげる。
ナッツ類:ナッツに含まれているマグネシウムとビタミンB2には血行を促進する働きがあり、頭痛の緩和にも効果がある。
【内臓・消化器系の症状】
〈口内炎〉
おくすり食材:チーズ/カツオ
チーズ:チーズのビタミンB2は、タンパク質や脂質の代謝にかかわり、細胞の再生やエネルギーの代謝を促す。