寒い時季に出がちな体のトラブル、原因は栄養素不足? 冬の不調時の「おくすり代わり」食材
〈脂肪がつく(太る)〉
おくすり食材:冷やご飯
冷蔵庫で4度以下で冷やご飯にすると、でんぷんがレジスタントスターチに変わり脂肪の吸収を妨げる働きをする。
〈髪の毛のパサつき〉
おくすり食材:牡蠣
髪の毛を作ってくれる栄養素であるタンパク質と亜鉛、ビタミンB群が豊富。これらがすべてそろっている食材。
〈爪が割れる〉
おくすり食材:レバー
丈夫な爪を作るケラチンの形成にビタミンAが不可欠。動物性食品のレバーに含まれるビタミンAからだと吸収が速い。
【婦人科系の症状】
〈ホルモンバランスの乱れ〉
おくすり食材:山芋
若返り効果の高い性ホルモンの材料となるDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)を多く含む。安眠効果もある。
〈冷え・血行不良〉
おくすり食材:鶏むね肉
代謝の過程でエネルギーを生み出して、体を継続的に温めてくれる良質なタンパク質が豊富に含まれている。
〈むくみ〉
おくすり食材:キウイフルーツ
体内にたまった塩分が水分をためこむ結果、むくみが生じる。水分を排出する働きのあるカリウムが多い。
■50代以降に積極的にとりたいたんぱく質
寒さが厳しくなるこれからの季節は寒暖差による冷えや、ストレスからくる体調不良など、不調を招きやすい。