水道水で目を洗う、傷はすぐ消毒…はNG!間違いだらけの「昭和の健康常識」19
【13】おしっこを我慢する
「おしっこを我慢すると膀胱炎になる」というのも正しく理解しておきたい。極端な我慢は体によくないが、適切な尿がたまる前に排尿を繰り返すと膀胱が膨らまず、硬くなり、頻尿や尿もれなど尿トラブルを引き起こすこともある。
【14】貧乏ゆすり
ネガティブなイメージがある行動にも、意外な健康効果が。
「みっともないという印象があるため、『貧乏ゆすりをやめろ』と言われた人もいるでしょう。実際は、貧乏ゆすりは座っている時間が長い現代社会では効果的なストレス解消法。リズミカルな動きが脳をリラックスさせるほかにも、50代女性に多い変形性股関節症の運動療法としても昨今注目されています」(小林教授)
【15】ため息
「『幸せが逃げていく』とされるため息は、息を思い切り吐き出すことで瞬時に末梢血管の血流が回復。酸素や栄養が全身に行き渡る効果も。ため息はどんどんついたほうがいいのです」(小林教授)
【16】白髪を抜く
「白髪を抜くと増えるので抜いてはダメ」という“常識”には科学的根拠はなく、俗説にすぎない。
【17】食後すぐに横になる
「『牛になる』ので、食後すぐに横になってはならない」