花粉症には「ほうじ茶+煎り黒豆」!「ほうじ茶+α」で不調に合わせて自宅でかんたん漢方茶
漢方では『活血』といって、血のめぐりを改善するために、シナモンを使います」
温かいほうじ茶にシナモンパウダーを1~2振り。甘みが欲しい人は黒糖を加えるか、シナモンの代わりにシナモンシュガーを使っても。
「シナモンの香りでスッキリした飲み口です。血行が滞りがちな冬におすすめの漢方茶です」
■胃腸には+梅干し
食べ過ぎは、見た目に関わる体重問題だけでなく、胃腸に与えるダメージも大きい。
消化を促進して胃腸の働きを改善しましょう。そのためには『酸味』が役立ちます」
酸味の代表的な食材は梅干しだという。温かいほうじ茶に梅干しを浮かべ、梅をくずしながらゆっくり飲もう。
「梅干しは塩分控えめなものを使ってください。
酸っぱいものが苦手な人ははちみつを加えてもいいですし、酸味の強い梅干しではなく、はちみつ梅を使うのも一案です」
■食欲不振には+ターメリック
へとへとに疲れると、食欲が失せてしまうことも。
「『肝』の働きが落ちているのかもしれません。肝は自律神経の働きを担い、気のめぐりをよくする器官。ターメリックは『疏肝』といって、肝の働きを助けます」
ターメリックはウコンとも呼ばれ、カレーに使われるスパイスだ。