眠いのに眠れない…病院にいくべき?入眠障害の原因と対策【現役医師が教える不眠症教室】
>>眠れないときの病院選び・治療ガイド
2.持病を治す
持病があればそれをしっかりと治してみて、それでも入眠困難があるかどうか確かめてください。
3.自己判断をしない
自己判断で安易に市販の睡眠薬などを飲むのは根本的な解決になっていません。
■入眠障害の対策とアドバイス(診断後)
入眠困難などの睡眠障害と診断されたら、まずは医師の治療内容に従ってみましょう。医師は治療マニュアルに沿って治療を行います。日本睡眠学会が定める治療マニュアルは、日本人の体質に一番適した治療法です。
何ができるのか分からない時は、まずは身近な物から目を向けてみて下さい。例えば、以下のようなものもおすすめです。
- 寝る前には少し頭を冷やして足元を温める:副交感神経に変わり安いです
- 消灯の1時間前には全てのITツールを遮断する(PC,スマホ、タブレットなど):脳を興奮させないようにします
- ストレッチなどで体をほぐす:血行が良くなり筋肉がほぐれるので寝入りが楽になります
- ノンカフェインの暖かいお茶を飲む:体温が上がり血糖値も少し上がるので(正常の範囲内です)空腹感がまぎれます
- 呼吸を少し意識して遅くする:副交感神経に変わりやすくなります
- 肌に触れる素材はコットンなど柔らかい素材にかえる
- 寝る前の儀式(羊を数えたり、白湯を飲んだり)