朝起きられない原因と対策 – 目覚めスッキリを実現するには?【現役医師が教える不眠症教室】
2.病気や持病を先に治す
病気にかかっている人や持病がある人は、その病気によって朝起きることが辛いのかもしれません。そのため、明らかに病気や持病が分かっている人はまずその治療から始めてみてください。
また、病気かどうか分からない人は一度内科か心療内科をおすすめします。看護師さんや医師の中には「疲れじゃないかな、休養を取ってください」で終わる人もいますが、症状が1か月以上続いているようならば病気の可能性が高いです。そのため、受診後の1か月後にまた違う病院で診てもらうようにしてください。
3.朝日が入る場所に寝る
脳が眠っている場合には、朝日を感知することによって、脳内にある松果体という部分が活性化されメラトニンという物質が放出されます。メラトニンは体内時計という私たちの1日の大まかな時間のリズムを司っているメカニズムに刺激を与え、朝になるとその体内時計をリセットさせる働きがあります。
そのため、遮光カーテンなどで朝日を遮っている部屋などは自分の顔の部分に朝日が当たるように工夫してみて下さい。
また、体全体に朝日が当たるのも効果的です。
4.規則正しい生活をする
私たちの体には自己再生機能がついています。