ビューティ情報『加齢や疾患にともなう乾燥とは?肌を理解して正しいスキンケア対策をしよう』

2018年6月28日 15:36

加齢や疾患にともなう乾燥とは?肌を理解して正しいスキンケア対策をしよう

には水分が必要なのでしょうか。それは肌が本来持っている役割にあります。私たちの体の表面を覆う皮膚は、外部からの刺激や細菌の侵入を防ぐ「バリア」の役割を果たす機能が備わっているのです。どのように外部からの刺激を守っているのかというと、皮膚の一番表面にある角層と毛穴から分泌される皮脂です。

細胞と角層が密集してできている皮膚は小さな細胞が集まって作られています。細胞をレンガに例えるとすれば、積み重なっているレンガが角質細胞です。そして、角質細胞と角質細胞のすき間を埋め、まるでセメントのような役割を果たしているのが細胞間脂質です。細胞と細胞間を満たす脂質によるバリアです。
皮脂は肌を守るバリアのひとつ嫌われがちな皮脂ですが、肌を守ってくれる優秀な油分です。毛穴から分泌された皮脂が肌をカバーすることで、外部からの異物を止めながら、内側からの水分蒸発をくい止めます。洗顔などで皮脂を落としきってしまうと、角層の水分が逃げていき乾燥しやすくなります。肌が乾燥したときはバリア機能が崩れている状態
肌がカサカサしたり、粉をふいているようなときは、肌のバリア機能が働かず角層の水分が抜けている状態です。水分が不足することで、細胞や細胞間脂質の構造もすき間だらけになるため角層が乱れます。

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