2022年6月26日 03:10
「我慢しすぎは禁物!」甘い物が大好きな【アンチエイジングドクター】が実践する美肌につながる食事法
――美肌と睡眠の関係についてはいかがでしょうか。
日比野先生睡眠中の肌というのは、ただ休んでいるわけではないんです。日中にダメージを受けた細胞の修復をするなど、肌の内側ではさまざまな活動がおこなわれています。質の良い睡眠を取らないと、肌の老化の速度は確実に早まっていきます。
――質の良い睡眠を取るために、先生はどのようなことを実践しているのでしょうか?
日比野先生睡眠を妨げるカフェインは、摂取後、体内から抜けるまでには5~7時間ほどかかるといわれています。ぐっすり眠ってスッキリ目覚めるために、夕方以降はできるだけカフェインをとらないようにしています。
また、スマートフォンやパソコンのブルーライトには体内時計を狂わせる働きがあるので、寝る直前まで画面を見ていると睡眠の質が落ちてしまいます。質の良い睡眠を取れるよう、就寝前の2時間はできるだけスマートフォンやパソコンを見ないようにと心がけています。
<著書>
『医者が教えるすごい美肌循環』日比野佐和子/著アンノーンブックス1300円+税
取材・文/熊谷あづさ(50歳)
ライター。1971年宮城県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、会社員を経てライターに転身。