2022年6月26日 03:10
「我慢しすぎは禁物!」甘い物が大好きな【アンチエイジングドクター】が実践する美肌につながる食事法
特に、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの「ACE(エース)」には優れた抗酸化成分があり“美容ビタミン”といわれています。紫外線によって発生する活性酸素を消去し、肌の老化を防いでくれるんです。
――先生が食事で気を付けていることを教えてください。
日比野先生朝はたんぱく質をとるようにしていて、ゆで卵や目玉焼き、オムレツなどで卵を食べます。お昼はクリニックでスタッフと手作りの食事を食べることが多いのですが、お米は玄米や胚芽米、パンはライ麦パンや胚芽パン、全粒粉パンなど、炭水化物は白よりも茶色いものをとるようにしています。茶色い炭水化物は血糖値を上がりにくくして、老化を促進させる「糖化」の抑制につながります。
夜は会食などで外食が多いのですが、食べ過ぎてしまった翌日は前日の食事から16時間空ける「プチ断食」をすることもあります。プチ断食をすると細胞内の悪玉たんぱく質をエネルギー源に変えてくれるオートファジーという作用が生じます。
オートファジーには、長寿遺伝子を活性化させる働きがあることが判明しつつあるんです。
日比野先生が実践している“好きなもの”を食べる工夫
――著書の中にある「美肌循環」