2023年9月2日 09:10
実はNGだった!頑張れば頑張るほど老化を早める運動と食事の落とし穴とは【医師解説】
エネルギー源である糖質の摂取量が不足すると、体内ではエネルギー不足を補うため、肝臓で蓄積されているグリコーゲンという物質を分解してエネルギー源を作り出しています。
このとき、ホルモンバランスが正常であればケトン体と呼ばれるエネルギー源を生成し、脂肪を分解してくれるのですが、40代、50代はホルモンバランスが乱れる時期。脂肪ではなく筋肉を分解してしまう恐れがあるのです」(黒田先生)。
女性ホルモンの分泌が減り、ただでさえ筋肉の質が落ちている時期に糖質不足でさらに筋肉が減ってしまっては大変です。
フラフラしたら減らし過ぎ
「糖質を減らせばたしかに体重は減りますが、特に40代、50代女性にはリスクが高く、美しく痩せられません。栄養不足に陥り、いろいろなホルモンも正常に作られなくなってしまいます。
糖質を減らしてフラフラしたり、疲れやすくなったりするのは減らし過ぎです。体調を見ながら少しずつ無理なくゆっくり進めることが大切です」(黒田先生)。
まとめ
いかがでしたか? せっかく頑張っているのに逆効果なのは悲しいですよね。黒田先生のお話によく出てくるのが、バランスやローテーションというキーワード。