日焼け止めを塗ると出てくる「白いモロモロ」の正体は?【皮膚科医に聞く】原因とキレイに塗る方法
日焼け止めを塗ると、消しゴムのカスのような白い“モロモロ”が出た経験はありませんか?皮膚科医の小林智子先生は「モロモロが出たら日焼け止めの効果は半減」と話します。美容ライターが「『内側からきれいに』UVケア勉強会」に参加して、モロモロが出ないようにする対処法を教えていただきました。
日焼け止めを塗ると出る”モロモロ”の正体
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小林先生診察時やSNSで「日焼け止めに関して何か質問はありますか?」と質問を募ると必ず出てくるのが「日焼け止めを塗ると、白い消しゴムのカスのようなものが出るのですが、どうしたら良いでしょうか」という質問です。よく“モロモロ”と言われるものですね。
モロモロの正体は、ウォーターベースタイプの日焼け止めに配合されている増粘剤です。
増粘剤はテクスチャーをよくするために配合されていて、日焼け止め以外にもトロっとした化粧水やオールインワンゲルなどのスキンケアアイテムにも配合されています。また、増粘剤配合の日焼け止めを使用している際に、ビタミンC配合の保湿アイテムを併用するとモロモロが出やすいと言われています。
日焼け止めのモロモロを防ぐ3つのポイント
ーーモロモロの正体は、日焼け止めに含まれている成分だったのですね!日焼け止めを使う以上はモロモロが出てしまうのは仕方ないことなのでしょうか。