五月病を防ぐために…【管理栄養士監修】今避けるべき「NG食事とおすすめの食べ物」
また、間食を多く摂る習慣がある人は、そうでない人に比べてうつ病リスクが高くなるという説も。間食の適量は1日当たり200kcal程度ですので、適度に楽しみましょう(※1)。お菓子ではなく果物やヨーグルトなど、栄養価の高いおやつを選ぶのもおすすめです。
炭水化物に偏った食事
日々忙しいとパンやおにぎり、カップラーメンだけなどの炭水化物に偏った食事が多くなる人もいるかもしれません。しかしこのような食事は栄養バランスが乱れ、メンタルに影響を与える栄養素なども不足しやすくなります。
たとえば精神状態に影響しやすい「セロトニン」(※2)の材料となる「トリプトファン」は肉や魚などに多く含まれるため、不足しないように毎食摂りたいものです。主食・主菜・副菜のそろった食事を心がけましょう。
朝食欠食など不規則な食生活
食事の時間が不規則になると、生活リズムの乱れや睡眠不足にもつながります。
その結果、心と体のストレスもたまるという悪循環に陥りやすいのです。特に朝ごはんを抜くと、脳のエネルギー源のブドウ糖が不足し、頭がぼんやりしたまま集中力が持たない可能性も。仕事や勉強の効率も下がり、精神的なストレスにつながります(※3)。