不調の原因かも…【管理栄養士が解説】食欲がないときのNGごはん、OKごはん
暑さで食欲がないときには、冷たいものや麺類ばかり摂ってしまうという人もいるでしょう。しかし、食事が偏ると栄養不足や体力低下をまねき、夏バテを長引かせてしまう可能性もあります。そこで今回は管理栄養士の筆者が、夏バテのときに避けるべき食事とおすすめの食事について紹介します。
夏バテのときに避けたほうがいい食事・食材
暑くて食欲がわかないときでも、栄養不足を避けるために食事は摂っていただきたいものです。しかし、食べ方によってはさらに体調を悪化させる可能性も。夏バテのときに避けたほうがいい食事についてご紹介します。
脂質の多い食事
揚げ物や脂っこい肉料理など、脂肪分の多い食事は消化するのに時間がかかるため、胃腸に負担をかけます。夏バテのときはさらに体調を悪化させるおそれがあるため、なるべく避けましょう。
甘い飲み物
暑いからとスポーツドリンクや炭酸飲料など甘い飲み物をたくさん飲むと、血糖値が急上昇します。血糖値が高くなるとのどが渇くため、さらに甘い飲み物を飲んでしまうという悪循環をまねきます(※1)。
基本的には水やお茶などの無糖の飲み物で水分を補給し、熱中症のおそれがある場合にはスポーツドリンクなどをうまく活用しましょう。