体を酷使した翌日はやりません! 30代の女医が実践する「疲労回復法」
忙しい日々を過ごす現代人にとって、旅行や仕事で体を酷使した翌日は、体が悲鳴を上げていることが多いですよね。特に年齢を重ねると、今までは無理がきいていたのに、翌日や翌々日まで疲れがとれにくくなっていると感じる人もいらっしゃると思います。そんなときには、無理をせずに体を労わることが大切です。今回は、体を酷使した翌日に実践すべき「疲労回復法」について、30代の女医としての視点からご紹介します。
疲労回復のための基本原則
休養は最優先
疲れた体には、まず休養が必要です。疲れている体にムチを打って頑張ろうとしても、本来の力を発揮できないだけでなく、いらぬミスを招いてしまうなんてことも起こり得ます。まずは十分な睡眠をとることで、体が回復するための時間を確保するようにしましょう。
特に筆者は、深い睡眠を促すために、就寝前にはスマートフォンやパソコンなどの電子機器を避けるようにしています。
ブルーライトは睡眠ホルモンであるメラトニン(※1)の分泌を妨げるため、質の良い睡眠が得られなくなる可能性があります。
水分補給を忘れずに
疲労回復には、適切な水分補給が欠かせません。水分が不足すると、血液の流れが悪くなり、疲労物質の排出が遅れることがあるとされています。