知らなかった! 医師直伝「健康診断や人間ドック前にしてはいけないNG行動」
精密検査が必要となった方は、すぐに医療機関の受診をするようにしてください。50人以上の企業では必ず産業医がいるため、健康診断の結果に基づいて、就業に関して意見を述べる場合があります。その時に産業医とお話をして、健康的に働ける労働環境の見直しをすることも可能です。
健康診断はテストと同じで、受けるだけではなく、自分の悪かったところの見直しと改善するところまでが健康診断と考えましょう。
最後に、日本人の死因は令和2年の最新データでは1位・悪性新生物、2位・心疾患3位・老衰、4位・脳血管障害です。(※3)
まだピンと来ないかもしれませんが、悪性新生物や心疾患、脳血管障害は生活習慣に影響することがわかっています。
人間ドックや健康診断を受けていれば必ずしも健康に問題がないというわけではありませんが、日本ではまだまだ健康診断や人間ドッグ受診率が低く、がん検診の受診率はさらに低いのが現状です。また日本人が長生きしている裏には介護期間が長いという現実あるのも事実です。
男性は8年から9年、女性では12年から13年、何らかの支援や介護が必要な年月があると言われています。
まだ介護の話は少し先のことに感じるかもしれませんが、受けたことがない人は、ぜひ今年こそは、健康診断や人間ドックを受診して自分のカラダを知って、見直すきっかけを作ってみてください。