寝室のエアコン、妻は寒く夫は暑い! 眠りのプロが教える「夫婦で快眠のコツ」
2.自律神経のうち副交感神経の活動を活発にして、末端からの放熱を促すこと。
熱い夏はシャワーですませている方も多いと思いますが、暑くて暑くて眠れない…という状態は、もしかしたら体の内側の深部体温がうまく下がらず、熱ごもり状態なのかもしれません。
お風呂にきちんと浸かって、あえて一時的に深部体温を上昇をさせることで、その反動で入浴後の体温低下を作るのです。
方法はこちら。
洗髪のあと、水温計で測ったぴったり40度のお風呂に全身浴、15分浸かり、就寝1時間半から2時間前に上がります。夏用の「cool」などと記載のある入浴剤などを使うと、ストレスなくお湯に浸かることができるでしょう。
お風呂上がりはバスローブなどを羽織って汗がひくのを待ち、ドライヤーは扇風機を利用しながら、「暑い」というストレスを取り除いて行いましょう。
汗が完全に引いて、手足がぽかぽかしている状態になったら就寝です。
また寝る前にリラックス状態になることで、手足がぽかぽかして、体の内側の熱の放熱を促します。スマホやテレビを、寝るギリギリまで見るのではなく、ベッドで仰向けになり、心拍をコントロールする副交感神経が優位になることがわかっている、吸って吐いての1呼吸が10秒になるような深呼吸を繰り返したり、ラベンダーなどのピローミストやボディオイルで香りを感じてみましょう。