寝室のエアコン、妻は寒く夫は暑い! 眠りのプロが教える「夫婦で快眠のコツ」
特に、触ったときの一時的な冷却感を感じるものよりも、汗を吸い取って、外に放ち、通気性がある天然100%の素材がおすすめ。綿に麻素材が入っているものはさらに、快適です。朝方の寒さにも対応できるような、薄手すぎず、中材に天然100%の綿が入っているキルトケットがよいでしょう。たとえ、寝始めに暑く感じる方でも、深部体温が低くなる朝方には重宝します。
薄手のタオルケットや軽すぎるものは、寝返りのたびに、体から離れる可能性があります。中材はポリエステル素材の方が軽いのですが、適度な重みのある綿や麻素材がいいです。
また、シングルサイズのベッドの方なら、セミダブルサイズのキルトケット、セミダブルサイズのベッドならダブルサイズのキルトケットであれば、寝返りのたびにどこかにいくことなく、体を包んでくれます。寝始めはお腹あたりにかけて、朝方は自然に全身キルトケットをかけられるようなものがベストです。
いかがでしたでしょうか?
寝室の環境は、それぞれの感覚で決めるのではなく、ある程度の基準を用意し、そのうえで、それぞれの対策をすれば、夫婦円満に就寝することが可能になります。
ぜひ試してみてくださいね!
眠りとお風呂の専門家
小林麻利子さん
同志社大学卒業、京都市出身。