寝室のエアコン、妻は寒く夫は暑い! 眠りのプロが教える「夫婦で快眠のコツ」
3.寒い人の対策
寒い方はもしかしたら、日中のエアコンにおいても苦手意識があるかもしれません。日中の寒さ対策はもちろんですが、特に朝食をよく噛んで摂取していただいたり、日光浴を心掛けたり、運動量が少ないということであれば、19時前後に軽くスクワットをするなどして、深部体温の上昇を試みましょう。
夜は、ゆったり38~40度のお風呂に全身浴で10~15分ほどします。バスミルクなどを入れたお風呂にゆったり浸かり、就寝1時間半から1時間前に上がります。
ベッドの上では、夏用の天然素材のネックウォーマーとレッグウォーマーを装着しておやすみします。この部分は脂肪や筋肉が少なく、冷えを感じやすいです。この対策だけでもかなり効果的です。
もし風が少しでも体に直接吹きかけているならば、天蓋ベッドや蚊帳のようなもので、風が直接肌に触れないよう工夫をしましょう。
パートナーが暑いからといって、風をパートナーの方へ直接吹きかけるような設定であれば、始めは心地良くても、睡眠の質が悪くなりますので、お互い風がかからないように、エアコンの風向きは、風が当たらないところに固定しておくことが大切です。
4.夏用の寝具
暑い方も寒い方も、夏用の寝具は不可欠です。