2022年8月19日 20:45
“うなぎと梅干は一緒に食べちゃダメ”ってホント!? 管理栄養士が解説「食べ合わせが悪いといわれる食材」10選
また、流通の発達していない時代では、傷みやすいカニと消化の悪い柿の組み合わせは、食中毒へのリスクが高いといわれていた説も。とはいえ現代の日本ではあまり心配はないでしょう。
納豆と生玉子
納豆には「ビオチン」というビタミンが含まれますが、卵白の「アビジン」という成分を一緒に摂ることで、ビオチンの吸収を妨げてしまうと考えられています。
しかし、ビオチンはさまざまな食品から摂れるため、過剰に心配する必要はないといえるでしょう。
食べ合わせの良い組み合わせは?
食べ合わせが悪いといわれている食品の例を紹介しました。では、逆に食べ合わせが良いといえる食品の組み合わせはあるのでしょうか。具体的な例を解説します。豚肉と玉ねぎ
豚肉には疲労回復などに役立つビタミンB1が豊富に含まれています。
玉ねぎに含まれる成分がビタミンB1と結びつくと、吸収率がアップするのです。豚肉と玉ねぎを使った生姜焼きは食べ合わせの良い料理といえるでしょう。
ヨーグルトとバナナ
腸内環境を整えるためには、善玉菌を増やすことが大切。ヨーグルトには善玉菌の一つである乳酸菌が含まれており、バナナには善玉菌のエサとなるオリゴ糖などが含まれています。