知らない人は損してる! きのこ、人参の「栄養価や吸収率がアップする」簡単テク
1.冷凍きのこと牛乳1/4カップを耐熱カップに入れ、塩少々を振る。
2.600Wのレンジに1分半~2分かけ、様子を見ながらあたためる。
3. 「ほうれんそうのポタージュ」1袋を加え、湯100mlを注いでかき混ぜる。
きのこは冷凍すると栄養アップ!
このレシピでは、きのこを冷凍しているところがポイント。実は冷凍することには意味があるのです。大ヒット本『その調理、9割の栄養捨ててます!』の著者である「東京慈恵会医科大学附属病院」栄養部課長の濱裕宣先生が、先日開催された日本スープ協会のスープセミナーで、こんなお得な情報を紹介していました。
えのきだけ、ぶなしめじ、まいたけがなどのきのこ類に含まれるグアニル酸やアミノ酸、アスパラギン酸などは旨みを出すとともに、生活習慣病予防や疲労回復に効果があるといいます。そのきのこの旨味が出るのは、きのこの細胞が壊れたとき。
冷凍すると水分がふくらんで細胞壁が壊れ、酵素が働くことで旨み成分を作り出すのだそう。そして冷凍するとグアニル酸やアスパラギン酸などの成分が3倍から4.5倍にアップするそう。スープなどの料理に使う際には、凍ったまま入れるといいそうですよ。