経血がドッと出て冷や汗をかいた…【産婦人科医が解説】月経中の“あるある”なお悩みと対策法
5.デリケートゾーンが不快になる、においが気になる
月経中は常に生理用品が必要になります。日本では紙製のナプキンを使用している方が多いため、ナプキンかぶれやできものといったデリケートゾーンのトラブルが起こりやすくなっています。
また、月経時の出血である経血には栄養が豊富に含まれるため、雑菌が繁殖しやすい状態になります。特に、同じナプキンを長時間付けっぱなしにすると、ニオイやムレの原因になってしまうことも。
対策としては、ムレや雑菌の繁殖を防ぐことが大切です。経血量が多いときにはナプキンをこまめに取り替え、常に清潔な状態を保ってムレないようにしましょう。また、月経カップやタンポン、吸水ショーツなどを上手に取り入れるのもおすすめです。
アンダーヘアに付着した経血もにおいの原因になりやすいので、ビデなどを上手に利用して、アンダーヘアに絡みついた経血を除去するとより匂いが緩和されるでしょう。
6.漏れてしまっていないか不安になる
デスクワークなどで長時間座りっぱなしの状態が続いた後に立ち上がると、一気に経血が出て「漏れてしまったのではないか」、「服が汚れてしまったのではないか」と冷や汗をかいた経験がある方も多いのではないでしょうか。