更年期障害が起こりにくい人もいる?【女医が解説】「女性の体」に関する悩みQ&A
そのため、エストロゲンレベルを上げない食事がポイントになり、具体的には以下のような食生活がおすすめです。
・高脂肪食を避ける
・アルコールを避ける
・野菜や果物を積極的に摂取する
・食事や日光浴で体内のビタミンDを十分に保つ
ただし、食事だけで子宮筋腫を予防することはできません。定期的に婦人科検診を受けた方が良いでしょう。
Q.婦人科系の検診はどのくらいの頻度で受けるといいですか?
婦人科系の検診は、検査の内容によって推奨される頻度が異なります。それぞれ、以下を参考にしてみてください。
子宮頸がん検診
子宮頸がんは20代後半から増え、40代がピークになると考えられています。そのため20歳以上の女性は、少なくとも2年に1度受けることが推奨されています。しかしながら、不正出血などの症状がある場合は、適宜婦人科で相談した方がいいでしょう。
子宮体がん検診
子宮体がんは、40歳代後半から増加して50~60歳代にピークを迎え、その後減少していくとされます。子宮体がんの検診は国の指針として推奨されているわけではありませんが、初期症状として不正出血を起こすことが多いため、不正出血がある場合は早めに検査をするといいでしょう。