髪のパサつき、傷みが酷くなる!? 毛髪診断士直伝「やってはいけないNGヘアケア」
髪の表面を覆っているキューティクルは通常、外部からの湿気や水分が髪の内部に入り込まないように閉じていますが、ダメージが多かったり、パーマをかけたりしている髪はキューティクルがはがれていることが多く、髪の内部に水分を吸収しやすくなっています。
そのため湿気の多い梅雨には特に髪が膨張し、うねったり広がったりしてしまいやすくなるのです。キューティクルによくない次のような習慣は今すぐやめましょう。
【NG習慣1】トリートメント類を使用しない
小出さん洗髪時、髪の保護に必要なトリートメントやリンスを使わずシャンプー剤の使用だけで済ませてしまうのはNG。髪の表面がざらついてブラッシング時などで摩擦が起こり、キューティクルが整わずにダメージにつながる可能性があります。
【NG習慣2】長時間濡れたまま放置する
小出さん入浴後に長時間、濡れた髪を放置していると、キューティクルが開いたままになってしまいます。すると内部の水分がどんどんと流出していく原因となり、パサつきやツヤのない髪につながります。おすすめの乾かし方
小出さん入浴後、タオルドライをしたらドライヤーで早めに乾かしましょう。
ヘアオイルなど、髪を保護するアイテムを使用すれば髪の表面のキューティクルを整えながらブローができ、うねりや広がりを抑えることができます。