会社員orフリーランス、どっちがお得? 税理士が教える「働き方のメリット&デメリット」
会社員として働きながら副業をすることが多くなりました。将来、副業の収入が増えたり、フリーランスとして独立したりすることも考えられます。けれど、税負担や会計処理が増えそうで不安を感じませんか?今回は税理士が会社員と副業やフリーランスにまつわる税金の素朴な疑問に答えます!
税理士が会社員と副業・フリーランスにまつわる税金の違いを解説!
最近では、会社員として働きながらインフルエンサーやブロガーなどとして副収入を得る人が増えています。
「副業で稼ぎすぎると税金が増えると聞いた。それなら会社員の収入だけのほうが税負担は少なくて済む?」
「インフルエンサーとしての収入が大きくなってきたから独立しようかな?でも会計処理とか大変そう…」
このように会社員として働きながら、副業をしたり、フリーランスとして独立することを考えていたりするものの、将来、税負担や会計処理はどう変化するのか気になっている人もいるかもしれません。
そこで今回は税理士の久保佑紀さんに、会社員が副業をしたり、フリーランスとして独立したりした場合の税負担や会計処理の変化についてお話をうかがいました。
会社員という働き方は税負担としては大きい?小さい?
ーー会社員として働くことは、フリーランスと比べて税負担は大きいのですか?小さいのですか?
久保さん所得税や住民税などの税金は、売上から経費を引いた利益に基づいて課されるという考え方になります。