健康診断って本当に必要なの?【女医が解説】「かかりつけ医には聞けないコト」Q&A
エストロゲンに似た働きをすることで、女性特有の不調を改善する作用が期待されています。大豆イソフラボンは、豆腐や納豆、おから、味噌などの食品に含まれています。
また、どの年代にも言えることですが、健康法の基本は、食事、運動、睡眠、そしてストレスを適切にケアすることです。それぞれの方の体質や個人差があるので、どれに重きをおくべきかについては一概には言えませんが、今まで以上に質にこだわるのがおすすめです。
例えばアンチエイジングには、糖質を摂取しすぎないことが大切だと言えます。運動についても、年齢にあわせた強度で習慣化することが大切です。
健康診断について
Q.健康診断で追加した方がいいオプションはありますか?
健康診断や各種がん健診は、エビデンスがあるものが自治体健診などで採用されています。すべての人にすすめられるようなオプションはありませんが、ご自身の家族歴で多く見られる病気や気になる病気があれば、それに対するチェックを追加してもよいかもしれません。
例えば、胃がん家系であればピロリ菌をチェックしてみたり、バリウム健診ではなく胃カメラ健診を一度はしてみるなど。大腸がん家系であれば便潜血検査だけではなく、大腸内視鏡を一度は行ってみるというのもいいですね。