若い女性も糖尿病リスクがあるんです…【女医監修】知っておくべき「糖尿病の初期症状と対策」
定期的な運動
週に数回、30分以上の運動を心がけるとよいでしょう。運動は、筋力を鍛えるレジスタンス運動と、有酸素運動を組み合わせて行うのがおすすめです。運動それ自体でのカロリー燃焼効果は実は少ないのですが、運動によって代謝が活性化することや、適度な疲労感で夜によく眠れること、ストレスホルモンによる身体への悪影響を緩和する効果など様々な作用が期待でき、糖尿病予防だけでなく総合的な身体への好影響があるとされています。
ストレス管理
上記のように、運動は効果的なストレス対策になります。また、十分な睡眠をとることも、ストレス解消とともにメンタルヘルスを保つためにもとても大切です。睡眠不足だとストレスホルモンが高まり、食べすぎや肥満につながりやすくなるので注意しましょう。
自分でできる対策を
2型糖尿病は、生活習慣の影響を大きく受ける病気です。日々の小さな行動が、長期的な健康に大きな影響を与えることを忘れずに、健康的な生活を心がけましょう。
【参考】
※1 厚生労働省.e-ヘルスネット 糖尿病
※2 厚生労働省.図表1-2-8糖尿病患者数の状況
※3 厚生労働省.糖尿病
※4 厚生労働省.平成28年 国民健康・栄養調査結果の概要
※5 厚生労働省.e-ヘルスネット 野菜、食べていますか?
筆者情報
ママ女医ちえこ(産婦人科医)