2022年10月24日 11:15
コロナ禍による環境の変化から生理不順、不正出血といった女性のお悩み相談件数が例年の4倍に増加
これまでにないミスを起こしてしまい、更にイライラが強くなった。」
コロナ禍に関わらず、月経のトラブルについて職場では相談しにくいという特性も見られます。女性特有の現象だけに職場の上司が男性だと相談しにくく生理痛が重くても職場に伝えにくい、同性の上司であっても生理期の不調の経験に乏しい場合も理解度は低いというのが実情のようです。
「周りに気を遣わせてはいけないという思いもあるし、生理で休むことへの遠慮もある。ただ、誰にも話せないままこの状態が続くのは辛いため、何とかしたいが婦人科に行くのはハードルが高い。」
このようなことから、徐々に体調が追い込まれやすく、さらにコロナ禍の負担により、悩まれる方の母数が増えていると考えています。
相談風景
【東洋医学と女性ヘルスケア】
通常の西洋医学では、月経の異常が見られた場合、婦人科疾患の有無、妊娠希望などを考慮して治療方法を選択し、疾患の問題が見られない場合、ピルなどのホルモン剤の投与や経過観察といった消極的な方法が選択されます。一方、東洋医学では、体がバランスを崩して月経異常が起こっていると捉えますので、疾患の有無に関わらず、不調を改善するための体質改善をお勧めします。