【ママからのご相談】現在妊娠8か月のママです。仕事をしているせいか、8か月に入ると急におなかの張りが気になりだし、先日の妊婦検診で切迫早産と診断されてしまいました。仕事も早めにお休みをいただくことになり、出産準備も進めなくてはいけないのですが、安静を言い渡されているのにやることが多くてなかなかはかどらず、臨月までに間に合うか心配です。初産なのにいきなり切迫早産と言われ、健康な子をちゃんと産めるのかもとても不安です。やはり切迫早産のママは早めに赤ちゃんが産まれてしまったり、難産になる傾向があるのでしょうか?●A. 切迫早産のママでも出産予定日を超過することもあります。ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。妊娠中の安静生活は、息抜きや出産準備もなかなかできず気持ちばかり焦ってしまいがち。産むまでに身辺や心の準備を整えておかなくてはならないのに、出産が早まるのでは?健康な子を産めるのか?という不安も拭えませんよね。今回は、切迫早産のママは出産はどんなお産になるのか、実際に切迫早産を乗り越えた先輩ママの体験談をご紹介します。●切迫早産とは妊娠中・後期に“切迫早産”と診断されることがあります。まだ正期産に入っていないにも関わらずお産の準備に入ってしまっていて、早産してしまうリスクがある ということです。大体は安静や休業を指示され、子宮収縮抑制剤(張り止め) が処方されます。強い子宮収縮が認められ、子宮口が開いている場合は、絶対安静と24時間“子宮収縮抑制剤”を点滴する必要があり、中期・後期から出産まで入院を余儀なくされるママも。早産は5%の確率で起こり 、早く・小さく産まれてしまった赤ちゃんほど後に重篤な症状が現れることがわかっています。早産を防ぐためには、無理をしない妊娠生活を送ることが最重要となります。とくに、・重いものを持たない(おなかに力を入れない)・体を冷やさない・長時間の立ち仕事は避けるの3点は守るべきです。●先輩ママの切迫早産体験記『27週ごろ、年末の検診で子宮頚管が短くなっていてため切迫早産と診断され、張り止めを服用。せっかくのお正月もトイレと食事、お風呂以外はお布団のなか で生活しました。絶対安静のおかげか次の検診で子宮頚管の長さが回復していたので、晴れて安静解除されました!そのまま無理をしないように過ごして順調に正期産に入り、結果39週5日で出産。陣痛開始から8時間ほどで出産に至りました』(20代/男の子ママ)『20週から34週まで入院生活をして、24時間張り止めの点滴を受けていました。入院していたので赤ちゃんの心配はしておらず、編み物やお裁縫をして過ごしたり、雑誌を読んだりしていました。退院したあとはいつ陣痛がくるかソワソワしていましたが、結局赤ちゃんは40週4日までおなかにいて、3,400gほどのビックベビー 。ちょっと分娩で時間はかかりましたが特別難産ということではありませんでした』(30代/男の子ママ)『1人目のとき切迫早産で自宅安静をしていましたが、35週での出産となり1,800gほどの小さな赤ちゃんを出産しました。出産自体はスムーズでしたが、しばらくは保育器生活で体も小さいのでたくさん心配をしました。ですが、3歳になった今ではアチコチ走り回って、他の子と体格も変わらず 。小さく産まれただけで他の子と何も変わらないんだな!と思っています』(30代/女の子ママ)●切迫早産になっても心は前向きにいかがでしたか?お医者様に「切迫早産」と告げられると、「自分が動き過ぎたのが悪かったのかな」「妊娠に向いていない体質なのかな」などと考えてしまって、安静生活のなか心もブルーになってしまいがち。ですが、切迫早産になるママは案外多く、そのほとんどが健康に赤ちゃんを産むことができています。ママがハッピーだと、赤ちゃんもハッピーな気持ちになることができます。もうすぐかわいい赤ちゃんに会えることをたくさん考えて、残り少ない妊娠生活を安らかに過ごしてくださいね。●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年04月18日【ママからのご相談】1歳3か月の女の子のママです。私は母乳がたくさん出る体質なので、完全母乳で娘を育てました。現在も寝かしつけや食後におっぱいを飲ませています。授乳させることに苦痛は感じず、娘もおっぱいが大好きなのでこのまま母乳育児を続けていきたいと思っていたのですが、最近2人目の妊娠が発覚しました。まだ初期なので流産する可能性があるのですが、母に「妊娠中の授乳は胎児に悪いらしい」と言われ、授乳をすぐにやめるべきか悩んでいます。やはり断乳するべきですか?●A. すぐに断乳する必要はありません。ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。授乳中に妊娠が発覚すると、まず頭をよぎるのが「上の子のおっぱいどうしよう?」ということですよね。妊娠中の授乳に関してはさまざまな意見が飛び交っていますが、「授乳の刺激が流産に直結する」という説に根拠はありませんので、すぐに断乳する必要はありませんよ。●妊娠初期の授乳による影響浜松の産科医が、妊娠中の授乳に関して論文を発表しており、こう述べられています。**********石井第一産科婦人科クリニック(浜松市)の石井広重院長は、96~00年に同院で第2子の妊娠が確認された20~34歳の女性のカルテをもとに分析。第1子が満期産(妊娠37週以上42週未満に出産)で流産の経験がない人で、授乳中だった110人と、授乳していなかった774人を比較。授乳群で流産は全体の7・3%に対し、授乳しない群は8・4%で、有意な差はなかった。石井院長は「母乳育児は母子双方にメリットがあり、禁止はすべきでない」と話す。**********流産を防ぎたいと思う気持ちは誰しもが持っていますが、初期流産の大半はどんな高度医療を持ってしても防ぐことはできません。だからこそ、お医者様は考えうる流産予防の方法をすべて提案して少しでもリスクを軽減しようとします。そのため、一部では「妊娠したら即断乳」をすすめる産婦人科があり、世間的にも「妊娠したら授乳はやめるべき」と慎重に考える風潮が強くあります。しかし、この論文では具体的なデータを用いて授乳と流産の関係性がないことを証明しているので、授乳中に妊娠が分かっても緊急で授乳する必要はない と言えます。とはいえ、安定期まではつわりなどでママの体調が優れず授乳どころではなくなる可能性もありますし、ホルモンの影響で胸が敏感になり、授乳が苦痛になってしまうこともあります。そのリスクを考えると、妊娠が分かった段階で授乳回数を減らしたり、断乳に取り掛かったりしておくのも良い方法です。●妊娠中期以降の授乳妊娠中期以降も、妊娠経過に問題が無ければ授乳は続けても問題はありません。妊娠中に上の子に授乳を続けることには、以下のメリットがあります。・ママが妊娠したことによる上の子の心のゆらぎを和らげることができる(赤ちゃん返りを緩和できる )・授乳タイムでママ自身もリラックスする時間を作ることができる(妊娠中・育児中のイライラをリセットできる)・ママの産後へのおっぱいケアが簡略化できるこの3点はママ、上の子、おなかの赤ちゃんにとってとても大きな意味をなすメリットです。ですが、『妊娠中期以降は授乳による刺激に影響が出ることがある』とつづった産婦人科医のブログもあります。切迫流産・早産ぎみのママは慎重に上の子の授乳を検討しましょう。●産後の授乳は赤ちゃん優先が大前提産後まで上の子の授乳を続けていたり、断乳していても上の子が母乳を欲しがるようになったりした場合は、ママの抵抗がなければ兄弟で母乳を分け合う『タンデム授乳』 という選択肢があります。特別推奨されていることでもないのですが、・下の子がうまくおっぱいを吸えなくても上の子が吸ってくれるため母乳がよく出る・妊娠中同様、上の子の赤ちゃん返りが和らぐというメリットがあります。しかし、母乳を飲む順番は赤ちゃんが先 が鉄則。上の子が下の子よりも先に母乳を欲しがったら、きちんと順番を守ってもらうように言い聞かせましょう。あくまで母乳は赤ちゃんの成長のためにあり、優先順位は下の子です。下の子にミルクをあげてまで上の子に母乳を飲ませる……ということはNG。また、妊娠中は上の子に授乳を続けて、赤ちゃんが産まれた時点でおっぱいとサヨナラするよう言い聞かせることもしつけのひとつ。ママの考え方、子どもの性格に合わせてさまざまな授乳ライフの選択肢があります。ぜひ、赤ちゃんとママが一番円満にいく方法を模索してみてくださいね。●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年04月11日【ママからのご相談】もうすぐ妊娠5か月になろうとしているプレママです。だんだんとお腹が目立つようになってきました。そのせいかお腹の皮膚にむず痒さを感じるときがあります。今まで特に妊娠線予防の対策をしてこなかったのですが、 そろそろ何かケアをした方がいいでしょうか?具体的にはどんな方法がおすすめですか?●A. ぜひとも今から対策を始めて。一番は急激な体重増加を防ぐこと。こんにちは、ママライターのacoです。ご相談ありがとうございます。妊娠線は一度できてしまうと完全に消えることはありません。出産後、徐々に薄くなり目立たなくはなるものの、できれば予防したいですよね。通常、妊娠線は妊娠8か月ごろから現れることが多い のですが、お腹が目立つようになる妊娠中期にできる人もいます。ぜひこのタイミングからケアを開始しましょう。一番の予防方法は急激な体重増加を避けることですが、それ以外に保湿やマッサージも効果的です。●こんな人は妊娠線ができやすいぽっちゃり体型の人は一般的に妊娠線が現れやすいと言われています。皮下脂肪が厚いと皮下組織が伸びにくくなり 、皮膚に亀裂が入りやすくなることが原因のようです。その他に小柄な人やお腹の赤ちゃんが大きめの人、双子を妊娠している人なども、皮膚が大きく伸びるため妊娠線ができやすいでしょう。●具体的な予防方法●(1)急激に体重を増やさない妊娠線を防ぐ最も効果的な方法は、急激に体重を増やさないようにすることです。妊娠中期に入るとつわりがおさまることもあり、食欲が増え、知らず知らずのうちに太ってしまった という人も多いです。バランスのよい食事と適度な運動で乗り切りましょう。●(2)脂肪がつきやすい部分はこまめに保湿をクリームやオイルで保湿することも大切です。妊娠中はホルモンの変化によりどうしても皮膚が乾燥しがちです。しっかり保湿をして伸びやすい皮膚 を維持しましょう。『高価なクリームを少しずつ使うよりも、お手頃価格のものをこまめにたっぷりと塗りこんだ方が十分に保湿できた』(30代ママ)『お腹ばかり保湿していたら、お尻と胸に妊娠線ができていた』(30代ママ)というママ友の意見もありました。お腹だけでなくお尻や太もも、胸など、脂肪がつきやすい部分をこまめに保湿することがポイントですね。●(3)保湿と同時にマッサージも保湿の際にはマッサージも同時に行いましょう。お腹の両わきを、恥骨からおへそに向かって下から上にマッサージします。胸やお尻も持ち上げるように下から上へ。円を描くようにマッサージするのもいいでしょう。新陳代謝がアップし、伸びやすい皮膚になります。●もし妊娠線ができてしまっても諦めないで残念ながら、気をつけていても妊娠線ができてしまうことはあります。その場合、入浴後に皮膚の繊維にそって縦方向にクリームなどでマッサージしたり、蒸しタオルを使って温湿布をしたりましょう。完全に消すことはできませんが、だんだんと目立たなくなります。また、産後に体が回復したら、腹筋を鍛えるのも効果的 です。お腹のたるみが引き締まり、妊娠線を短くとどめることができます。----------いかがでしたか?妊娠線予防のケアは早いに越したことはないですが、妊娠中期になってもまだ対策ができていないという人は、ぜひスタートしてみてくださいね。【参考文献】・『はじめての妊娠・安産百科』井尾裕子・監修●ライター/aco(フリーライター)
2016年04月11日【ママからのご相談】妊娠3か月のプレママです。最近つわりがひどくて、きちんと歯磨きができていません。虫歯以外にも、きちんと歯を磨かないと何かトラブルが起きますか?●A. 虫歯以外にも口臭や口内炎、歯周病のリスクも高まりますし、早産の危険性もあります。ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。つわりでつらい時期は食べたくても食べられませんし、歯ブラシを口に入れただけでも吐き気がしてしまう場合もありますからおつらいですよね。しかし、妊娠中でつわりのつらい時期とはいえ、やはりきちんと歯を磨かないとさまざまなトラブルが起こります。特に妊婦さんは、お腹の赤ちゃんに影響する場合もある のです。そこで今回は、妊娠中に起こる口腔内のトラブルについてご紹介します。●どんなものがある? 妊娠中に起こる口腔トラブルとは?妊娠中に起こる代表的な口腔トラブルには次のようなものがあります。・歯周病・虫歯・ドライマウス・口臭・歯肉炎・口内炎●なぜ? 妊娠中に口腔トラブルが増える理由妊婦さんは出産までに一度は歯科検診を受けるように推奨されており、各自治体から妊婦歯科検診が無料で受けられる受診券が配布されます。これは、妊娠中には口腔トラブルが起こりやすいと言われているためです。では、妊娠中に口腔トラブルが起こりやすいのはどうしてなのでしょうか。日本口腔保健協会によると、妊娠により増加する女性ホルモンにより、女性ホルモンを好む歯周病菌が繁殖しやすい状態 になるためとのことです。また、つわりで何度も吐くと、歯磨きをするタイミングを逃してしまいますし、食事が思うように取れないと唾液の分泌が低下し虫歯や口臭などの口腔トラブルが増えてしまうのです。ご紹介した虫歯や口臭といったトラブルは、妊婦さんでなくても歯磨きをきちんとしていない方にはよく起こるトラブルですが、特に妊婦さんが注意したいのが歯周病です。妊娠中に歯周病にかかっていると、早産や低出生体重児を出産する可能性が高くなる ことがすでに明らかにされています。日本の疫学調査では、歯周病でない妊婦と比べると約5倍も早産のリスクが高かったというデータもあります。●妊娠中の口腔トラブルを予防するには?妊娠中の口腔トラブルを予防するためのポイントは次の通りです。●(1)一日一回でもいいので時間をかけて丁寧に歯磨きをするつわりがひどく毎食後に歯磨きができない場合には、一日一回でいいので、体調のいいときにゆっくり丁寧に歯磨きしましょう。大きなヘッドの歯ブラシは避け、なるべく小さめのものを選ぶと吐き気を防ぐことができます 。●(2)一日三回歯磨きできないときは洗口液を利用する一日一回は歯ブラシでの歯磨きをしたら、他の二回は洗口液(マウスウォッシュ)を使ってうがいをするだけでも口の中の汚れを落としたり、細菌の繁殖をある程度抑えたりすることができます。●(3)妊娠中に一度は妊婦歯科検診を受ける歯科医師や歯科衛生士が、虫歯や歯の磨き残しのチェック・アドバイスをしてくれますので、つわりがつらい場合は、少し落ち着いた妊娠中期ごろ に妊婦歯科検診を受診ましょう。----------いかがでしたか。今回は、妊娠中に起こるさまざまな口腔トラブルについてご紹介しました。ママに虫歯があるとお子さんも虫歯になる確率が高くなるというデータもありますので、妊娠中も出産後も適切な口腔ケアを毎日行うことが大切です。【参考リンク】・女性のお口の健康 | 一般財団法人日本口腔保健協会()●ライター/MAKI(健康・美容ライター)
2016年04月08日こんにちは、ママライターのacoです。多くの妊婦さんが妊娠初期に経験する“つわり”。妊娠6週ごろから始まり、10週をピークに16週前後におさまることが多いと言われています。「妊娠がわかった途端、喜びに浸る間もなくつわりが始まっていた」 という人もいらっしゃるのでは?心の準備ができぬまま症状に悩まされるのはつらいですよね。しかも一口につわりと言っても、「全く食べ物を受けつけない」「においがダメ」「食べていないと気持ち悪い」など症状はさまざまです。そこで今回は、それぞれの症状に合わせた食事対策 をご紹介したいと思います。●つわりの症状と食事対策つわりの主な症状と言えば吐き気ですが、食べ物を見ただけで気持ち悪くなる吐きづわり、空腹になるとムカムカする食べづわりなど、人によりさまざまな症状があります。また、「妊娠するたびに違う症状が出る 」という人もいます。上田玲子氏監修の『安産&つわり撃退! 毎日の食事』では、症状を以下の4つに分類しています。●(1)とにかく何も食べられない食べ物を見ただけで気持ち悪くなるケース。何を食べても結局吐いてしまい、水しか飲めなかったという人も。【食事対策】無理に食べる必要はありませんが、体重が急激に減ったり水分もとれなかったりするようであれば病院を受診しましょう。ジュースやスープ、市販のゼリー飲料など、固形物以外のものを試してもよいでしょう 。●(2)特定のものしか食べられないムカムカしたり吐いたりはするものの、特定のものなら食べられるというケース。フルーツなど食べやすいものが多いですが、中にはジャンクフードが食べたくなるという人も。【食事対策】栄養バランスを気遣うのはつわりが終わってからでも大丈夫 。今は食べられるものを食べましょう。とはいえジャンクフードの食べ過ぎは体重増加につながるため、少量をゆっくり食べるのがおすすめ。●(3)食べていないと気持ち悪い何か口にしていないと、ムカムカしたり食欲が増したりするケース。起床時がつらい という人が多いようです。間食が増えるので、体重増加に注意が必要です。【食事対策】スナック菓子など高カロリーのものはなるべく控え、カロリーの低いおやつを中心にとるようにしましょう。●(4)においがダメにおいで気持ち悪くなるケース。調理のにおいだけでなく、スーパーへの買い物すらつらいことも。食べ物以外に整髪料や洗剤のにおいがダメになる人もいます。【食事対策】電子レンジを活用してなるべく簡単な調理にするか、この時期だけは市販の惣菜で済ませてしまうのもありでしょう。買い物が困難な場合は、家族に頼んだり宅配を利用したりする方法も。●ホルモンバランスの影響もつわりは体内のホルモンバランスが崩れることで起きるという説もあります。ビタミンBにはホルモンバランスを整える働きがあるため積極的に取り入れましょう。ビタミンBは鮭や鯖などの魚介類、豚肉、大豆製品、緑黄色野菜 に多く含まれますが、なかなか食事から摂取できないという方は、サプリメントを活用するのもひとつの方法です。妊娠初期に必要な葉酸もビタミンB群のひとつです。妊婦さん用の葉酸サプリメントには、葉酸以外のビタミンB群が含まれているものも多いので、ぜひ試してみましょう。----------いかがでしたか?つわりの時期はどうしても偏食になりがちなので、お腹の赤ちゃんに栄養が足りているのか不安に感じる人もいると思います。でもこのつらい症状は一時的なもの。栄養バランスはつわりが終わってから考えればいいと割り切って、なるべく負担のない方法で乗り切ってくださいね。【参考文献】・『安産&つわり撃退! 毎日の食事』上田玲子・監修●ライター/aco(フリーライター)
2016年04月05日【ママからのご相談】妊娠9か月に入った妊婦です。おなかがどんどん大きくなって、出産が間近であることをひしひしと感じています。今回これが初めての妊娠なのですが、当然出産も初めてで不安だらけです。少しでも安産で産みたいと考えているのですが、 何か安産のコツみたいなものはあるのでしょうか?●A. お産が始まる前までに体力づくりをし、心身の状態を整えておきましょう。ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。妊婦さんにとって出産は得体の知れない大仕事。本当に不安でいっぱいになりますよね。しかし、心配することはありません。いざ陣痛が始まってしまえば必ず赤ちゃんは産まれます。その痛みに立ち向かうための準備や心構えがあれば、少しでもお産を楽にすることができます。●安産のために妊娠中からできること●(1)体重を増やしすぎない妊娠中に太りすぎて産道に脂肪が付くと、難産の原因 となります。また、体重増加により体を動かすことが困難となり、お産のための体力が備えられなくなってしまうので、適切な体重増加を心がけましょう。●(2)体を冷やさない温かい飲み物を飲んだり、体を冷やさない格好をしたりして、妊娠中から体を温めるようにしましょう。体を温めることにより、赤ちゃんにも質の良い血液が循環されます。特に足や腰、お尻 は冷やさないようにしましょう。●(3)安産体操をする分娩の際に使う筋肉を妊娠中からほぐし鍛えておくことで、お産をスムーズにすることができます。●(4)お産に耐えるための体力づくりウォーキングやマタニティスイミングなどで積極的に体を動かし、お産直前まで体をスムーズに動かせるようにしておきましょう。●(5)お産の流れのイメージトレーニング母親教室などでお産の流れ を把握しておき、分娩までのいきみ逃し・痛み逃しの呼吸法、分娩の際のいきみ方の練習や予習をしておきましょう。●陣痛が始まってからお産を進めるためにできること●(1)リラックスできる環境を整えるお産は、リラックスしている状態が進みやすく、体に力が入っていると必要以上に痛みを感じてしまいます。陣痛がきたら、まずは入院するまでのあいだ自宅でできるだけリラックスすること、入院した後もリラックスできるアイテムや環境を整えることをおすすめします。事前に、入院する際に用意しておくものをリストアップ しておき、入院が決まったら家族に準備してもらうのもOK。●(2)なるべく体を動かす赤ちゃんが骨盤の中を回旋するのを助けるために、つらいですが陣痛がきたらなるべく歩く、階段を下る、骨盤を左右に動かすなどして体を動かしましょう。横にはならず、あぐらをかいて座って陣痛に耐える方が赤ちゃんは回旋しやすくなります。●(3)体を温める体が冷えているとお産がすすまないので、体を温めましょう。破水していなければ、入院前に半身浴したり足湯をしたりするのもおすすめです。産後はしばらく湯船につかれませんし、自宅のお風呂につかることでリラックス効果 も望めます。●(4)なるべく食事をとるお産が長くなってくると体力の消耗も激しくなり、痛みが強くなると吐き気を伴います。痛みが軽いうちに少しでも食べられるものを食べておくといいです。簡単に栄養をとることができるドリンクやゼリーを準備しておくのもいいでしょう。●(5)呼吸は深く痛みと戦うあいだ、大切なのは呼吸です。ママが呼吸をきちんとしていないと、赤ちゃんも苦しい状態になってしまいます。痛みが激しくなってきたら、「ハッハッ」と短い呼吸にならないようにだけ気をつけて、痛みに合わせて息を長く吐くこと だけを考えましょう。長く吐けば、必ず深く吸う動作を無意識にすることができます。●お産はリラックスをすることが肝心。あとは、とにかく体力勝負いかがでしたか?産婦人科の助産師さんは、『お産は体力勝負です。初めから体力の予備力が少ない人はお産の進みも悪く、ダラダラと経過してしまいます。お産直前の時期は1日3時間平気で歩けるくらいの体力があれば、どんなお産でも乗り越えられる』と言っています。臨月に入ってから急に体力づくりをすることは難しいので、妊娠中期くらい から妊娠経過が順調なら体力を落とさないことを意識しましょう。そのためには適切な体重管理が大きなポイントとなります。また、いざ陣痛がくると痛みに抗おうと心まで乱されてしまいがちですが、冷静にリラックスすることがお産を進ませる鍵となります。筆者も初産で、3,000gの長女を入院から4時間ほどで産むスピード出産を経験しました。その要因として、妊娠中、入院前の過ごし方、分娩までの過ごし方として、上記でご紹介したことを実践していた通りにできたことが大きく影響しているだろうなと考えています。赤ちゃんが元気に産まれてきてくれれば、みな“安産”であることは間違いないのですが、なるべくママの苦しみは軽い方がベターなので、ぜひとも今回ご紹介した方法を試してみてくださいね。【参考リンク】・助産師からの一言アドバイス | 鈴木産婦人科()●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年04月04日【ママからのご相談】今2人目を妊娠中で、もうすぐ8か月になります。上の子は3歳です。出産のときは、上の子を私の実家に預ける予定になっていますが、夜に私と離れて過ごすのは子どもにとって初めての経験です。なんとか早く産んで上の子のもとに戻ってあげたいと思うのですが、1人目を産んだときは難産で、出産までにも数日かかったくらいでした。安産になるためにできることって何があるのでしょうか。●A. 動いたり、気持ちを落ち着かせたり。無理のない範囲で試してください。ご相談ありがとうございます。ママライターのマフィーです。「まずは生まれてくる赤ちゃんのことだけを考えて」と言われることも多いと思います。しかし、どうしても寂しい気持ちになっているであろう上の子のことを考えてしまいますよね。では安産のために、今からできることって何があるのでしょうか。●安産になるために私が実践していたこと3つそもそも、安産の定義は人によってさまざまです。“早く生まれること”に重きを置く人がいれば、“痛みが少ない”ことを重視する人も。もちろん陣痛から出産までの時間がそれほどかからず痛みが少なかったとしても、母子ともに健康でなければ安産とは言えない ですよね。上の子のためにと考えるのであれば、母子ともに健康で母体の回復が早く、なおかつ陣痛が始まってから早く生まれてくるというのが、安産の条件になるかと思います。妊娠後期の今からでも安産のためにできることをまとめてみました。●(1)会陰を伸ばす運動をする私が第一子を産んだときは会陰切開をしましたが、第二子出産のときは切らずにそのまま生まれてきました。切ってしまうと、産後の回復が遅くなってしまいますよね。トイレに行くたびに痛いし、立ったり座ったりするのも一苦労。上の子はすぐに抱っこをせがみますし、そのたびに会陰が痛む……。会陰を伸ばすために有効なのは、蹲踞(そんきょ)のポーズ。おすもうさんが土俵でシコを踏む前にしているあの体勢 です。お腹が大きくなっているので倒れそうになる場合はそのままお尻を床につけて、あぐらに似た形で左右の足の裏を合わせるのも有効です。●(2)骨盤体操を行う枚方市の鍼灸接骨院で“お産時間をできる限り少なくする方法”として紹介されているのが骨盤体操。方法は、以下の2通り。【足首回し】足を前に伸ばして座り、大きく円を描くように足首を動かします。ポイントは、足首だけではなく股関節から動いていると意識すること 。5周回したら次は反対に5周。【おしりふりふり体操】四つん這いの姿勢になり、息を吐きながらおしりを左右にふります。右にふっているときは右のおしりをのぞきこむように。左にふっているときは左のおしりをのぞきこむように。ゆっくりと左右5回ずつ行います。●(3)陣痛が来て病院に着いたらとにかく歩く第一子出産時は、陣痛から出産まで数十時間。でも第二子出産時は、陣痛から出産まで2時間。私の2回の出産経験で違ったのは、陣痛が来てから行った病院での運動量 です。2人目の出産のときは、陣痛の合間にベッドの周りをぐるぐる。陣痛が来て立っていられなくなったらベッドに寝込む。遠のいたらまたベッドの周りを歩く。我慢できなくなるまで続けていたら、すぐにお産でした。「陣痛の合間に動くと赤ちゃんが下に降りてくる」ということを聞くことがあると思いますが、これはかなり効果があったと実感しています。●みんなは安産のために何をしてる? ママたちが実践した安産のコツ上記は私が試していた方法ですが、他のママたちはどんな安産のための方法を試しているのでしょうか。ミキハウス子育て総研の調査によると、・塩分を控える、カロリーを控えるなどの食事制限・ウォーキング、エクササイズなどの運動・出産時のイメージトレーニングなどをはじめとして、・呼吸法の練習・クラシックやソフロロジーなどの気分が落ち着く音楽を聞く・拭き掃除などの家事をがんばった・草むしりやトイレ掃除などを行ったなど、気持ちを落ち着かせたり、いつもよりも家事の行動量を増やしたりといったことをしているようです。●2人目の出産は上の子の試練の時! 成長した顔が見られる一度経験していても、出産前はやっぱり怖いですよね。上の子のことも心配だし、今から生まれてくる赤ちゃんが元気に生まれてくるかどうかも心配。ママは気になることでいっぱいです。2人目の出産は、上の子にとっては初めての試練 です。きっとさみしいし戸惑うし、不安にもなるけど、それでも少したくましくなった姿を見ることができます。あまり無理はせず、できることからはじめてみてください。【参考リンク】・出産準備 | レディース鍼灸リブレ()●ライター/マフィー(ママライター)
2016年04月04日神経痛ってなに?妊娠期間中に、腰から太ももにかけてしびれを感じたり、心臓の周りにピリッとした痛みが出たりするといった症状が現れることがあります。そういった痛みやしびれは、神経痛の可能性があります。神経痛とは、病名ではなく症状そのものを指します。全身に張り巡らされている運動や感覚を伝えるための連絡網である末梢神経が、なんらかの原因で刺激を受けることによって、痛みやしびれといった症状として現れます。・妊娠による、ホルモンや体型の変化ママの体内では妊娠初期から、卵巣や子宮、胎盤などからリラキシンというホルモンを分泌します。リラキシンには、出産に向けて赤ちゃんが狭い骨盤を通れるようにするため、骨盤などの関節や周辺のじん帯をゆるめる作用があります。骨盤が緩むことで体を支える力が弱くなり、背骨などにもゆがみが生じます。また、妊娠後期は胎内でどんどん大きくなる赤ちゃんによって、ママの重心や姿勢の変化にともない、骨や関節の位置がずれやすくなります。これらの理由から、おしりや下肢に伸びる神経が圧迫され、痛みやしびれなどといった症状が引き起こされます。・血行不良による冷え赤ちゃんが胎内で成長すると共に、子宮は大きくなります。このことで、お腹や骨盤内の血管が圧迫され、下半身に冷えやむくみが起きやすくなります。これが痛みに対する感受性を高めてしまい、神経痛の発症を促したり、すでに症状がある場合は悪化させたりする原因の一つとなります。・ストレスや不安妊娠による生活面での制限や体型の変化は、ママの心の戸惑いをはじめ、親になるための不安やプレッシャーなどストレスの要因になることが多く、精神的な負担が増えます。これらのストレスも冷えと同様に、神経痛の発症を促したり、すでに症状がある場合は悪化させたりする原因の一つとなります。妊娠後期の神経痛はいつからいつまでになるの?妊娠28週以降は体型の変化や血行不良といった理由から、神経痛を感じ始めるママも多いようです。出産することで治る人もいますが、骨盤や筋肉は長期間同じ状態でいることで固定されてしまうために慢性化し、出産後も続く可能性があります。神経痛の症状が現れたら、妊娠中に放置しないことが大切です。神経痛が現れる妊娠時期とは骨盤をゆるませ神経痛の一因となるリラキシンの分泌は妊娠2ヶ月頃から起こります。またママが妊娠初期に感じる精神面の不安やストレスなども加わり、妊娠4週~15週頃という早い時期から発症する場合があります。お腹の赤ちゃんが成長し、子宮が大きくなることでママの体内の臓器が神経を圧迫することで起きる神経痛に関しては、妊娠中期~後期にわたり症状が現れる場合があります。 神経痛の種類と、痛みやすい場所は?妊娠期間中に発症しやすい神経痛には、座骨神経痛と肋間神経痛があります。・座骨(坐骨)神経痛(ざこつしんけいつう)お腹が大きくなることで姿勢の変化や重心の変化が起こります。座骨神経が圧迫されたり刺激されたりし、お尻や太ももの後ろやすね、足先などに痛みやしびれが現れます。また腰痛を放置しすぎると、悪化して座骨神経痛につながることもあります。・肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)妊娠によるストレスで筋肉が緊張したり、子宮が大きくなったりすることで内臓が内肋間神経を圧迫します。それに伴い、肋間(肋骨と肋骨の間)周りに痛みやしびれを引き起こすことがあります。妊娠後期の神経痛予防と対策神経痛の痛みは独特で、痛みの頻度は天気や気温に左右されることがあります。痛みの強さによっては眠れないこともあるため、あらかじめ予防対策を行うことが大切です。・心の安静を保つ妊娠期間中の生活は制限しなければならないことも多く、ストレスを感じやすくなります。またママの体内で分泌される流産を防ぐはたらきを行うプロゲステロンというホルモンは、気分の落ち込みやイライラなどを引き起こします。落ち込みやイライラを感じたら気分転換を行ったり、体そのものを休めるなど、気持ちの切り替えをこまめに行いましょう。・体を温める血行が良くなることで、冷えの原因となるストレスをやわらげることができます。湯船にお湯を張って入浴したり、足湯などの時間を設けたりして、しっかりと体を温めましょう。・就寝時の体位を工夫する仰向けの状態で寝ると、腰やおしりの筋肉が座骨神経を圧迫することになります。下半身に痛みやしびれを感じるママは抱き枕などを利用し、横向きで体を曲げた体勢で眠りにつきましょう。体の重みを分散させることで、神経への刺激をやわらげることができます。・簡単なストレッチをするお腹に負担がかからず、無理なく行えるストレッチを行い、筋肉の緊張をほぐしましょう。腰椎椎間板ヘルニアがある方や、切迫早産と診断されている方の運動はママとおなかの赤ちゃんの健康に影響が出る可能性があります。必ず、健診医または分娩医に相談の上行いましょう。
2016年04月04日感染症は、ウイルスや細菌などの病原体が、体内に入ることで発症する病気の総称です。妊娠中は、特に免疫機能が低下する傾向にあり、感染しやすいと言われています。妊娠初期においては、つわりによる体力低下も原因の一つです。妊娠中期以降は、子宮が大きくなるにしたがい、肺活量や心肺機能の低下が見られるため、感染症にかかりやすくなっています。感染症が引き起こす母子感染とはママが何らかのウイルスや細菌などに感染して、それが赤ちゃんに感染することを母子感染と言います。特に妊娠中の母子感染は流産や早産などを引き起こす可能性があり、赤ちゃんが直に影響をうけることもあるため、早期の治療と予防が欠かせません。胎内感染赤ちゃんがお腹の中にいるときに、へその緒や血流を介してウイルスや細菌に感染することを指します。産道感染お産時、赤ちゃんがお母さんの産道を通るときにウイルスや細菌に感染することを指します。母乳感染産後、母乳育児中に発生します。ウイルスや細菌に感染したママの母乳を介し、赤ちゃんがウイルスに感染します。感染症の種類赤ちゃんへの感染予防を兼ね、ママ自身がウイルスに感染しないよう注意が必要です。ウイルスによる感染症は、人の血液や体液などを介し、既存のウイルスに感染することによって発症します。インフルエンザウイルス気道感染症であるインフルエンザを引き起こすウイルスです。症状は一般のかぜと似ていますが、重くなりやすい疾患ととらえられています。また国内で使用されているインフルエンザワクチンは生ワクチンではないため、重い副作用を引き起こしにくく、妊娠中のすべての時期において、ママの体と赤ちゃんの発育に関して影響がないと言われています。万が一インフルエンザにかかってしまっても、タミフルやリレンザなどの薬は赤ちゃんの健康リスクも高くないため、処方されます。B型肝炎ウイルスB型肝炎ウイルスが主に血液・体液を介して感染しておきる肝臓の病気です。赤ちゃんに感染すると持続感染状態になるリスクがかなり高くなり、症状が出なくとも、将来的に肝炎や肝硬変、肝がんなど何らかの異常や病気を発症させる可能性があるウイルスです。妊娠健診では、妊娠初期の8~12週前後に血液検査で検査を行います。C型肝炎ウイルスC型肝炎ウイルスが主に血液を介して感染して起きる肝臓の病気です。赤ちゃんに感染すると、将来、肺炎や肝硬変、肝がんなど何らかの異常や病気を発症させる可能性があるウイルスです。妊娠健診では、妊娠初期の8~12週目に血液検査で検査を行います。HTLV-1(ヒト細胞白血病ウイルス)HTLV-1は、感染してもほとんどの場合で症状も現れないため、赤ちゃんに感染しても、同じくほとんどの場合に無症状だと言われています。しかし将来的に感染者全体のおよそ2.5~5%にATLと言う白血病の一種が発症することがあります。また、ごくまれにHAMという神経疾患などが発症することがあります。特にHTLV-1は母乳感染によって起きやすいことが分かっています。検査は妊娠30週ごろまでに、妊娠健診で抗体検査を行います。HIV(エイズウイルス/ヒト免疫不全ウイルス)進行状況によって数年~10年程度かけて免疫力が弱まり、健康な人であれば何ともない菌やウイルスによりさまざまな病気や疾患を引き起こすウイルスです。それら病気が、エイズ指標疾患に該当する場合“エイズを発症した”と診断されます。HIV検査は妊娠後の妊婦健診で受けることができますが、万が一ママがHIVに感染している場合、医師の治療を受けることにより、母子感染を防ぐ対策をとることも可能です。パルボB19ウイルスりんご病と呼ばれる伝染性紅班の原因となるウイルスで、妊婦さんが感染すると、およそ30%が赤ちゃんにも感染します。まれに流産や胎児水腫などを引き起こすことがあります。性器ヘルペス単純ヘルペスウイルスが原因とされる、性感染症の一つです。産道を通じて赤ちゃんに感染すると、重度の肺炎や脳炎を起こすことがあります。サイトメガロウイルス性器ヘルペスと同様、ヘルペスウイルス科のウイルスです。妊娠初期に初感染すると、流産を引き起こしたり、赤ちゃんに肝障がいや難聴などが発生する可能性があります。風疹ウイルス発熱や発疹、リンパ節の腫れなどを引き起こすウイルスです。妊娠20週頃までにママが感染すると赤ちゃんに母子感染し、聴力障害や視力障害、先天性心疾患などを引き起こす先天的風疹症候群になる可能性があると言われています。水痘(水ぼうそう)水痘は、水痘帯状疱疹ウイルスに感染することによって生じる感染症です。赤い発疹が出ることが特徴で、水疱や膿疱になった後、かさぶたになって治ります。妊娠中に発感染があると、まれに赤ちゃんに眼の異常や皮膚の萎縮が生じることがあります。梅毒梅毒トレポネーマという病原菌が原因とされる感染症です。感染部位にしこりができたり、赤い発疹が起きたりします。赤ちゃんに感染すると、神経や骨などに異常をきたす先天梅毒になることがあります。性器クラミジアクラミジア・トラコマチスという菌が原因の性感染症です。赤ちゃんに感染すると、結膜炎や肺炎を起こすことがあります。B群溶血性レンサ球菌(GBS)膣内や肛門付近にいる細菌です。母体には影響はありませんが、赤ちゃんに感染すると、肺炎や髄膜炎、敗血症などの感染症を起こすことがあります。リステリア菌食品を介して感染する食中毒菌で、妊娠中は特に感染しやすくなります。赤ちゃんに影響が出ると、敗血症と同様の症状が現れる新生児リステリア症が発症することがあります。感染症を防ぐには感染症は、人との接触、空気感染のほか、食べ物や飲み物、ペットなどの動物の体などを介する感染などで発症します。日頃から感染症を予防することを心掛けておきましょうこまめな手洗い、うがいを行う帰宅した後や、調理をする前後、食べる前、トイレの後など、手洗い・うがいを行うことで接触感染や飛沫感染を防ぎます。アルコールを含む消毒液で手を消毒するのも有効です。マスクをするインフルエンザなどにかかった感染者の咳やくしゃみなどの飛沫感染を防ぎます。外出時にはマスクを着けましょう。キッチン周りの消毒と、食品の加熱処理調理用具や調理台はいつも清潔に整え、食品はしっかりと加熱して調理して食品感染を防ぎましょう。加熱すべき食材は、中心部までしっかりと火を通すことも大切です。予防接種を受けるインフルエンザや風疹など、予防接種を受けることで感染を防ぎます。妊娠前に受けるものと、妊娠中に受けてもよいものがあるため、健診医に相談しましょう。免疫力を高める免疫力の低下は感染の確率を高めます。十分な睡眠をとり、できるだけバランスの良い食事を1日3食摂って免疫力を高めましょう。ただしつわりがある時期は食べられるものを食べられる量だけで構いません。診断の仕方と、診断後の生活について妊娠期間中は、感染症にかかっていないかを調べるために妊婦健診で検査を受けます。もし検査で感染症が見つかった場合は、赤ちゃんへの感染を防ぐためにも、医師による保健指導が行われます。治療は、感染症の種類や妊娠週数によっても異なります。妊娠中に治療しお産に備える場合や、特に母体に影響がない場合は、妊娠中は治療しないものなどもあります。何らかの感染症が見つかったら、家族や健診医や分娩医などとよく相談して、早めに対処法を考えましょう。症状の現れ方によっては、緊急に処置が必要な場合もあります。分娩施設は24時間365日開いているので、自己判断せずに相談をするように心がけましょう。参照サイト 東京都多摩小平保健所「感染症とは」 厚生労働省「参考とした文献等の概要 4 妊娠中のおくすりに関する基本的な考え方 国立成育医療センター」(平成21年) 厚生労働省「母子感染を知っていますか?」 厚生労働省「母子感染を知っていますか? HTLV-1抗体検査を受けましょう」 国立感染症研究所「風疹とは」 厚生労働省「水痘 Q1水痘とはどんな病気ですか?」 厚生労働省「梅毒に関するQ&A」 国立感染症研究所 感染症情報センター 肝炎情報センター「B型肝炎について」 首相官邸「感染症対策特集~様々な感染症から身を守りましょう~」 東京都感染症情報センター「咳エチケット」
2016年04月04日妊娠すると便秘をする人は多いです。まず、妊娠するとプロゲステロンというホルモンの働きにより、消化器平滑筋が緩みます。また、子宮が大きくなることで、胃を圧迫します。このことで、消化器運動が低下し、妊娠前であれば6時間も経てば、胃の内容物は空になるのに対し、妊娠中は6時間経っても消化しきれずに食物が残っているというような状態になってしまうのです。そして、胃の中にいつもよりも長時間食物が停滞することによって、便秘になりやすい状況になります。更に子宮内へ羊水を貯め込む働きから、腸内の水分が減ってしまうことや、つわりで十分に水分や食事が摂れないため、便の原料が不足するということもあって、妊娠初期から便秘になるわけです。また、中期や後期に起きる便秘の原因は、主に大きくなった子宮の圧迫で腸の動きが悪くなることです。 ちなみに、便秘とは、主に、通常1日1回だった排便が、数日に1回程度に減少する、排便間隔が不規則、便の水分含有量が低下し、硬便になっていることなどを指します。尚、毎日出ていても、出る便がカチカチの硬便の場合には、便秘となります。便秘にならないようにするには、水分と食物繊維をしっかり摂る、便をいつ出したかを覚えておくというのが一番ですが、もし便秘になってしまった場合には、薬を利用し、排便を促しましょう。水分がなくなってカチカチになった便をいきんで出すのは、裂肛(切れ痔)の原因になるので避けましょう。みんなどうだった? 妊娠中の「便秘」の体験談・自分で作ったゴボウ茶を妊娠初期からよく飲んでいました。根菜だから体も温まるし、無添加なので安心です。便秘にも良いですよ。(26歳)・鉄分補給の為にあさりを、便秘予防の為にひじきを、カルシウム補給の為に牛乳を摂っていました。(28歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日普段なら気にならないようなことに怒ったり悲しんだり、イライラしたり…。「妊娠」は、女性の体に大きな変化をもたらしますが、あわせて精神状態にもさまざまな影響を引き起こします。妊娠初期のイライラも、そのひとつなのです。妊娠初期には、増加したプロゲステロンというホルモンがさまざまな不調の原因となります。イライラも、このホルモンに引き起こされた症状のひとつで、つわりの一種とされています。このように、ホルモンのバランスが妊娠前と変化して、気持ちが落ち込んだりイライラしたりしやすくなっているところに、妊娠に伴って、大きな環境の変化が続きます。たとえば、夫や家族、周囲の人の態度も変化するでしょうし、仕事についてや将来の家計のことなど新たな悩みが増える人も多いでしょう。こんな状態では、イライラするのも自然なこと。イライラしているときは、そんな自分を責めず、つわりの一種だから仕方ない、と思うようにすれば、気持ちが楽になりますよ。パートナーなど親しい関係の人には「ホルモンのせいでイライラしちゃうみたい。ごめんね」と伝えておいた方が、うまくいくかもしれませんね。みんなどうしてた? 妊娠初期「イライラ」の解消法、体験談・一人目の時、旦那の母親に待望の妊娠を知らせた第一声が、「女の子がいいわね~」でした。どちらでも健康ならばいいのに、と思いました。妊娠初期の情緒不安定な時で、旦那に泣いて話した記憶があります。ちなみに、只今三人目を妊娠中ですが、二人目も三人目も同じことを言われました。本当に、空気の読めない姑でイライラします。・私の場合は妊娠初期のつわりの時期、同時に風邪気味で、イライラすることも多かったです。その時はもう本当に自分が嫌な事は絶対やらず、精神的に安定させた方がいいと思います。そうすることで気持ちも楽になりました。・妊娠初期からのつわりの時期はイライラすることが多かったです。上の子の世話をしながらだったので余計にストレスが溜まって、主人に八つ当たりすることが多かったと思います。一日、30分でもいいので一人の時間を作ると、気持ちをリセットするにも効果的でした。・妊娠初期、なかなか思うように家事が出来ない日々にイライラしたりと自分のコンディションの悪さに悩むと思います。またいつ終わるかも分からないつわりはとてもつらいですよね。一人で悩まずに旦那様や友人実家の両親に甘えること、このようなサイトなど沢山のコメント等を参考に自分の状態を把握する事が何より安心につながると思います。無理せず、体を休める事が大切です。私は、14時から16時までお昼寝の時間と決めていました。十分に自分をいたわってくださいね。・好きなものを好きなだけ食べて、家にいる間は寝ていました。家事はほとんど夫にしてもらっていました。いろんな家事を夫にしてもらって、それで私が不必要にイライラしないという事は、夫にとっても私にとっても良かったと思います。仕事はデスクワークなので、気持ち悪くならないよういつもグミ等を食べてました。・妊娠中はイライラしたり、怒ったりするとお腹が固くなり、痛くなりました。・特には覚えていませんが、後で考えると妊娠のせいでイライラしてたなと思うことがありました。(39歳)・生理中のようにイライラしていた時に「前は~じゃなかった」「もっと~だった」と、夫になにかにつけて産前と比べられました。(24歳)・精神的に不安定でイライラしやすかった時、「なんで?」と言われたことがさらにイライラの元になりました。(28歳)・感情のコントロールができず、イライラしたり泣いたりしました。(31歳)・腰痛でイライラしやすくなりました。(32歳)・受動喫煙で、仕事中にイライラしました。(30歳)・現在二人目の妊娠中です。一人目の時は仕事をしていたこともあり、つわりを感じる暇もありませんでしたが、今回はほんの少しつわりを体験しました。私の場合は吐き気もなく食欲も普通にあったのですが、家にいるとなんだかイライラしてしまい、娘に当たってしまうこともしばしばでした。そんなときは逆に外に遊びに行ったり友達に会ったり、閉じこもらないようにしました。もし吐き気などの体調面のつわりより、イライラタイプのつわりに悩まされている方がいたら、気分転換に外出したり買い物したりすることをおすすめします。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠初期には微熱を感じることがあり、これによって多くの妊婦が風邪をひいたと勘違いを起こします。これは、妊娠によって、高温期が続き、体温が下がらずに、ずっと高いままの状態になるからです。女性の体温は月経(生理)の周期によって、低温相と高温相という2つに分けられます。月経から排卵までは低温相、排卵が起きると、黄体ホルモンの影響で体温があがり、高温相に入ります。排卵された卵子が受精しなかった場合は、高温相が2週間ほど続いたのちに、体温が下がり、次の月経が始まるというわけです。一方、排卵された卵子が精子とめぐり合い、受精卵となると、妊娠を維持するために、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンが妊娠の超初期である、受精直後から分泌され、妊娠黄体を刺激し、エストロゲン、プロゲステロンを作らせます。それらのホルモンの働きで、いつもであれば、周期的にさがるはずの体温が下がらず、ずっと高温を保つため、妊娠初期には微熱を感じるわけです。ただし、38度近くの高熱の場合は妊娠の症状とは別のものですので、迷わず病院に行きましょう。みんなどうだった? 妊娠初期の「微熱」の体験談・発熱して生理の時期がずれたため、今回は妊娠はしてないだろうと思いつつ、念のためと思って検査薬を使ったら、思いがけず陽性反応がでました。彼もビックリしていましたが、そろそろできたらいいなと思っていた頃だったので、二人とも大喜びでした。・微熱が続いて、体調がおかしかったので、まさか…とは思ったけど妊娠検査薬を購入して検査しました。ドキドキする間もなく、すぐに反応がでました。結婚前でしたが、彼も喜んでくれました。・微熱が続いていて、風邪薬を飲んでも下がらなかったので、まさかと思い検査薬を使いました。陽性がでたときは嬉しくて旦那様にメールしました。・妊娠が確定するまで旦那と2人の秘密にしていました。妊娠初期は熱っぽく風邪のような体調の悪さが続き、いつも旦那に気遣ってもらってました。・早く妊娠したくて、家には必ず妊娠検査薬がありました。すごく、気分が悪くて吐き、熱っぽいなぁと思ってました。そういえば、生理がきてない、と思い、妊娠検査薬をすると印が。とても嬉しかったです。・珍しく生理が遅れ、風邪をひいたような微熱と具合の悪さが続き、まさかと思って薬局で妊娠検査薬を購入。近くのスーパーのトイレで試すと、5秒もかからず陽性反応が。どきどきしながらそのまま産婦人科に直行し、妊娠が判明。まだ五週目だったため胎嚢しか写っていないエコー写真を夫に見せたら、案の定何の写真かわかっておらず、妊娠したことを告げると、よほど驚いたのか「ほんとに!?ほんとに!?」を繰り返し、エコー写真をまじまじと見ていた。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠初期に咳の症状がでる妊婦さんがいます。咳といってまず考えられるのは、菌やウイルスなどへの感染です。妊娠中は通常よりも免疫力が下がっています。そのため、普段ならひかないような人も、風邪をひいたりしてしまいます。この場合、重症化させないように、速やかに受診し、処方の薬で治しましょう。また、つわりで吐き気などの症状がある場合、胃酸が喉にあがってきて咳込みやすくなることがあります。胃酸を中和してくれるような食べ物を摂りましょう。たとえば、牛乳やアイスクリーム、ヨーグルトなどの乳製品がいいでしょう。また、妊娠初期には、身体の水分をおなかに集めようと身体が変化します。そのため、他の場所の水分が不足してしまうことがあります。肌が乾燥するというのもこれが理由。そしてのどの粘膜の水分が足りなくなれば、咳が出やすくなります。咳が出ている時は、保湿とエチケットのため、必ずマスクをしましょう。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠初期に感じる肌のかゆみは、ホルモンバランスの変化と乾燥が原因です。妊娠初期に増加するプロゲステロンというホルモンが、肌不調の原因となります。また、肌の乾燥は、子宮に水分を貯め込もうとする働きで、身体のあちこちから水分が奪われることで起こります。妊娠中は肌が敏感になったり、これまでと肌のコンディションが変わりがちなので、低刺激の石鹸をよく泡立てて、泡で包み込むように洗いましょう。ゴシゴシ洗いは厳禁です。入浴後の保湿ケアも乾燥対策には有効です。妊娠線ケアクリームは、おなか以外にも使えるものが大半で、香りや成分も妊婦さんに合わせて作られているので、試してみるとよいでしょう。また、シミのできやすい時期なので日焼けにも注意しましょう。みんなどうだった? 妊娠初期の「かゆみ」の体験談・もともと冷え症なので、カイロを活用しています。冬の下着を上下とも着こみ、保温対策をとって体を冷やさないように気を使っています。お風呂に浸かれる日はゆっくりお風呂に入っています。また、乾燥肌なので、妊娠初期の段階で普通のボディーローション類ではかゆみや乾燥が気になる状態になってしまいました。保湿性の高いクリームに切り替え、潤いを維持できるようにお手入れしています。それでも、乾燥でかゆみがあるのでかゆみ止めを塗ったりしています。・乾燥する季節と妊娠によるホルモンバランスの乱れが相まって、腕のかゆみがひどく、赤くはれた。かゆみをがまんすれば、と思いしばらく我慢していたが、かきあとがひどくなり、ようやく健診の際に相談した。皮膚科を紹介してもらい薬をぬりだしたら数日でかゆみが治まり、かゆみをがまんするストレスがなくなった。こんなことだったら、つわりで気分が悪い上、かゆみを我慢しているのではなく、早く皮膚科に受診したらよかったと思った。産院で気になることは早めに相談できるような先生との関係を築けたら良いと思う。・妊娠初期の四ヶ月頃から湿疹があり、治まったとおもいきや、ものすごいかゆみがあるようになった。綿100パーセントのものでもごく一部しか着れず、縫い目が気になるので服を裏返しで着ていた。クリームやオイルを使っていたが、ジェルタイプのものを全身に使うようにした。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠初期には、肌荒れに悩む人も多くいます。これは妊娠期に増加するホルモン、プロゲステロンの仕業と考えられています。妊娠前には生理の直前になると肌荒れやニキビがひどくなるサイクルを繰り返している女性は多いですが、妊娠初期にはそれと似た形で、増加したプロゲステロンが、肌不調の原因となります。先輩妊婦さんの声でも、「生理前に出ていた、おでことあごのニキビが悪化した」などの声がありました。一般的には、中期には肌トラブルもおさまり、妊娠前より肌がキレイになる妊婦さんも多いので、あせらず、乾燥予防など基本的なスキンケアを心がけましょう。また、ホルモンの影響でシミができやすくなる時期なので、お出かけの際には低刺激の日焼け止めを塗る、帽子やサングラスを使うなど、UVケアも心がけましょう。みんなどうだった? 妊娠初期の「肌荒れ」の体験談・ビタミンCを、肌荒れやシミが出来やすいので摂取しました。また葉酸のグミタイプの物は、つわりの時期にも食べやすく美味しかったので、出産まで摂取出来ました。(32歳)・肌荒れがひどく、吹き出物がたくさんできました。(34歳)・最初悪阻が重く、肌荒れが酷く化粧品が全て合わなかった。中期に近付き栄養を赤ちゃんにほぼ取られているせいか、唇の両脇が切れて痛かった。後期は悪阻が少し戻り体重が減ってしまった。(30歳)・今まで皮膚荒れをしたことがなかったのですが、妊娠中にお腹全体に肌荒れを起こしてかゆみがおさまらなかったです。(29歳)・些細なことで悲しくなったり感動したり涙がよく出るようになりました。4ヶ月以降ひどい肌荒れと腰痛に悩んだ。出産後は少しはましになったが肌質が変わったような気がします。(31歳)・肌荒れになった。体質が変わって、今まで使っていた化粧品が合わなくなってしまった。また、しみができたり、あれたりして大変だった。(30歳)・肌荒れがひどくかぶれたりにきびが大量に出ました。安定期に入っても地味につわりが続いています。歯医者にも行けません。(31歳)・にきびが突然できました。産婦人科でも相談したが、ひとそれぞれと言われ、明らかに妊娠が原因なのに治療法が分からずナーバスになりました。結婚式も重なっていた為、肌荒れが非常に気になり、頑張っても頑張っても治らず涙が出ました。3ヶ月かかって自分で色々試して治しました。(26歳)・肌荒れが酷くなった。カサカサだし、シミが多くなってずっと気にしていた。たくさん化粧水などをつけていた。顔だけでなく、脇や股のところなども肌荒れした。(27歳)・肌荒れ・肌のくすみ、しみなどが突然出てきて戸惑いました。妊婦はサプリメントなどの摂取がいけないと聞いていたので悪化するばかりです。産後には治ると聞くのですが、それまで我慢しなくてはいけないのかと悩んだ。・妊娠して、肌荒れが最高にピークの時に父から「そこのブツブツ」と言われました。 その場で号泣しました。・一時期肌荒れが続いたので、いつも使っている化粧品を変えた方がいいか迷いました。(35歳)・妊婦の時、肌荒れがひどく、吹き出物がたくさんできました。(34歳)・今まで皮膚荒れをしたことがなかったのですが、妊娠中にお腹全体に肌荒れを起こしてかゆみがおさまりませんでした。(29歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日流産とは、妊娠22週未満に妊娠が終わってしまうことで、自然流産の発生頻度は約15%です。妊娠12週未満を早期流産、12週以降22週未満を後期流産と区別します。後述する「切迫流産」は、流産ではありません。妊娠初期に、少量の性器出血や軽度の下腹部痛があり、子宮口が未開大であるときは、「切迫流産」と診断されます。切迫流産とは、出血や腹痛が原因で診察を受けた場合につく病名。流産発生の危険があり、安静や入院しての治療が必要な場合があります。切迫流産は、不安になってしまう名前ですが、まだ流産してしまったわけではなく、妊娠を継続できるケースも多いので、パニックにならず、お医者さんの指示に従いましょう。一方、多量の性器出血があり、陣痛のような下腹部痛があって、子宮口が開大している時は、流産が進行している状態である進行流産が疑われます。その他、胎児及びその付属物が完全に排出される完全流産、一部が残留する不全流産、胎児が子宮内で死亡し、子宮内に停滞しているが、母体には自覚症状がない稽留流産などがあります。残念な話ですが、流産は妊娠のうち約15%に起きる、そう珍しくない現象なのです。なかでも妊娠初期の流産は、主に受精卵・胎児に問題があって妊娠が継続できないケースが大半。受精卵の染色体異常や、胎児の臓器が育たないといった理由であり、妊婦さんが生活に気をつけたからといって防げるものではありません。また、妊娠検査薬では陽性反応が出たものの、子宮内に受精卵が着床できず、そのまま月経がはじまる(検査薬も陽性ではなくなる)場合を、初期流産(化学流産、ケミカルアボーション)といいます。この現象は、これまではふつうの生理だと思われていた出血が、妊娠検査薬の発達により最近になってわかった現象で、いわゆる流産にはカウントされません。みんなどうだった? 妊娠初期の「流産」の体験談・母子手帳を貰うとき、質問される内容が、流産何回など、プライバシーに関する事もあるので、オープンな窓口に抵抗を感じました。(36歳)・双子の妊娠だったが、妊娠初期には流産の可能性もあるからと医師に言われたため、妊娠が分かってすぐには母子手帳を取りに行けませんでした。(27歳)・心拍が確認されて、妊娠初期の流産の確立が下がってから母子手帳を貰いに行きました。以前に一度流産してしまったので。院側からもだいたいそのくらいに母子手帳を貰ってきてくださいと言われました。(39歳)・母子手帳を貰う時、流産の事を記入しなくてはいけないのが辛かったです。(32歳)・母子手帳を提示して、初めて勤務時間の短縮や軽減を受けられるので、妊娠してすぐに母子手帳を交付してもらいました。前回は妊娠初期に流産になり、まっさらの手帳だけが残って悲しかったです。(34歳)・母子手帳をあまり早く交付してもらうと、万が一、妊娠初期に流産してしまった時に悲しい思いをするから、妊娠判定の婦人科ではゆっくりでいいと言われました。でも転院して妊婦健診を受けるためには母子手帳と一緒にもらえる健診補助券が必要だったので、10週で交付してもらいましたが、結局いつ交付してもらうのがよいのかがよくわかりませんでした。(33歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠したからといって仕事を辞める必要はありません。今まで通り、普通に勤務して大丈夫です。ただし、妊娠初期にはつわりなどで具合が悪くなり、周りの人に迷惑をかけてしまうことも。また、急に切迫流産で絶対安静、入院などを言い渡されることも考えられます。早めに直属の上司へ妊娠報告をしておくのがいいでしょう。また、極端に身体へ負担のかかる仕事や、自転車やバイクなど転倒の恐れがあるものに乗車する仕事も避けたほうがいいでしょう。感染症リスクの高い職場などの場合、配置換えなどを願い出る必要もあるかもしれません。今、怖いのが、サイトメガロウイルス(CMV)です。抗体陰性の妊婦が感染した場合、胎児に経胎盤感染を起こし、感染した胎児のうち、10%に小頭症などの症状が出てしまいます。陰性だった場合、乳幼児のよだれやオムツに注意が必要となります。CMV陰性の妊婦が保育士だった場合、年次の高い子どものクラスなどへの配置換えをお願いしましょう。みんなどうだった? 妊娠初期の「仕事」の体験談・看護師は妊娠中の継続が難しい職種であること、妊娠初期の浅い週数での流産は非常に高い確率で起こりうるものであることについて説明がありました。夜勤もある仕事だったのでゾクッとしましたし、すぐに医師からおめでとうと言ってもらえず、不安でいっぱいになりました。・最初の病院で検査したとき、少し卵巣がはれてることもあったせいか、絶対安静といわれました。仕事も立ち仕事であることを告げると、すぐ辞めてくださいといわれ、複雑な思いになりました。その後、病院をかえたら、その先生は仕事は辞めるべきとは言わず、様子をみていきましょうとのことでした。・この頃は仕事が忙しく睡眠3時間で夜中まで作業をしていることもあったので、周りは誰も妊娠しているとは思っていませんでした。妊娠を報告したところ、このまましばらく仕事をしていくのかなと思っていたと言われました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠初期のつわりの症状に、吐き気がありますが、妊娠中期になっても吐き気がおさまらない、中期になったら胃のむかつきがでるようになったという妊婦さんもいます。この吐き気やむかつきの犯人は、プロゲステロンというホルモンと、大きくなったおなかです。妊娠初期には、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が、妊娠黄体を刺激し、エストロゲン、プロゲステロンを産生させます。胎盤完成後はこれらの産生は、胎盤へ移りますが、分娩まで妊娠維持のため、増加し続けます。増加したプロゲステロンが、吐き気の原因となります。それから、妊娠中期には、おなかが非常に大きくなるため、大きくなったおなかが下から胃を圧迫することも原因と考えられます。消化の良いものを食べるようにし、油モノ、甘いモノは避けましょう。みんなどうだった? 妊娠中期の「吐き気」の体験談・妊婦帯をすると吐き気がしたので着けてなかったら、姑に「着けてた方が絶対楽だから着けなさい」と言われて、イラっとして反論したりしました。(29歳)・便秘。妊婦中期に入った頃、あまりの便秘に吐き気と下痢で倒れました。その後、マグネシウムのお薬、オリゴ入りミネラルウォーター、ヨーグルト、プルーンなどありとあらゆるものを試したが、ウォシュレットが一番効いたようなきがしました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠中期に発症する頭痛は、緊張性頭痛という、肩こりや腰痛が原因のものが多くなります。妊娠経過で大きくなった乳房の重さで、肩が張る、おなかをかばうために、体のバランスを崩して腰痛になり、それが背中や肩まで達して、頭痛を引き起こすというわけです。無理のない範囲でのストレッチで身体をほぐす、首から肩を蒸しタオルなどで温める、などを試してみては。また、ホルモンの変化によって偏頭痛が起こっている場合も。偏頭痛のメカニズムは、脳血管が何らかの理由で拡がり、拡がった血管によって神経が圧迫されたり引っ張られることで痛みが起こるもの。偏頭痛の場合は、ズキズキする部位を濡れタオルなどで冷やし、暗い部屋で横になって休むと、拡がった血管が収縮し、頭痛が緩和すると言われています。また、普段からコーヒーを飲んでいる人は、少量のコーヒーを飲むと症状が緩和することも。これは、カフェインの血管収縮作用で、拡がりかけた脳血管を収縮させるからです。過剰摂取を続けると妊娠の継続に影響があるとされるカフェインですが、1日コーヒー1~2杯程度なら妊婦さんでも問題ないとされています。あまりにひどい頭痛や、発熱を伴う頭痛の場合には、医師の診断を受けるようにしましょう。妊娠中でも飲める痛み止めを処方してもらえます。また、妊娠期には鉄欠乏性貧血が起こりやすくなりますが、貧血のせいで頭痛の症状がでる場合もあります。みんなどうだった? 妊娠中期の「頭痛」の体験談・兄がいておさがりもあるし、赤ちゃんばかりお祝いをもらうからママにあげると幼なじみからマッサージ機をもらいました。目が悪く、頭痛、首こりがひどかったので嬉しかったです。(32歳)・つわりの終わる頃の時期は毎日頭痛がひどかったです。・妊娠中は一定期間毎日頭痛に悩まされましたが、あるとき突然治りました。・肩こりからくる頭痛だったので、ひたすら肩を温めました。・頭痛がありましたが、カフェイン入りのコーヒーを飲むとマシになりました。・妊娠中は頭痛がひどく、病院で勧められて漢方を飲みました。・花粉症でしたが、いつもの抗アレルギー薬を飲んで差し支えないと言われたものの、気になって飲みませんでした。頭痛薬や、胃薬も必要なら内服するようにと言われ、胃薬は処方された物をずっと内服していましたが、頭痛薬は我慢しました。妊娠中ずっと尿たんぱくが+でしたが、食生活等一切指導制約はなく、本当に大丈夫なのか気になりました。ちなみに足はパンパンにむくみ、くるぶしは全く見えませんでした。・持病の薬は欠かさず必ず飲めと毎度言われていましたが、頭痛薬はかなり押してやっと出してもらえました。妊娠糖尿病で自己血糖計測を強制されましたが、数値の確認は最初だけであとは確認されなかったので、保険がおりない検査キットと針が惜しかったです。自己管理はお腹の子のためと言い聞かせたけど、強制なら確認すべきでは?と思いました。・少し頭痛がするというと薬を出され、ずっと具合が悪いより飲んで早く治した方がよいと言われた。でも薬を飲むには抵抗があって不安だった。・頭痛がひどいといっても、特に妊娠には関係ない、という通り一遍の答え。でも、たぶんそうなんだろう、と思いました。・妊娠悪阻や頭痛で寝込んでるとき、夫に「弱いな~」と言われた。(22歳)・元々便秘がちだったが、妊娠してさらに便秘になりました。1~2日出ないだけでも、むくみや頭痛、ボーッとするなどの不快感があり、産科で処方された薬に頼りっぱなしでした。・便秘はお水をよく飲むようにしました。一度あまりにも出なくて妊娠中で薬も使えず、頭痛や体のだるさまで出てしまいましたが、水を飲んで頑張りました。便秘改善のため、植物性乳酸菌飲料を飲むと比較的良かったのですが、妊娠後期からは糖が出てきてしまったので、それからは控えました。・亜鉛をとりました。頭痛持ちには良いと聞きました。(31歳)・頭痛は水分不足でなるから水分をとれば治ると言われたが、治らないことが多々あった。(28歳)・安定期頃に入った頃、頭痛がひどかったです。(34歳)・頭痛の時でも薬を飲まず、ひたすら寝て時間が経つのを待ったという感じでしたが、どうしてもひどい時は、冷却シートをこめかみに貼ると楽になりました。・もともと頭痛持ちでしたが、薬が飲めなかったので、頭痛や首の痛みは一番困りました。整体に行き、首回りを調整してもらうと、ある程度改善しました。また、妊娠中期に入ってからは、医師に相談して、ネックレスタイプの磁気をつけていました。・普段、偏頭痛がひどく、今までは決まった市販の頭痛薬を飲んで治していましたが、妊娠中はその薬が飲めない上に、産婦人科で出された薬では効かず、苦労しました。(25歳)・肩こりからくる頭痛がひどかったので、対処としては、頭痛薬は飲まずに、休みの日にできる限りマッサージに通い、抱き枕や寝る姿勢にも気をつけました。・突然、目の前が砂嵐のようになったり、視界が断片的に見えにくくなったりした後、必ず、頭痛がきて嘔吐を繰り返すことが多々ありました。病院で診療を受けると、偏頭痛の症状で妊娠中のストレスや血流の悪化が原因とのことでした。妊婦でも服用できる頭痛薬を処方してもらい、視界に変化あったらすぐ服用することで、解消できました。・休むより他の方法はなく、頭痛には薄く作ったコーヒーが効きました。妊娠中は胎児に影響があるとは言え、頭痛薬も飲めないので、普段からカフェインを取っている人は全く抜いてしまうことが原因かどうかは判りませんが、睡魔と頭痛には、かなり悩まされました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠中には動悸が起きることがあります。妊娠初期から妊娠中期にかけての動悸の原因は、主に鉄欠乏性貧血です。妊娠すると、母体の体重が増加する、胎児の血液を確保するという理由で、血漿量(液体成分)と赤血球量をあわせた血液量がアップします。ただし、赤血球量の増加よりも液体成分の血漿量の増加の方がはるかに多いため、血の量は増えますが、薄まった状態になり、貧血のようになってしまいます。これは妊婦の生理的現象で、妊娠中期になると、発症することが多いといわれています。鉄欠乏性貧血になると、疲れやすい、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、頭痛といった症状があらわれます。また、妊娠すると産生量の増える、プロゲステロンは、呼吸中枢を刺激し、動悸や息切れをおこします。更に妊娠後期(末期)近くになると、子宮の拡大で、肺を圧迫し、横隔膜の上方を押圧し、動悸や息切れを起こしやすくなります。みんなどうだった? 妊娠中期の「動悸」の体験談・張り止めをもらったが、動悸がひどくて止めました。子宮が大きくなるにつれての鬱血だと言われました。・動悸がひどくて動けない時に、主人が気遣ってくれなかった時が悲しかったです。(26歳)・とにかく体が重く、脚はむくみ手はしびれ、動悸も激しかったです。寝返りをどちらにしても辛く、めちゃくちゃ解放されたいと思いました。(36歳)・熱中症のような熱感と、寒気、動悸がしました。(38歳) 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日妊娠中期に咳の症状がでる妊婦さんがいます。この時、まず考えられるのは、菌やウイルスなどへの感染です。妊娠中は通常よりも免疫力が下がっています。そのため、普段なら滅多に風邪ひかないような人も、風邪をひいたりしてしまいます。この場合、重症化させないように、速やかに受診し、処方の薬で治しましょう。また、妊娠中期には、大きくなったおなかに胃が圧迫され、胃酸が逆流しやすく、逆流性食道炎になりやすいといわれています。妊娠初期のつわりが、出産時まで続いたという妊婦さんがたまにいますが、それは途中から逆流性食道炎の症状に変わったものと思われます。この逆流性食道炎の胃酸が喉にあがってくるという症状で咳込みやすくなることがあります。この場合、胃酸を中和してくれるような食べ物を摂りましょう。たとえば、牛乳やアイスクリーム、ヨーグルトなど。また、妊娠中は、身体の水分をおなかに集めようと身体が変化します。そのため、他の場所の水分が不足してしまうことがあります。肌が乾燥するというのもこれが理由。そしてのどの粘膜の水分が足りなくなれば、咳が出やすくなります。咳そのものが胎児へ悪影響を及ぼすという事はありませんが、咳はクセになりますし、腹筋などへの負担も大きく、かなり体力を消耗しますので、早めに対処するようにしましょう。また、咳が出ている時は、保湿とエチケットのため、必ずマスクをしましょう。みんなどうだった? 妊娠中期の「咳」の体験談・2人とも子宮が大きくなり始めると突っ張るようになりました。下の子のときには風邪をひいて薬を飲めずにひどいい咳に耐えていたら、ある朝お腹が激痛に襲われました。午後から病院でエコーしてもらったら、足をピーンと伸ばして逆子になっていて、これがとにかくずっと痛かったです。・くしゃみや咳をする時、下腹部に鈍痛があった。・妊娠中期に風邪を引いたとき、咳き込みすぎてお腹が張ったのか、全体が引きつるように痛みました。・風邪を引いていて咳がひどくなり、お腹が強く収縮するような痛みがありました。・咳が止まらず、夜も熟睡出来ないことを伝えたところ、「そうですか」と言われただけで診察終了されてしまいました。・妊娠と共に便秘になり、急激に体重が増加しました。カスピ海ヨーグルトとプルーンと足裏マッサージで中~後期は快便でした。それと、二人めだからか5ヶ月くらいから咳やくしゃみで尿漏れするようになり、尿漏れパットが必需品でした。・妊娠中は風邪をひき咳をする度に尿漏れがあり、風邪をひいている間ナプキンで対処していました。・くしゃみ・咳のたびに尿漏れがあり、マタニティビクスで骨盤底などをしめるトレーニングやトコちゃんベルトで骨盤の緩み防止を実施中。改善されるまではいっていません。・くしゃみや咳をした際に、少量の尿漏れをしてしまう事があります。・くしゃみや咳をする反動で尿漏れがあり、頻繁にパンツを変え清潔にしました。・トイレに行ってくしゃみや咳をすると少し尿が漏れるので、おりものパッドと尿漏れシートで対処しました。・もともと便秘でしたがさらにひどくなり、病院で出されたお薬を飲んでいました。あと、尿漏れは、くしゃみや咳で出て困りました。・咳をすると軽い尿漏れをするようになりました。出産まで尿漏れシートを使い、産後には産褥体操をする予定です。・咳をする時くしゃみをする時には尿漏れしないように力を入れたり気をつけました。・咳き込んで、自分では尿意を感じてないのに尿漏れしました。風邪かと思い内科で診てもらったところ、咳喘息と診断され、吸引器をもらい咳は落ち着きました。・風邪をひき、咳がひどい時に、尿漏れがありました。風邪が良くなるとなくなりました。 赤すぐ妊娠情報
2016年04月04日こんにちは、ママライターのfurahaです。妊娠中は控えたほうが良いとされている、タバコ、アルコール、カフェイン。タバコやアルコールは、低出生体重児や胎児アルコール症候群を招く危険性があり、明らかに胎児に害があることがわかっています。その一方で、カフェインが胎児に及ぼす影響に関してはまだ研究中で諸説あり、どのような影響があるのかよく知らない妊婦さんも多いのではないでしょうか?また、タバコやアルコールのように完全にやめないといけないというわけではなく、カフェインは少量であれば問題ないという考え方もあります。そんな妊婦さんが知っておくべきカフェイン情報、そして妊婦さんに人気のハーブティーについて紹介します。●妊娠中にカフェインを控えないといけない理由なぜ妊婦さんがカフェイン摂取量に気を付けないといけないかというと、カフェインは胎盤を簡単に通過してママから胎児へ送られてしまうから 。胎児は代謝能力が低いため、カフェインをうまく分解して排出することができず、体の中にどんどんカフェインが蓄積されて血中濃度が高くなってしまいます。また、カフェインには血管を収縮させ胎盤への血流を減らしてしまう作用があるため、胎児へ酸素や栄養が十分に送られなくなる危険性も。さらに、利尿作用もあるので、妊娠期間に必要とされているカルシウムや鉄分を尿として排出し吸収を妨げる働きもあります。これらは既に研究でも証明されていることで、妊娠期のカフェイン摂取に関しては世界中で研究が行われています。アメリカの産科学と婦人科学の専門誌『American Journal of Obstetrics and Gynecology』では、『流産の危険性は毎日のカフェイン摂取量に比例すること。1日に200mg以上のカフェインを摂取する女性は、全くカフェインを取らない女性に比べ、流産の確率が2倍になる』と発表されています。また、イギリスのレスター大学が行った研究でも、カフェイン摂取量が1日100mg以下の妊婦さんと比較し、低出生体重児の子どもが生まれるリスクが、100mg~199mg摂取の人で20%、200mg~299mg摂取の人で40%、300mg以上摂取で50%高くなる、という結果が出ています。研究によってどれくらいの摂取量をよしとするかに多少の違いはあるようですが、少なくとも、カフェインは胎児の発達障害や低体重を招き、害があることは確か !妊婦さんはできるだけとらない方がいいということがわかります。●妊娠中も少量のカフェインであればOK!とはいうものの、カフェインを含むコーヒーや紅茶が好きでリフレッシュするために飲んでいる、という女性は多いと思います。妊娠を機にそれらを完全に断つというのは、ストレスの原因にもなりかねないので、コーヒーや紅茶がどうしても飲みたいという妊婦さんは摂取量に気を付けましょう 。妊婦さんの1日のカフェイン摂取量は、WHOでは300mgまで 、ヨーロッパやアメリカでは200mgまで にしたほうがいいとされています。1日200mgまでの場合、目安としてはコーヒー1〜2杯程度。日本では明確な基準はありませんが、コーヒーであれば1日1杯、多くても2杯程度にとどめるように推める産科医が多いようです。また、コーヒー・紅茶に比べて含有量は少ないですが、緑茶・ウーロン茶にもカフェインは含まれています。水分補給をする際も、緑茶・ウーロン茶ではなく麦茶を飲むほうがいいでしょう。カフェインを気にせずコーヒーや紅茶を飲みたいという方には、デカフェ やノンカフェイン のものがおすすめです。●妊娠中・授乳中はハーブティーにも注意が必要!カフェインを気にせずお茶を飲めるということで、ハーブティーを妊娠中に好んで飲む方も多いと思います。香りもよくリラックスできるハーブティーですが、実はハーブティーにも妊婦さんに向かないものがある ので、種類を選んで飲むようにしましょう。●妊娠中は飲まないほうがいいハーブ・セントジョーンズワート・セージ・ハイビスカス・フェンネル・レモングラス・サフラン・アロエ・ハトムギ・ジャスミン・カモミール・ラベンダー他にも妊娠中に避けるべきハーブはたくさんありますが、なじみのあるハーブで注意したいものをピックアップしました。上記ハーブの多くは子宮を収縮させたり子宮を刺激する作用があるため、妊娠中は飲まないようにしましょう。また、ラベンダーのように神経系に作用を及ぼすハーブも妊娠中は避けたほうがいいと言われています。上記全てではありませんが、ほとんどのものは授乳中も避けたほうがいいとされているハーブなので、妊娠中だけでなく出産後もハーブティーを飲む際は気を付けたいところです。●妊娠中に飲み過ぎないほうがいいハーブ●ローズヒップビタミンCを多く含み、疲労回復や美肌作用で知られているローズヒップですが、多量に摂取すると下痢症状 を起こすことがあります。●ペパーミント消化不良や吐き気を解消してくれるので、つわり症状を和らげてくれる反面、子宮の筋肉を収縮させる 作用もあるため、妊娠中の過剰摂取は避けましょう。●ショウガつわりを解消したり、代謝をよくしてくれるショウガ。しかし、ドライジンジャーを摂取し過ぎると消化器官へ悪影響を及ぼしたり、低血糖になる可能性 があります。●妊娠中でも飲めるハーブ●ルイボスティー妊娠中に不足しがちなミネラルが豊富に含まれており、血行促進、便秘解消、美肌作用などがあります。妊娠中から授乳中まで飲むことができるハーブです 。ただし、飲み過ぎると下痢症状がでる場合もあるので、注意をしましょう。●ダンディライオンルート利尿作用によるむくみ予防、便秘解消、さらに母乳の出もよくしてくれるので、妊娠中だけでなく授乳中にもおすすめのハーブ 。タンポポコーヒーとしても知られています。●ラズベリーリーフ(飲んでいいのは妊娠後期から)陣痛を和らげ子宮の動きを滑らかにしてくれるため、臨月の妊婦さんにおすすめのハーブ。母乳分泌を良くし、母体回復にも良いとされているので、産後にもおすすめのハーブです。ただし、子宮をけいれんさせる作用もあるため、妊娠初期や胎児が安定していない時期には飲まないほうがいいとされています。飲む時期に注意しましょう 。----------こうみると、なじみのあるハーブでも実は妊娠中は適さないものが意外に多いことがわかります。アメリカやイギリスでは、必要がない限り妊娠中のハーブ摂取は推奨されていないくらい、ハーブは種類や摂取量によっては胎児や母体の健康に悪影響になりかねないことも覚えておきましょう。【参考リンク】・Maternal caffeine intake during pregnancy and risk of fetal growth restriction: a large prospective observational study()●ライター/furaha(ベビーマッサージ講師)
2016年04月03日こんにちは、ママライターのみいゆです。妊娠は病気ではないと言われますが、人によってはつわりがひどかったり体調が思わしくなかったりと、さまざまな症状が表れます。特に仕事をしている方にとって、妊娠が分かった場合、 「職場にはいつ言おう」「つわりがひどいときはどうしよう」などいろいろと心配事があるのではないでしょうか。今回は女性が妊娠が分かってからの職場での振る舞い方や行動についてご紹介していきましょう。●プレママが仕事をするうえでの心構え4つ●(1)できれば早く妊娠の報告をする妊娠初期は流産するかもしれないというのが一番気がかりですね。そのため職場への報告は安定期を迎えてから、という方もいらっしゃいます。妊娠前とさほど体調の変化も少なく普通に仕事ができる方もいれば、妊娠が分かったくらいからつわりがひどく、以前のように仕事をスムーズにできなくなる方もいます。自分ではコントロールできないため、つわりがピークを迎える妊娠3か月くらいまでには、上司にだけ報告する などしてアピールしておくのも大切なことです。●(2)やれる仕事をきちんとこなす国が定めた労働基準法第六五条に『妊娠中の軽易業務への転換』という法律があります。もし妊娠中の女性が請求した場合においては、他の軽易な業務に転換させなければならないという決まりです。特に普段は力仕事をしている場合ですと体に負担がかかりますので、座ってできるような軽作業に変更を申し出ることができますね。しかし、妊娠してるからといっていつでも優遇されていては周りの目も気になるところ。今までやっていた仕事にできないものが出てきたら、代わりにできる仕事を率先して探してやりましょう 。そうすれば、具合が悪くて早退やお休みしてしまったときでも、周りの人から不満が出ることはまずないでしょう。●(3)適度に動くことを心がけるいつも座っている仕事やいつも立っている仕事をしていませんか。以前は気にならなかった体勢でも、妊娠してお腹がふくらみはじめると体のあらゆる場所に負担がかかってきます。ここは意識して一時間ごとに座ったり立ったりするなど、適度に体を動かしましょう 。筆者は妊娠中デスクワークをしていて、忙しいのをいいことに長時間座って仕事をしていました。やっと終わったと思って急に立ち上がるとめまいとフラつきで倒れそうに。冬の寒い時期もあって足元はかなり冷えていました。今考えると危険ですので、必ず時間を決めて動くことををオススメします。●(4)効率よく仕事をするクセをつけよう妊娠前は残業をして終わらせたかった仕事も妊娠するとそうもいきません。妊娠しながらのフルタイムの仕事は、自分では気にしていなくても体をとても酷使しているのです。きっと、以前よりも帰宅してからどっと疲れがあふれ出ることがあるでしょう。これが毎日続くと体が悲鳴をあげますし、お腹の赤ちゃんにもあまり良い影響を与えかねません。できれば残業をしないような仕事のやり方 を考えましょう。明日に持ち越せるものは今日は潔く諦める、常に時間を気にしながら、「これをやったら次はあれに取り掛かろう!」など計画を立てながらやると良いですね。効率よくやることにデメリットはありませんし、むしろメリハリがつくことによって、仕事に対する姿勢も良いものに変わっていきます。----------いかがでしょうか。妊娠すると思わぬアクシデントもあるかもしれません。経験していないと妊娠中の女性の体にどんな症状があるかはあまり理解されないものです。そんなときでも気持ちよく仕事をするには、周りの上司や同僚との兼ね合い が大切です。体調の良いときはできることを見つける、体調不良のときは潔く休養を取ること。育児休暇を取る場合、復帰後のことを考えるとなおさらですね。まずは元気な赤ちゃんを産めるように、仕事でムダなストレスをためないよう妊娠期間を乗り越えましょう。●ライター/みいゆ(ママライター)
2016年03月25日こんにちは!ママライターのなかやまあぽろです。先日娘の1歳の誕生日を無事に迎え、そのせいか最近はよく妊娠中のことを思い出します。わたしはいわゆる“食べづわり”でした。なにか食べていないと気持ち悪いという症状が妊娠初期にあり、 朝から晩まで食べもののことで頭がいっぱいで、仕事中はこっそりグミなどを食べてしのいだ思い出があります。妊娠中期になれば治まるのかなと思っていましたが、それ以上続き、体重が2週間で4kgも増加 してしまい、産科医に注意された苦い思い出も。そうかといって食事の量を減らしても、赤ちゃんに影響が出るのでは……と、悩む日々が続きました。同じような経験をされている方も多いのではないでしょうか。今回は厚生労働省のデータを参考に、妊娠中のヘルシーな栄養のとり方をご紹介したいと思います。●ポイントは、主食・主菜・副菜が整った食事をとること!厚生労働省の日本人の食事摂取基準によると、非妊娠時の1日に必要なエネルギーは約2,000kcalであるとされています。妊娠初期はそれにプラス50kcal、中期は250kcal、後期に入るとなんと450kcalも余分に摂取するのが望ましいそうです。だからといって、あれこれ好きなものだけ食べる、というのはNGです。食べたものは血液と一緒に赤ちゃんに送られる ので、あまりにも高カロリー、高タンパクであるものは考えものです。ヘルシーかつ必要な栄養をとるポイントは、主食・主菜・副菜というベースがきちんと整った食事をとること。これに気を付けていれば、自然とバランスよく妊娠中に必要な栄養がとれるとされています。●ヘルシーで栄養をバランスよくとるためのポイント7つ●(1)主菜でしっかりタンパク質を!赤ちゃんの血液や筋肉の発達に必要なのがタンパク質です。主菜としてオススメなのが、タンパク質が多く含まれている肉や魚 です。特に牛肉や豚肉はヒレ、鶏肉はささみ、魚は白身のほうが脂肪分が少ないので、より安心ですね。●(2)エネルギー源の主食はしっかりとる体を動かすエネルギー源として必要なのが炭水化物です。パンや麺類に比べ、ごはんは塩分が少ないのでごはんを基本とした献立を立てるとよいでしょう。●(3)塩分・脂肪分・糖分のとり過ぎには注意!甘いものや脂っこいもの、しょっぱいものがどうしても欲しくなるころ。でも肥満やトラブルになる原因なので、とり過ぎには十分注意を!特に塩分のとり過ぎは、塩分を代謝する腎臓の働きに影響し妊娠高血圧症候群のリスクが高まる ので、一日の塩分量を意識することがポイントです。●(4)葉酸は妊婦さんの心強い味方“葉酸”と聞くと、赤ちゃんの障害のリスクを下げることができるという認識をしている方が多いのではないでしょうか。実はそれ以外にも、ママの貧血や動脈硬化の予防になる という働きも報告されています。ほうれん草やブロッコリー、納豆にも豊富に含まれているので、サラダや副菜としてもとり入れやすいですね。●(5)カルシウムや鉄をたっぷり含んだ食材を選んで年輩の方から、「出産すると歯が1本抜ける」という言葉を一度は聞いたことがありませんか?妊娠中にママが摂取した栄養の中で、特に赤ちゃん優先に使われるのがカルシウムや鉄です。乳製品や牛肉の赤身、レバーや青菜を積極的にとり、ママ自身もしっかり補うようにしましょう!●(6)ビタミン・ミネラル・食物繊維も忘れないで妊娠中はホルモンの影響や赤ちゃんの成長に合わせて子宮がどんどん大きくなり、腸の働きが低下し便秘になってしまう ことも。根菜や昆布などの海藻類は食物繊維がたっぷりなのでオススメ。また、野菜や果物もバランスよくとり入れて、ビタミンとミネラルも補いましょう。●(7)水分補給を心がけてへその緒を通じて赤ちゃんへ栄養や酸素を送るのは、ママの血液。水分を意識してとらないと、血流がスムーズにいかないこともあるそう。こまめにしっかりとって、血液の循環をよくすることを心がけましょう。目安は1日1~1.5Lとされています。----------妊娠中のママの体は絶えず変化し、さまざまな症状やリスクと向き合わなければいけません。現代のわたしたちの生活では、一食で全てをバランスよくとはなかなか難しいのかもしれませんが、一日三食のバランスを考えることは難しくありません。健康な妊婦生活が送れるように、ヘルシーかつ必要な栄養がしっかりとれるような食事を心がけてくださいね!【参考文献】・『妊娠生活2013ー2014 初めての妊娠、出産、産後まで。この1冊があれば安心!』おはよう奥さん編集部・編集●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)
2016年03月23日【ママからのご相談】現在妊娠3か月です。待望の妊娠がわかって大喜びしているのですが、まだ体に大きな変化はなく、少しでも妊婦さんらしいことをしたいなーと考えています。そこでスーパーのマタニティコーナーに行ってみたところ、いろいろな種類のマタニティグッズがあったのですが、どれを買えばいいのか、何が必要なのかわからず何も購入できていません。マタニティ用の下着や腹帯、マタニティウェアなどはどんなものを選べばいいのでしょうか。●A. 長いようで短い妊婦生活。マタニティグッズは、なるべく産後も使えるものを選ぶようにしましょう。ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。まだまだ見た目ではわからない妊娠初期でも、マタニティグッズを買ったり身に着けたりしていると「妊婦さんになれたんだ」と晴れやかな気持ちになることができますね。しかし、妊娠期間は長いようでとても短い一時的なもの。せっかくなら、産後も長く使えるものを選んで、良い買い物をしたいですね。また、モノを増やしたくない妊婦さんは家の中にあるものでマタニティグッズを代用することをおすすめします。●マタニティグッズってどんなものがあるの?●マタニティインナーマタニティ用のブラジャーやショーツ、肌着など。ブラジャー、ショーツともに妊娠するとサイズが変わるので購入する妊婦さんも多い です。ブラジャーは、ノンワイヤーで締め付けないタイプのものや授乳ができるものもあります。ショーツは、大きくなったおなかを包むタイプのもので、ヒップのサイズも妊婦さん仕様になっています。ブラジャーとショーツがセット売りになっているものもあります。●腹帯おなかを保温したり、おなかを支えたりしてくれます。おなかを下から支えて腰に巻き付けるベルトタイプや腹巻タイプもあります。保温目的として妊娠初期から着用する妊婦さんもいますが、妊娠5か月で戌の日の祝いのタイミングから着用することも多いようです。ベルトタイプのものは、骨盤の動きを制限することで腰痛や尿漏れへの対策もすることができます。産後の骨盤ダイエットと兼用できるタイプのものもあります 。●マタニティウェア妊婦さん用のアパレル用品。ゆったりとしたデザインで授乳ができるタイプのものも多く売られています。●先輩ママのマタニティグッズ体験談3つ●マタニティグッズを多くそろえた結果、タンスの肥やしに『マタニティグッズは結構そろえていました。マタニティ用のブラジャーは妊娠がわかってすぐから使用しました。妊娠中ずっとおっぱいが張って痛かったので妊娠前のブラジャーはつけられませんでした。ショーツもおなかを包んでくれるタイプのものを買いましたが、臨月のころには破れてしまっていました。マタニティウェアはズボンを中心に買っていました。妊婦さん用なだけあって履き心地はよく、産まれる直前までボトムスには困りませんでしたが、産後は使っていません 。次の妊娠の予定もなくタンスの肥やしになっているので誰かにあげようかな、と考えています』(30代/男の子ママ)●ほとんど買わなかった『わたしはマタニティ関連のグッズはほとんど買っていません。妊娠生活に使っていたマタニティグッズは産婦人科に入院準備として用意するよう言われていたマタニティ用のパジャマとサイズに合わせたブラトップだけ。パジャマは妊娠中も楽な格好で寝られて、産後も授乳できるパジャマは大活躍でした。ブラジャーは産後も授乳で使えそうなブラトップを数枚買って、それをしばらく着用しています。お洋服も長めのワンピースやトップスで十分だったので妊婦用は買いませんでした。ボトムスは総ゴムのものを履いたりヘアゴムを通して自分でウェストを延長させたりして、なんとか乗り切りました 。腹帯関係は買わず、手持ちの毛糸のパンツをはいていました』(30代/女の子ママ)●必要に応じて購入『マタニティインナーはブラジャーのみ購入。産後も使おうと授乳できるタイプのものをしてましたが、産後はまたサイズが変わってしまい、結局買いなおしました。腹帯は腹巻タイプのものとベルトタイプのもの両方持っています。1人目のときは腹巻タイプのものしか買わなかったのですが、2人目妊娠時腰痛がひどかったのでベルトタイプのものを購入。マタニティウェアは高価なので買わないつもりでしたが、1人目の時妊娠前の服をムリして着ていたらおなかの部分が伸びてしまって結局産後着られなくなってしまったので、妊娠期間中用の安い洋服を何着か買って、それをローテーションで着ていました 』(20代/男の子2人のママ)●マタニティグッズの必要性はママによって異なるいかがでしたか?マタニティグッズは、ママの体型や体調の変化、価値観によって必要・不必要なものが決まります。ぜひご自身の生活にプラスになるものを選んで、快適なマタニティライフをお過ごしくださいね。●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年03月21日【ママからのご相談】妊婦健診で妊娠糖尿病の診断が出てしまいました!妊娠がわかってからは、普段以上に栄養面や体重管理に気を付けていただけにとてもショックです。これからどんなことに注意して過ごせばいいのでしょうか?●A. 基本は今の生活のままでOK! 食事制限はかえってNG!齋藤惠です。ご相談ありがとうございます。相談者さまは妊娠糖尿病とのことですが、ご相談を伺う限りでは特別に不規則な生活をしているわけではないようですね。そうであれば、今の生活スタイルを無理して見直す必要はないと思います。一般の糖尿病と妊娠糖尿病は別物 ですので、自己判断で食事制限などをしてしまうのはかえって赤ちゃんにとって良くないですよ。●妊娠糖尿病とは?日本産科婦人科学会のホームページによると、妊娠糖尿病とは**********『妊娠中にはじめて発見された糖代謝異常です。なお、妊娠前から既に糖尿病と診断されている場合や、妊娠中に“明らかな糖尿病”と診断された場合は妊娠糖尿病には含めませんが、これらは妊娠糖尿病より重度の状態ですので、血糖をより厳密に管理する必要があります。また妊娠前に糖尿病と診断されている場合は、血糖を十分管理した上で計画的に妊娠することが、健康な赤ちゃんを産むために非常に大切です』**********と記してあります。この文章からも、やはり妊娠糖尿病は一般の糖尿病とは違う状態だということがわかります。必要以上に重く捉えないようにしましょう。●妊娠糖尿病のリスクは?念のため、上記ホームページで挙げられている、妊娠糖尿病と診断された場合に想定される合併症のリスク を紹介しておきます。**********お母さん:妊娠高血圧症候群、羊水量の異常、肩甲難産、網膜症、腎症など赤ちゃん:流産、形態異常、巨大児、心臓の肥大、低血糖、多血症、電解質異常、黄疸、胎児死亡など**********繰り返しになりますが、これらの合併症は妊娠糖尿病と診断された場合、その症状がきわめて重大であれば起こり得るものです。妊娠糖尿病と診断されたからといって、「流産や胎児死亡の可能性が高くなってしまった!」などと心配しストレス抱えてはいけません。上記のリスクを防ぐために定期的に健診を受けているのです。主治医の指示に従って、治療や正しい生活改善を行うことが大切です。●どんな治療法があるの?まずは食事療法を行うのが一般的です。妊娠するとつわりからくる偏食などが原因で食生活が普段以上に乱れていることが懸念されます。その際には病院から栄養に関する指導を受ける必要があります。特に妊娠後期になってくると、へその緒を通じてママから赤ちゃんへ直接栄養を届けなければいけませんので、バランスの良い食事を摂ることが重要になってきます。しかし、食生活に問題がない場合や見直しても改善が見られない場合には、インスリン注射を行います。この注射は皮下注射なので赤ちゃんに影響を及ぼすものではありません 。インスリンが効きすぎて低血糖になってしまわないように注意しながら、毎日決められた量を投与していきます。●間違った情報に振り回されないで!妊娠糖尿病と診断されたら、第一に病院や主治医からのアドバイスを最優先に受けてください。巷にあふれる情報の中には、「炭水化物を抜くと血糖値が下がる」など間違ったものが数多くみられます。大切な赤ちゃんを守るため、ママが率先して情報を集めたくなる気持ちは当然ですが、それらが誤った情報であっても誰も責任をとってくれません。「どうにかしなきゃ!」と精神的にストレスを抱えてしまっては赤ちゃんにも負担になります ので、ゆったり構えて必要な治療を淡々と行うようにしましょう。【参考リンク】・妊娠糖尿病 | 日本産科婦人科学会()●ライター/齋藤惠(金融コンシェルジュ)
2016年03月21日【女性からのご相談】現在妊娠しており、もうすぐ妊娠5か月になります。つわりはおさまり、体調はだいぶ安定してきました。私が住んでいる市では、妊婦の歯科検診が公費で受けられるようなのですが、やはり受けておくべきでしょうか?妊娠中ではありますが、 フルタイムで仕事をしているためなかなか時間がとれず、どうしても優先順位が下がってしまいます。●A. 妊娠中の歯茎トラブルは早産につながることも。ぜひ歯科検診へ!こんにちは、ママライターのacoです。ご相談ありがとうございます。このたびは妊娠おめでとうございます。フルタイムでお仕事をしていらっしゃるためスケジュールの調整が難しいかもしれませんが、ぜひとも歯科検診を受けていただきたいと思います。なぜなら、妊娠と歯茎トラブルは一見何の関係もないように思えますが、実は早産や低出生体重児を産むリスクにつながることもある からです。●妊娠中に起こる口腔環境の変化4つ妊婦さんの口の中の環境は、妊娠をしていないときと比べ大きく変わっています。助産師であるSOLANINさんの著書『最強母乳外来 ママをたすける実践編!』では、次のような変化があると記されています。●(1)歯周病菌が増える妊娠すると増える女性ホルモンは、歯周病菌の好物でもあるため、妊婦さんの口の中には歯周病菌が増えます 。それにより歯茎がはれたり出血しやすくなったりします。●(2)だ液の分泌量が減るだ液の量が減り、口の中が乾きやすくなります。●(3)だ液の酸を中和する力が落ちる妊娠中は口の中が酸性のままの状態になりやすいです。さらにつわりで歯磨きが十分にできなかったり、食事回数が増えたりすることもあるため、虫歯のリスクが上がります 。●(4)歯肉の免疫力が低下する体だけでなく歯肉も免疫力が低下するため、歯周病菌や虫歯菌に攻撃されやすくなります。----------思った以上に口の中のトラブルに見舞われやすいことがわかりますよね。実は私も第一子妊娠中に歯科検診を受けたところ、生まれて初めての虫歯が見つかり、がっかりした経験があります。●重い歯周病は、早産や低出生体重児が産まれる原因に妊婦さんが歯周病を重症化させてしまうと、そうでない妊婦さんよりも早産や低出生体重児を産むリスクが何と5.9倍も高くなる といわれています。口の中に歯周病菌が増えると免疫のバランスが崩れ、血液中に『サイトカイン 』という物質が放出されるようになります。このサイトカインが増えるにつれ、子宮が収縮しやすくなり、早産などの原因となるわけです。----------いかがでしたか?妊娠中の歯科検診、お腹の赤ちゃんのためにも大切だということがわかっていただけたのではないでしょうか。受診のタイミングとしては、つわりがおさまった妊娠4か月ごろがおすすめです。妊娠後期になるとお腹が大きくなるので、診察の際あおむけになると苦しくなったり気分が悪くなったりする可能性があります。もし治療が必要であればそれまでに完了できるといいですね。【参考文献】・『最強母乳外来 ママをたすける実践編!』SOLANIN・著●ライター/aco(フリーライター)
2016年03月19日【ママからのご相談】こんにちは、現在妊娠7か月のプレママです。初めての出産でいろいろ不安です。よろしくお願いします。実は、先日病院で赤ちゃんが逆子と言われました。逆子体操のやり方を書いたプリントをもらい、大体のケースは治ります、と説明してもらったのですが、 私も母の胎内で逆子だったようで、結局母は帝王切開で私を出産しています。帝王切開は傷が治るまで時間がかかるので入院も長いと聞くし、仕事の事情で入院が長くなるのは避けたいです。逆子は遺伝してしまうのでしょうか?逆子体操だけで、本当に逆子は治りますか?●A. “逆子=遺伝”とはかぎらない。クヨクヨせずにできるだけの対策を。こんにちは!妊娠中のご相談を聞くとちょっと懐かしい気持ちになる、ライターの月極姫です。お仕事の事情ということは、産休後にすぐお仕事復帰されるのでしょうか?これから忙しくなりそうなので、せめて妊娠中から出産にかけてはゆったりとした気持ちで過ごしたいですよね。ご心配の逆子ちゃんですが、医師から逆子体操の指導をされたのであれば、体調変化が無いかぎり早速今日から実行してよいでしょう。また、ご心配の“遺伝”については、あまり考えなくてもよいと思います。母娘間で、逆子になりやすい子宮の形状が遺伝することがある、というだけの話であり、逆子は病気でもなんでもありません。主治医に「帝王切開を極力避けたい」という意思を伝えれば、お母様の時代よりは格段に豊富な選択肢を示してくれます。ではまず、「逆子」とはどういう状態を指すのでしょうか?●普通分娩できるケースもある! 逆子ちゃんのタイプいろいろひとくちに逆子と言っても、その姿勢はさまざま。普通分娩で出産できることもあります。ただし、分娩がうまくいかず途中から緊急帝王切開に切り替えるケースもあるので、医師の指示を仰いで慎重に検討していきましょう。(1)単殿位:頭が上、お尻が下、両足先が上を向いている状態です。出産時に足がひっかかりにくく、お尻から生まれてくる姿勢です。普通分娩で出産するケースも多い のがこのタイプです。(2)足位:頭が上、両足または片足先が下を向いてピンと伸びており、“気をつけ”に近い姿勢です。両足とも伸びている場合は全足位、片膝が折れている場合は不全足位と呼ばれます。(3)膝位:頭が上、両膝または片膝が下を向いている姿勢です。そのまま出産すると膝から出てくるような状態になります。両膝とも下を向いている場合は全膝位、片膝を立てている場合は不全膝位と呼ばれます。(4)複殿位:頭が上、足はいわゆる“体育座り”の状態です。完全な体育座りの場合は全複殿位、片足が上がっている場合は不全複殿位と呼ばれます。(1)の単殿位以外は、普通分娩を断念するケース がほとんどです。たとえ(1)でもママさんの体質や産道の形状、赤ちゃんの状態によっては、最初から帝王切開を選択する場合もあります。そもそも逆子の原因はすべてが解明されているわけではありませんが、「子宮筋腫、子宮内膜症などが原因で子宮の形状が通常と違い、上部に頭が収まりやすい」「羊水が多めで赤ちゃんが小柄であるため、出産間際まで赤ちゃんが動いてしまう」「母体が冷え性で赤ちゃんの動きが妊娠全期にわたって不活発」などの原因が考えられます。逆子の改善方法と言えば『逆子体操』 がもっとも有名ですが、他にも改善法があるので覚えておきましょう。●医師が推奨する逆子の解消法5つ●(a)逆子体操30週目以降に行うのが一般的です。産院から体操の図解をもらったり、実践指導を受けたりします。育児本や関連サイトにも、分かりやすい図解がたくさん載っていますね。さまざまな体位がありますが、どれもお尻の位置を高く上げて赤ちゃんの回転を促すものです。有名な『シムズの体位』 は、プレママさんにとっては最初はキツく感じるポーズですが、慣れてきてお腹のハリがなければそのまま就寝してもOKです。逆子体操を実践することで「次の健診で治っていた」「数回で治った」という事例が数多くあります。まずはこの体操を素直に実践してみるのが、逆子治しの王道です。じつは筆者の子どもたちは2人とも8週まで逆子でしたが、数回の逆子体操であっさり改善しています。●(b)就寝時の姿勢による方法ママさんが“横向きに寝る”だけの簡単な方法なのですが、どちら向きでも良いというわけではありません。「赤ちゃんの背中が上に向くように寝る」 というのがポイントです。現在の赤ちゃんの向きを受診時に教えてもらい、実行します。体操よりもさらに母体への負担が少なく、安全で効果的な方法です。●(c)食事療法母体が冷え性だと、赤ちゃんの胎動が不活発になりなかなか逆子が改善しないことがあります。逆子体操を行いながら“体を温める食事” を実践していきます。汁ものや温かい食べ物、飲み物を積極的に摂取しますが、食材の中には、こんにゃくのように「どう調理しても体を冷やしてしまう食べ物」があります。体を温める効果が強い食材を積極的に摂取し、赤ちゃんの動きを促していきましょう。●(d)外回転術(34週目以降)医師がお腹を圧迫して、赤ちゃんの回転を促します。熟練した専門家でなければ危険なので、当然ながら自己流の圧迫はNG です。他の方法で改善しなかった場合に備え、主治医に確認しておくとよいですね。●医学的根拠は不明なのに、不思議と効果的な逆子解消法2つ●(ア)鍼灸(しんきゅう)、ツボ押し最近ではこの鍼灸による逆子治療を推奨する医師も増えています。逆子体操でも改善しなかった妊婦さんの中ではじわじわ人気が出てきている方法です。鍼灸治療によって母体の冷えが改善し、胎動が促進されるというものですが、当然専門家にしか行えない方法です。妊娠中に刺激してはいけないツボもあるので、自己流は厳禁 。治療院を紹介してくれる医師も多いので、まずは主治医に相談してみてください。●(イ)胎児への語りかけ胎教教室などでもよく指導される方法です。「くるっと回って頭を下にしてね」「頭からするんと出てきてね」など、ママがお腹の赤ちゃんに向かって話しかけます。母体側への暗示効果、リラックス効果 により実際に胎児の動きが活発になり、逆子が治ったという例が少なくありません。妊娠中は、まだ見ぬ赤ちゃんとの不思議な一体感を経験された先輩ママも多いはず。言葉はわからなくても、赤ちゃんはママの気持ちを正確に受け取っているのかもしれませんね。----------いかがでしたか?逆子が改善する見込みはまだまだあります。できる限りのことを実行しているうちに、あっさり逆子が治っていてビックリ、というケースも少なくありません。ただ、くれぐれも母子の安全が第一です。事情はおありでしょうが、帝王切開を避けたいあまり無理をしてはいけません。とくに逆子体操は実行中にお腹のハリを感じたらすぐに中断、主治医のアドバイスを仰いで、無理のない範囲で進めていきましょう。どのような出産方法でも、ママがリラックスして臨めればそれが一番です。【参考文献】・『主婦の友社シリーズ バルーン 妊娠大全科』山岡京子・編●ライター/月極姫(フリーライター)
2016年03月17日こんにちは。保育士ライターのyossyです。妊娠中や産後に内痔核(いわゆる“イボ痔”)に悩む人は多いものです。症状が症状なだけに、なかなか周囲の人には相談しづらいものですよね。でも、放っておいて内痔核がひどくなると“脱肛”に発展することも……。基本的に、内痔核・脱肛は大きな心配がいらないケースが多いですが、注意点を知っておけば、早期に治したり悪化を食い止められたりすることもあります。ここでは脱肛の症状や原因、対処法を見ていきましょう。●脱肛は、内痔核(イボ痔)が悪化してなるケースが多いそもそも、脱肛(肛門粘膜脱)というのは、肛門や直腸の粘膜が外に出てきてしまう症状のことを言います。高齢が原因でなるケースもありますが、多くの場合は“内痔核”が原因です。内痔核とは、いわゆるイボ痔のこと。肛門にふくらみ(イボのようなもの)ができて、出血や脱出などの症状 があらわれる病気です。一般的には出血して気付く人が多く、その時点で痛みはないことが多いといいます。そして、内痔核の症状が悪化して痔核が大きくなったり、周囲の組織が弱まったりすると“脱肛”になってしまうというわけです。●言わないだけで、多くの人が脱肛を経験している内痔核・脱肛は、肛門に負担をかけすぎることが原因で起こります。妊娠中は胎児による圧迫を受けますし、分娩時にはいきみますよね。そのため、妊産婦はどうしても肛門に負担がかかりがち なのです。友人同士ではあまり話題にしないでしょうが、実は脱肛を経験している人は多いものです。「プレママタウン」の調査によれば、分娩時に脱肛を経験したことがあるという人は8.6%。「意外にいるんだな」と思われたのではないでしょうか。決してあなただけではありませんので、ご安心ください。●まずは医師に相談し、規則正しい生活をでは、脱肛になってしまったらどうすればいいのでしょうか。まず、自分で「イボ痔だ」と思っても、実は他の病気である可能性もあります。医師でなければ判断ができないので、出血があればきちんと受診しましょう。基本的には、内痔核・脱肛は良性疾患なので、手術をしないケースが多い です。内痔核が悪化しないよう、以下の点に気を付けて生活するといいでしょう。・患部を清潔にする・お風呂に入る、服装に気を付けるなどして体を温め、血流を良くする・栄養バランスに気を付けた食生活を送る・適度に運動する・便秘を解消する特に、便秘に悩む妊婦さんは多いものです。便秘が内痔核の原因になっていることも。妊娠中でも飲める便秘薬を処方してもらえることが多いので、悪化する前に早めに相談しておくことをオススメします。痔や脱肛といった症状を相談するのは気が引けるかもしれませんが、根本的な問題を解決せずに放っておくと、どんどん症状が悪化することがあります。多くの妊産婦が通る道 なので、不安に思ったらすぐに病院で相談するといいでしょう。【参考リンク】・脱肛 | プレママタウン()・痔核・脱肛について | 林医院()●ライター/yossy(フリーライター)
2016年03月16日【ママからのご相談】先日の健診の際、産院より“マタニティビクス”の教室に参加しないかと誘われました。妊娠4か月に入りつわりも徐々におさまってきたので、体力をつけるためになにかを始めたいと思っていたのですが、 自宅から産院まで距離があるため教室には通えません。妊娠中でも手軽に体力がつく運動があれば教えてください。●A. ウォーキングなら、手軽かつ自由に始められます!ご相談ありがとうございます。ママライターのなかやまあぽろです。お産の仕方は十人十色ですが、「富士登山と同じくらいの体力が必要 」と言われているようです。突然ですが、わたしは出産に約60時間もかかりました。約2日半陣痛に耐えたのちの出産でしたので、自分でもよく長時間体力がもったなあと思い出します。マイペースに毎日ウォーキングを続けていたからでしょうか。妊娠したお友達にも、気軽に始められる運動としてオススメしています。今日は、日本マタニティフィットネス協会認定のインストラクターの方による妊娠中に始めるウォーキングのポイントをまとめてみましたので、ぜひご一読ください。●運動前にはウォーミングアップを忘れずに主治医や助産師さんから運動の制限がされておらず、妊娠の経過が順調であれば、基本的に妊娠4か月ごろから運動を始めても良い とされています。ただウォーキングを始める前に、必ずおなかの張りがないかセルフチェックしましょう。張りがある場合は様子を見て、少しでも気がかりであれば休みましょう。特に問題がなければ、ウォーミングアップとして手首や足首、肩を回したり、アキレス腱を伸ばしたりして十分なストレッチをしましょう。急に動くと、不注意でけがをしたり、ウォーキング中におなかが張ったりする原因になります。●毎日30分を目標に!妊娠中はただでさえ体が動きにくく疲れやすいので、まずは30分を目標にして歩いてみましょう。慣れてきたら徐々に時間を延ばしていきます。ウォーキングは体重のコントロールや下半身の筋肉の強化に効果があるので、短い時間でも毎日続けることがポイント だそうです。●ウォーキング中の各ポイントをチェック!●(1)正しいウォーキングの姿勢・あごを引いて、目線を10m先へ・背筋を伸ばす・腕を大きく振り、脇は締める・歩幅は大きく、つま先でけり出し、かかとから着地する●(2)ウォーキングするとき必ず持ち歩きたいもの・母子健康手帳と健康保険証ウォーキングにかかわらず、出掛けるときには必ず持ち歩きましょう。・スマホや携帯電話なにかあったときにすぐ連絡が取れるように、産院の連絡先 を登録しておきましょう。・汗ふき用のタオル汗をかくとあせもや風邪の原因になるので、こまめにふき取りましょう。・ナプキン突然の出血や尿もれ対策に用意しておけば安心です。●(3)ウォーキングするときの注意点・妊娠中は日焼けしやすいので、夏は帽子や日焼け止めなどの対策をしっかりと!・吸水性のあるものを着ましょう。・安全のために、バッグはショルダーバックなど両手が空くもの を使用しましょう。・音楽を聞きながら歩くのは危険なので控えましょう。----------いかがでしたか?お産で大事なのは実年齢ではなく“体力年齢”だとも言われているそうです。若いママでも、基礎体力がないまま出産に臨めば難産になる可能性もあります。妊娠中だからといって家でじっとせず、積極的に運動してお産に臨みましょう!【参考文献】・『妊娠生活2013ー2014 初めての妊娠、出産、産後まで。この1冊があれば安心!』おはよう奥さん編集部・編集●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)
2016年03月15日こどもと見つけた小さな発見日誌
育児に遅れと混乱が生じてる !!
ムスメちゃんとオコメちゃん