次男が生後3カ月になるころ、私は2人の子どもたちの育児に追われる毎日に疲れを感じていました。日中は当時2歳でやんちゃ盛りだった長男のお世話、夜は3時間おきの次男への授乳。そんな目の前の育児をこなすのに精いっぱいで、自分は子どもたちにしっかり向き合えていないのではないかと悩んでいました。そんなある日、ショッピングセンターの育児相談で、ある保健師さんと出会いました。兄弟の育児に疲れ悩む日々……次男が生後3カ月のころです。2人目の子どもということで赤ちゃんの扱いには慣れている部分もありましたが、長男と次男では違うところも多くあり、私は次男に合ったお世話の仕方を日々模索していました。 また、当時2歳だった長男と次男は生活リズムがまったく異なり、それぞれに寄り添った対応をしてあげられないこともよくありました。私はそんな日々に疲れ、子どもたちとしっかり向き合えていないと悩むように……。 育児相談で出会った保健師さんの言葉ある日、私はショッピングモールの育児相談に出かけました。そこでは市の保健師さんが来てくれて、子どもの身体測定をおこなってくれていたのです。私はこのとき、子どもたちに向き合えていないという悩みを相談するつもりはありませんでした。解決策などなく、自分が頑張るしかないと思い込んでいたからです。 しかし身体測定の後、保健師さんは私に「ママがきちんと子どもたちに向き合って大切に育てているのが、見ているだけで伝わってくる。お世話しながら自然に子どもたちに話しかけているのがその証拠」と言いました。 自分に自信を持つことができた!私は何も相談していないのに、保健師さんに悩みを解決してもらったような気持ちになりました。「私はただ目の前の育児をこなしているだけじゃない。きちんと子どもたちに向き合えているんだ!」と思えたからです。その日から私は、自分の育児に自信を持てるようになりました。 現在、子どもたちは4歳と2歳。まだまだ2人のお世話に手を焼き、悩むこともありますが、それも子どもたちに向き合えている証拠だと思いながら日々を送っています。 あのとき私に必要だったのは、頑張らなければいけないという思い込みではなく、自分への自信でした。保健師さんの客観的な視点から褒められたことが、私はとてもうれしかったのです。この出来事が、自分はきちんと育児をしているのだという自信に繋がりました。悩みを口に出したわけではないのに、自然に私に自信をくれた保健師さんには今でも感謝しています。 著者:香川えりか4歳と2歳の2児の母。管理栄養士・登録販売者・調剤事務管理士の資格を取得。ドラッグストアで開催されるベビー相談会を担当し、多くのママさんに寄り添ってきた。監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月09日2016年生まれと2018年生まれの、くせっ毛姉妹を育児中のママ・さざなみさんが描く育児マンガ。心やさしい3歳差姉妹との日常生活から、ほっこり心温まるエピソードをお届けします!イヤイヤ期真っただ中だったころの、次女ちゃんの成長の様子をご紹介♪次女の地雷ポイント…しまった!ついやっちゃった!イヤイヤ期真っただ中だった、3歳のころの次女ちゃん。歯みがき粉チューブのカチッと閉まるフタの感触が好きなのだけれど……。大人が勝手に閉めると怒っていたのに、いつの間にか自分の中で解決できるようになっていたのです!! イヤイヤ期はものすごい早さで成長している証拠なのかもしれません。まさかの脳内すり替え、おもしろい合理化ですね♪ そして次女ちゃんは、3歳上のお姉ちゃんの宿題にも興味津々で…… お姉ちゃんの宿題がうらましいもしかして、試されてる? お姉ちゃんの算数の宿題が、ちょっぴりうらましい次女ちゃんは……このあと、結局128まで計算することになったそうですよ!ひょっとすると、将来は算数・数学が大好きになるかも!?子どもの質問に真剣に答えるさざなみさん、やさしいですね。 最後は、次女ちゃんの素敵な発見をご紹介♪ お母さんの手のニオイ好きなニオイは、まさかの!?夕ごはんの支度の途中、次女ちゃんが近づいてきて……「お母さんの手は、カレーのニオイ!!」 なんという大発見! 大好きなお母さんの手からは、同じく大好きなカレーのニオイ。喜ぶ次女ちゃんがかわいいですね♡ SNSのコメント欄には、「お母さんの手、いつも落ち着くいい匂いだったなぁと思います」「かわいすぎ!!」「『お母さん』っていう匂いがあるんですよねぇ」 など、記憶の中にある“お母さん匂い”を思い出した人も♪ 子どもたちとの日々は、小さな発見と温かな笑顔でいっぱい♡ 親としては大変なイヤイヤ期も、見方を変えてみるとおもしろい気づきがあるかもしれませんね。 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2024年04月07日生後8カ月の娘の育児に奮闘中のわが家。夫は私を労うような言葉をかけてくれるものの、家事・育児は気が向いたときと私の機嫌が悪いときに少々手伝う程度。新型コロナウイルスが流行り始めたときの危機感も私に比べて薄かったです。そんな夫にモヤモヤしていた私ですが、夫の仕事が感染症対策で在宅勤務に切り替わってから、夫の意識がいろいろと変わってきたように思います。今回はそのことについてお伝えします。※コロナ禍の体験談です。 以前から夫に対してモヤモヤしていたこと結婚の話が出たときからずっと「子どもがほしい」と言っていた夫は、娘が生まれた当初は抱っこや寝かしつけ、おむつ替えなどを積極的におこなっていました。それが3、4カ月も経つと、初心をあっさりと忘れて子どもよりもアニメやスマホゲームへ時間を費やすように……。 夫がおこなう家事は、本人がなぜか大好きな掃除機がけと、何となく担当する雰囲気になっていた浴室の床掃除のみ。その他のことは本当に気が向いたときか、私の機嫌や体調の悪いときに少々おこなうだけでした。 あとは、「いつもありがとう〜」と息をするかのようにさらっと労うような言葉を口にしながらスマホを片手にゴロゴロ。労ってくれるのはありがたいけれど、なんだか「こう言っておけばしばらくは機嫌いいでしょ」といった感覚で労われているようで、モヤモヤしていました。 新型コロナウイルスに対する危機感のズレ新型コロナウイルスが流行してさらに私をモヤモヤさせたのは、危機感のズレでした。観光客の多い場所で接客業をする義両親へ娘を会わせるために電車で実家へ帰ろうと提案したり、自粛ムードの中飲み会や趣味の集まりに参加したり……。 当時はまだ乳児への感染例がなかったため、娘への感染を心配した私がどんなに注意しても「大丈夫だよ」の一点張り。年齢はいくつであれ同じ人間。乳児への感染率はゼロではないと考えていた私は、夫の考え方が理解できませんでした。 在宅勤務で見えたママの日常でパパに変化が…!そんな夫の意識が変わり始めたきっかけは、夫の仕事が在宅勤務になったことでした。在宅勤務中は私と娘がリビングで過ごし、隣の部屋で夫が仕事をすることになりました。 普段から私にべったりで、抱っこ要求が激しい娘。ギャン泣きの娘をおんぶしながら家事をこなしていました。以前夫にその話をしたときも「大変だねぇ、お疲れ様」と言いながらゴロゴロしていました。 ところが、在宅勤務中、食事や飲み物を取りにリビングへ入るたび、夫は実際の光景を目の当たりにするわけです。この世の終わりかのように泣く娘と、疲弊しきった顔で家事をする私。夫は次第に「家事は昼休みと勤務後に俺がするから、休んでて」と言ってくれるようになりました。 しかも今回は口だけでなく、実際にいろいろな家事を率先してするようになりました。また、私が外で散歩できる時間を作ってくれるようにもなりました。夫曰く、在宅勤務になったことで、1日中家にいるストレスを実感したのだそうです。 家事に続いて育児に関しても変化が!在宅勤務になったことで娘と顔を合わせる時間が増え、抱っこを試みても、ことごとくギャン泣きされる夫。これまで娘の面倒を最小限で見ていたツケが回ってきていることを察したのか、「臭いが嫌だから」というなんとも父親らしからぬ理由で一切しなくなっていたおむつ替えを積極的にするようになりました。 さらに、私が料理などで手が離せなくなったときには娘としっかり遊んでくれるように。おむつ替えがスムーズにできたり、遊んでいるときに娘が笑ったりするとうれしいようで、育児へのやる気が増したようです。 感染症に対する意識も変わった!新型コロナウイルスが流行り始めたときには「赤ちゃんにはうつらないから」と言い張っていた夫。しかし、乳児の感染例が出たことで「絶対に大丈夫」という考えを捨てて、何事も慎重に考えてくれるようになりました。また、緊急事態宣言が出たことでようやく危機感を持ったのか、飲み会や趣味の集まりをすべてキャンセルしてくれました。 新型コロナウイルスの影響で環境が変わり、戸惑うことも多いですが、夫の家事や育児などに対する意識が変わるきっかけにもなりました。私も、夫から「できることがあったら言ってね」と声をかけてもらったことで、もっと頼ってもいいのだなと思えるようになり、心身ともに少しラクになりました。 家事と家事の間の休憩が多い&長いなど、まだまだツッコミどころはありますが、こうして少しずつパパらしくなっていくのだなぁと思いました。 イラストレーター/ライコミ著者:たにあやか
2024年04月06日2016年生まれと2018年生まれの、くせっ毛姉妹を育児中のママ・さざなみさんが描く育児マンガ。心やさしい3歳差姉妹との日常生活から、ほっこり心温まるエピソードをお届けします!子どもならではの小さな勘違いがかわいらしい、次女ちゃんの様子をご紹介♪かわいい小さな勘違い♡“こだいこ”は子ども?ある日、テレビを見ていたら……おとなのサルは、おとなざる?こだいこは、おおだいこの子ども? なんともかわいらしい、小さな勘違い♡子どもは大人の予想を超えた発言をすることがありますよね。 こうして日々、いろいろなことを吸収している次女ちゃんですが、言葉がなかなか出てこないときもあって……!? ただいま進化中!頭がぐるぐるしているとき3歳のころの次女ちゃん。ママに伝えたいことがあっても、言いたい言葉を探して頭の中をぐるぐるフル回転していることがあるそうで……きっといつもママが見守りつつ待ってくれているから、安心して言葉を探せるのでしょうね。 さざなみさんいわく、「また一段階進化しそうな予感です。本人がとても一生懸命なので、家族の誰も笑ったり急かしたりしません」とのこと。 SNSのコメント欄にも、 「つい『早く続きを話して』と思っていたんですけど、そういうふうに考えると楽しいですね」 「えっとね、えっとね……の間に、頭の中の辞書がすごい勢いでめくられて言葉を探してるんだなぁと思うと、かわいいですよね」 「一生懸命なおしゃべり、かわいすぎ!」 など、その一生懸命な姿に胸を打たれた人が多数。 子どもたちの成長の物語には、日々の小さな発見と喜びが詰まっています。子どもの一生懸命な姿に、胸がキュン♡となる人も多いのではないでしょうか。これからも成長が楽しみですね。 著者:マンガ家・イラストレーター さざなみ
2024年04月05日子どもが2歳のとき。児童館で知り合った同い年の子がいるママと、遊びに行くことになりました。ですが、私がバッグから育児用品を取り出すたびに“あること”を言われ……、衝撃&困惑した出来事です。 初めて遊びに行った場所で…児童館で知り合ったママ友とお出かけすることになり、キッズスペースのあるショッピングモールへ行きました。赤ちゃん休憩室でオムツを変えようとしたところ、「オムツを忘れたから1枚もらえない?」と言われてびっくり。 そういうこともあるかなと渡しましたが、その後もバッグから子どものおやつを出すと「うちの子にももらえない?」、紙パックの飲み物を出したら「うちの子にも分けてくれない?」と言ってきました。 ショッピングモールには赤ちゃん用品を扱っているお店もあるので、そこで買うこともできるのに……と思いつつもその日は渡しました。ですが、私とは考え方が少し合わないなと感じ、これ以降は距離を置くようにしました。 ◇ ◇ ◇ 子どもが同い年だとママ同士の距離が縮まりますよね。親しくなってから、「ちょっと合わないな」と感じた経験がある人も多いのではないでしょうか。価値観が合わないなと感じたら、距離を置くなどの選択をして心の負担を軽くしていきたいですね。 イラスト/さくら著者:宮下涼花
2024年04月04日現在7歳の息子が生まれてすぐの話です。私も夫も初めての子育てで、わからないことだらけ。夫は積極的に息子のお世話をしてくれようとしました。ありがたい反面、結局私が手伝うことになることも多く、モヤっとした気持ちになっていました。そんなある日、ふと気づいたのです。 一生懸命のパパ。でもちょっぴり役立たず初めての子育てで、私も夫も手探り。息子と過ごす時間が長い私は、試行錯誤の日々でした。習うより慣れろというのは本当だな……と実感。仕事で忙しい夫は「できるだけのことはするから! 何でも言ってね」と言ってくれて、頼もしく思っていました。しかし、なかなか思うようにはいきません。 おむつ替えをお願いしても「ねえ、ちょっと来て!」と助けを求められ、結局私がしたほうが早いじゃない……ということがしばしば。一生懸命な気持ちはわかるけど、大して役に立たないなと心の中では愚痴をこぼしていました。それと同時に、頑張っている人をそんな風に思うのは後ろめたいという気持ちもありました。 そうか。夫も新人なんだどうして夫は私が思うようにしてくれないんだろう? とイライラしていたある日。ふと、職場の新人教育で同じような気持ちになったことを思い出しました。右も左もわからない人に、察して行動しろなんて乱暴だよね……一つひとつ丁寧に伝えなきゃいけないんだと気づいたのです。 夫も子育ては初めて。新人パパなんだなと思ったら、役に立たないなんてイライラしたことを申し訳なく感じました。パパとママになった時期は同じでも、練習時間が長い私のほうが、いつの間にかちょっとだけ先輩になっていたのかしれません。私だってできないことはたくさんあったなと思ったら、気持ちがラクになりました。 ポイントを説明。段階を踏んでお願いするそこで私は、夫にお願いするときはポイントを説明することにしました。「おむつを替えるときは、こうやって全部準備してからやるといいよ」「手足が布団に入っているとぐずることが多いから、出しておくのがポイント」など自分が工夫していることなどを丁寧に伝えると、「なるほど! そうやればいいんだ」と納得する夫。 そして、はじめに伝えたことができるようになったら「おむつを引っ張りながらくるって巻くといいよ」など、ステップアップした内容を説明しました。すると夫は息子のお世話がじょうずになり、頼れる存在になったのです。 本当に大切なこと以外は口出ししない夫と息子が2人きりでも1日過ごせるようになると、私は夫のお世話に口出ししないように気を付けました。「ソファの上に寝かせないようにね」「このリスト以外の食材は食べさせないでね」など息子の命に関わるようなことだけ声をかけ、それ以外は何も言いませんでした。 なぜなら、お願いしたんだから夫に任せよう、多少のことは気にしないことにしようと考えたからです。肌着が裏表逆でも、少しくらいおむつがパンパンでもいいや……と思ったら、自分がこだわり過ぎているかも?とすら感じるように。夫のほうがうまいお世話もあり、教わることもありました。すると、私の肩の力がすっと抜けていったのです。 はじめは誰だって完璧にはできないんだよな……と気づいたことで、夫にやさしくなれました。私だってできなかったのに、自分を棚に上げていたことを反省。まるで新人教育をするようにできないことを前提に、丁寧に伝えたことがよかったのかなと思います。今では病院の受診などもお願いでき、夫は本当に頼りになる存在です。 イラストレーター/ムチコ著者:更田未央子6歳と2歳の子を持つ母。看護師・保健師・養護教諭1種・FP3級の免許を取得。現在、高校生を対象とした学習塾の講師をしながら、FP2級を目指す。育児・教育・医療・金融・不動産について執筆中。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月03日現在、5歳と2歳の娘を育てている専業主婦です。育児の疲れからか、数カ月前から突然涙が出る、眠れない、食欲がわかないなどのうつ病の症状が出て、病院に通っています。うつ病を治すには「ストレスになることをしないでゆっくりするのが一番」と担当医から言われましたが、子どもがいるとなかなかゆっくりできません。そこで上の子が幼稚園に通っている間、下の子を保育園の一時預かりに預けてみようと思い、電話をかけたのですが……。 一時保育をしている園探しは大変私が住んでいる地域は子どもが多く、周りに保育園もたくさんあります。市からもらったリストを頼りに、一時保育をしていると記載されている園に電話で問い合わせてみました。でも「現在は園児が多く、一時保育はしていません」「お仕事されている方のみです」と言われてしまい、なかなか下の子の預かり先を見つけることはできませんでした。 通常の状態であれば調べたり電話をかけたりすることもそう大変ではないのですが、気力がなくなっているうつ状態のとき、この作業は想像以上に大変で心が折れました。 園が見つかってもすぐに予約できない十何軒と電話して、ようやく一時預かりをしてくれる園を見つけることができました。でも、そこですぐに預かってもらえるというわけではなかったのです。まず、一時保育説明会の日を待ち、書類をもらい、書類に家族構成や健康状態などを記入して提出する。 そこでようやく予約ができるようになるのですが、直近1カ月は予約でいっぱい……。結局、一時保育をしてもらえる園を見つけてから最初の預かりまで1カ月半以上かかりました。 慣らし保育が必要保育園では、子どもが新しい環境に適応しやすいよう、慣らし保育の期間があります。下の子をお願いした園では慣らし保育は3日間で、その期間は2時間預けて様子をみることになっていました。 この園は自宅から遠く、自転車で往復30分以上かかるので、慣らし保育の間、ゆっくりできる時間は1時間弱。休んだという感じが全然しませんでした。1日預けるためにはお弁当練習、お昼寝練習と段階を踏んでいく必要が。予約も簡単に取れるわけではないので、1日預かってもらうための道のりは長かったです。 最近ようやく、9時から13時まで預けることができるようになり、月に3日ほどひとりで体を休める時間が取れるようになりました。正直、一時預かりを始めるのがこんなに大変だと思わなかったです。育児中は何があるかわからないのだから、余裕があるときに一時預かりをおこなっている園について調べ、登録だけでもしておけば、もっとスムーズに預かってもらうことができたなと後悔しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じてお住いの地域の保育課や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/あさうえさい著者:金井理絵監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年04月03日はる子さんは、夫と息子のはる君の3人家族。夫は仕事が忙しく、基本的にワンオペで育児をしています。育児をしない夫に対してはる子さんはモヤモヤ……。心が限界だと感じたはる子さんは「ひとりで出かけたい」と夫に話します。産後初めてのひとり時間を満喫したはる子さんですが、帰宅後の夫の冷たい態度に再び心が限界に……。 泣き出したはる子さんを、夫は寝室で休ませてくれます。はる子さんは横になりながら、これまで夫に対する違和感を口にしてこなかったと振り返りました。はる子さんは息子のお風呂タイムが気になり、寝室を出ます。そして、夫が忘れているタオルや着替えの準備をしていると……? 心がラクになる瞬間が… 「ひとりの時間がほしかったけど……」「はる君と離れたかったわけじゃない!」はる子さんの言葉を聞いて、夫は気持ちを整理したうえで話を聞かせてほしいと提案してくれました。はる子さんが苦手だったのは「不満を感じる根本原因」を考えること。ひとりになりたいという気持ちの奥には、「ワンオペでの孤独」や「さみしさ」といった原因が隠れていたことに気がついたのです。自己分析ができて、スッキリしたはる子さん。それからは大変な毎日も穏やかに過ごせるように。後日、夫が育児をしてこなかったことを謝ってきました。そして、はる子さんは2人で一緒に育児をしたいという気持ちを伝えます。 その後ーー、すべてが解決したわけではありませんが、少しずつはる子さんと夫は育児の大変さを共有できるようになりました。喧嘩をすることはあっても、夫と2人で育児に向き合い、はる君の成長を喜べる生活に幸せを感じるはる子さんなのでした。 お互いの気持ちを伝え合い、2人で育児をするようになったはる子さんと夫。今までとは違ったストレスを感じることもあるようですが、夫が育児の大変さをわかってくれるようになって救われているようです。相手の気持ちに寄り添うためにも共感力って大切ですよね。ときに衝突することがあっても、その都度2人で話し合いながら家族として成長していけるといいですね! 著者:マンガ家・イラストレーター harumama
2024年03月30日5人家族の冷え田やっこさん。娘と息子の育児中に体験した出来事を紹介します。育児中に「こんなものがあったらな」と想像した経験はありますか?今回は冷え田やっこさんが就寝時にある発明品を思いついた体験談です。ある日、冷え田やっこさんが寝ていたら……。 眠たい頭で考えたこととは… 就寝中、娘が寝返りをうって冷え田やっこさんに当たりました。それでもうとうとしていると、次に息子が寝返りしてぶつかってきたのです。 冷え田やっこさんは想像で、ある発明品を考えます。それは自分の布団だけ上にあがるベッド。側面がふかふかで、子どもたちにも安心構造になっているベッドがあればいいのに……と、眠たい頭で考えたのでした。 子どもと一緒に寝ていて、寝返り攻撃を受けたことがあるパパやママは多いでしょう。世の中には便利な育児グッズがたくさんありますが、本当にこんなベッドがあったら親もよく眠れるかもしれませんね。 みなさんも育児中に、「こんなのあったらいいな」という想像の発明品を思いついたことがあるのではないでしょうか。 著者:マンガ家・イラストレーター 冷え田やっこ
2024年03月30日はる子さんは、夫と息子のはる君の3人家族。夫は仕事が忙しく、基本的にワンオペで育児をしています。育児をしない夫に対してはる子さんはモヤモヤ……。心が限界だと感じたはる子さんは「ひとりで出かけたい」と夫に話します。はる君の様子が気になりつつも、産後初めてのひとり時間を満喫。しかし帰宅後、夫の態度は冷たく、不機嫌そうで……。そんな夫の態度に、はる子さんは心の限界を感じて涙があふれます……。 思えば最初から違和感はあった 夫ははる子さんを寝室に連れて行き、ひとりでゆっくり休むように言いました。ベッドに横になり、はる子さんは夫に対するこれまでの違和感を振り返ります。夫は夜早く帰ってくるようになったものの、育児をする訳ではなく……。この違和感を放置していたせいで、夫婦の気持ちのズレが大きくなってしまったのだとはる子さんは感じました。 心配で寝つけないはる子さん。はる君のお風呂タイムが気になって、夫が忘れているタオルやおむつの準備をし始めます。はる君のお世話自体が嫌なわけではない……とはる子さんは自分の気持ちをたしかめるのでした。 はる子さんは以前から夫に対して思うところがあったようですが、争いを避けるため、自分の気持ちを我慢していたようです。初めての育児に手いっぱいの状態で、じっくり考えたり、気持ちを整理したりするのは難しいですよね。夫と本音で話し合い、はる子さんの違和感を解消できると良いですね。 著者:マンガ家・イラストレーター harumama
2024年03月29日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。さらに休日は義実家で家事を押し付けられ、まったく休む暇がありませんでした。りささんは自由気ままに過ごす夫が羨ましく思え、夫に「入れ替わりたい」と口に。すると、なんとりささんと夫は本当に入れ替わってしまったのです。しかし、夫の体に入ったりささんは起きないまま。夫は慣れないりささんの生活にてんやわんやで……。自分がママになるしかないと覚悟を決めたはずの夫でしたが、実際にその生活がスタートすると、たった1週間で限界に。 やったことがない料理に悪戦苦闘、保育園のお迎えがあるので、仕事も思ったように進みません。さらに、帰宅してからは絶賛イヤイヤ期の娘に振り回され……。そして、一番夫を苦しめたのがつわり。自分が体験してみて、やっとりささんのつらさを理解し始めました。早く目を覚まして… りささんの代わりに仕事をしていて、1通のメールに目が留まった夫。そこで、2人目を妊娠したことによって、りささんが頑張って取り組んできたプロジェクトから外されたことを知りました。 そして、「早退させてもらったら?」「仕事と育児の両立は大変そう」という過去の自分の発言が、りささんを傷つけていたことに気付きます。妻の気持ちなんて、まるっきりわかっていなかった……。夫は、早く会ってりささんに謝りたい気持ちでいっぱいに。 たった1週間でしたが、夫が今まで仕事を理由にどれだけ自分が家事や育児を押し付けていたのかを知るには、十分すぎる時間でした。 育児も家事もすべて押し付けられていたのもつらかったと思いますが、りささんにとって何よりもつらかったのは、夫が自分の気持ちに寄り添ってくれないことだったのではないでしょうか。「何もわかっていなかった」と気付いてくれたことは、とても大きな意味があるように思います。夫にはその想いを忘れずにいてほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月28日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、参加していたプロジェクトのメンバーからも外されてしまいました。しかし、妊娠は病気ではないという義母からは、義実家で普通に家事を押し付けられ……。りささんは、自由に過ごす夫が羨ましく思え、「入れ替わりたい」と言ってしまいました。すると、その言葉が現実になったようで……!?交通事故に遭ったりささん夫婦でしたが、幸い命に別状はなく、おなかのなかの子も無事でした。しかし、夫の体に入ったりささんは意識が戻らずにいました。また2人が入れ替わっているとは思っていない義両親は、当然りささんの姿を見ても息子とは気付きません。そのため、いつものように塩対応……。そして夫は、自分の置かれている状況を客観的に見て「自分がママになるしかない」と覚悟を決めたのです。早く目を覚まして… 覚悟を決めて挑んだはずのママ生活でしたが、夫はたった1週間で限界に達してしまいました。料理はやったことがない、仕事を覚えようにも、保育園のお迎えまでの限られた時間では思ったようにできず、娘は絶賛イヤイヤ期……。 さらに夫を苦しめたのは、自分ではコントロールできないつわりの症状でした。朝はメイクをする余裕などなく、時間ギリギリでなんとか出社すると「メイク道具、貸すわよ?」と心配される始末。 毎日こんなことをしていたのか……!? タスクだらけで余裕のない毎日を過ごしていたことを知り、夫は愕然としてしまい、りささんが目を覚ましてくれるのをただただ願うばかりでした。 いくらつわりの症状がきつくても、当たり前のように保育園に送る時間はやってきますし、出社時間も迫ってきます。体調が万全ではないなかで、マルチタスクをこなすのは本当に大変ですよね。それを身をもって知ったからには、夫の意識も変わっていってくれればいいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月27日はる子さんは、夫と息子のはる君の3人家族。夫は仕事が忙しく、基本的にワンオペで育児をしています。平日は終電で帰ってくる夫。土日もどちらか仕事になることが多く、はる子さんは子どもと2人きりで過ごす日々が続いています。夫は予定があって出かけても時間を気にせず帰宅し、休日は昼まで寝ていることも。夫の態度にモヤモヤが溜まっていき、はる子さんではついに限界を感じて……?夫への不満が大きくなる一方で、はる子さんはその気持ちを話せずにいました。 子どもはかわいい。だけどひとり時間もほしい… はる子さんからの返信がないことを心配し、慌てて帰宅した夫。はる子さんが週末にひとりで出かけたいことを伝えると、「もっとコミュニケーション取って、事前に伝えてよ」と呆れている様子です。翌日、はる子さんは改めて夫と話し合い、その日はひとりで出かけられることになりました。一方の夫は予定が狂ったのでイライラしており、仕事が忙しいからベビーシッターや一時保育を利用したほうがいいのではないかと言い出します。 何もせずに最初から第三者に頼むのは諦めたことにならないのかと、はる子さんは夫の考えに疑問を持ちました。 結局、夫との話がまとまらないまま、出かける準備を始め……。「行ってきます」と挨拶をしても、夫は機嫌を損ねてこちらを見ようともしません。しかし、今の状態に限界を感じていたはる子さんは、自分のためにも家を出たのでした。 赤ちゃんとの生活は幸せな一方で、育児は24時間ずっと続くので自分の時間がほしいという状況になるのは自然ですよね。夫は妻の気持ちがわからず不機嫌になっていますが、はる子さんにとっては久しぶりのひとり時間。育児から少し離れて、リフレッシュできるといいですね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター harumama
2024年03月27日5人家族の冷え田やっこさん。娘と息子の育児中に体験した出来事を紹介します。育児中、子どもの言動を不思議に思うことってありますよね。冷え田やっこさんにも、息子の行動で理解できないことがあるようで……。冷え田やっこさんの見つめる先には……。 息子よ…どうしてなの…? 家に溢れるおもちゃでは遊ばずに、ゴミ箱を漁って遊ぶ息子。冷え田やっこさんは、そんな息子の姿を「どうして?」と静かに見守ります。 ご飯のときにも思い当たる節があるよう……。息子はせっかくご飯を用意しても、パンの耳をかじるのです。 娘がパンの耳を残し、息子が食べるため「まぁちょうどいいんだけどね」と見守る冷え田やっこさんなのでした。 子どもはいつでも親の期待通りには動いてくれないもの。今回の冷え田やっこさんのエピソードに、共感したママたちも多いのではないでしょうか。 予想外なわが子の言動に悩むこともあるでしょうが、楽しく育児していきたいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター 冷え田やっこ
2024年03月26日はる子さんは、夫と息子のはる君の3人家族。夫は仕事が忙しく、基本的にワンオペで育児をしています。はる子さんは久しぶりのひとり時間を満喫しています。それには理由があって……? なんだかモヤモヤする日々 はる子さんの夫は、平日は基本的に終電帰り、土日もどちらかが仕事です。ある日曜日、夫は友人の結婚式に参列。昼過ぎには帰ってくると言っていたのに……帰宅したのは19時過ぎでした。時間を気にせずに出かけ、週末もお昼まで寝ている夫にだんだんとモヤモヤが溜まっていくはる子さん。そしてついに、「全部投げ出したい」という衝動にかられます。自分が限界だと感じたはる子さんですが、夫にはその気持ちを話せず。さらにモヤモヤが大きくなっていくのでした。 はる子さんの夫は仕事が忙しすぎて、子育ての大変さをわかっていないかもしれません。初めての育児は不安になることも多く、はる子さんは毎日気を張って過ごしているはず。 はる君は2人の子どもなのですから、休みの日は早く起きたり、はる子さんの話を聞いたりと、時間がない中でも工夫して協力しながら子育てをしてほしいですね。>>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター harumama
2024年03月26日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、かなり渋い顔をされてしまい、参加していたプロジェクトのメンバーから外れることに……。しかし、義母からは妊娠は病気ではないと言われ、義実家でもつわりに耐えながら当たり前のように家事をしていました。りささんは、自分の好きなように動ける夫が羨ましく思えて、夫婦で出掛けているときに、つい「あなたと入れ替わりたい」と本音が漏れてしまいました。その言葉に、運転中だった夫は動揺して、ハンドル操作を誤ってしまい……。義両親と一緒にでかけていたりささん夫婦でしたが、夫がハンドル操作を誤ってしまい、交通事故に遭ってしまいました。 目を覚ますと、2人は病院のベッドで横になっていました。先に目を覚ましたのは夫。そこに、1匹の猫がやってきて「今から2人を入れ替えるね」と言います。 そして、そのとおり、自分の姿がりささんになっていることに気付いた夫は、混乱して絶叫してしまいました。もう、受け入れるしか… 2人が入れ替わっていることなど知る由もない義両親は、真っ先に自分の息子の状態を確認します。医師の話によると、幸い2人も命に別状はなく、りささんのおなかの子も無事とのこと。 そして、医師から入院の手続きをするように言われた夫は、書類を書くからと、しがみついている娘に一旦離れるように言いますが、娘はそれを拒否。ならば……と、母に娘の面倒を見ていてほしいと言いますが、目を覚まさない息子につきっきりの母は聞く耳を持たず……。 あらためて自分の置かれている状況を客観的に見てみて、夫は「俺がママをやるしかないよな……!?」と、まだ完全に理解が追い付いていないならがも、受け入れるしかないことを悟ります。そして娘をギュッと抱きしめ、りささんとして振舞う覚悟を決めたように思える夫ですが……。 夫も妻もおなかの赤ちゃんも問題ないとのことでよかったですね。入れ替わることを願ったりささんは、まだ眠っていたいのかもしれませんね。これから妻の体に入った夫は、娘とおなかの子をひとりで育てていかなければいけません。初めは誰でも初心者。頑張ってほしいですね。 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月26日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、かなり渋い顔をされてしまい、参加していたプロジェクトのメンバーから外れることに……。さらに休日も、義実家でコキ使われていて、ゆっくり休む暇もありません。特にフォローをする素振りもなく、自分の実家でのんびり過ごす夫を見て、ついイラついてしまいます。義両親と一緒にでかけることになったりささん。つわりで体調がすぐれないため、留守番していたいと夫に伝えます。しかし、それを横で聞いていた義母は「妊娠中だって嫁は働くもの!」と言われてしまい、断れない雰囲気。結局そのまま出発しましたが、車内で思わず夫が好きなように生きていることに対して、文句を言ってしまいます。さらに「替われるものなら、あなたと入れ替わりたい」と本心を告げたところ、夫はハンドル操作を誤ってしまい……。気付くと大変な事態に!どんな状況!? ベッドに横たわる、りささんと夫。先に目を覚ましたのは夫のもとへ、猫が近づいてきて「りさは夫と入れ替わりたいから、今から2人を入れ替えるね」と、言ってきました。猫が話しているという状況が理解できずに夫が混乱していると、猫はスッと姿を消してしまったのでした。 その瞬間、りささんが目を覚ました……と思ったのですが、実際に目を覚ましたのはりささんの体を借りた夫。つまり、さっき猫から言われたとおり、2人はどうやら入れ替わってしまったようです。 現実離れした状況に、思わず「うそだああああああ!」と叫んでしまった夫。りささんが叫んでいるように見えていた義両親や娘は、一体何事かと怪訝そうな表情を浮かべていました。 猫が話しかけてくるのも、体と中身が入れ替わってしまうのも、すぐに現実だと受け入れるのは難しいかもしれません。ただ、りささんの願いが叶ったよう。もし、みなさんがパートナーと入れ替わったら、どうしますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月25日夫の両親からも私の両親からも、遠く離れた場所で私の子育ては始まりました。夫は朝から晩まで仕事、私はいわゆるワンオペ育児です。買い物などに出かけるときはいつも娘を連れて行き、グズらないように急いで帰宅。お風呂のときは脱衣所で待たせておき、自分の体を急いで洗って娘をお風呂に入れていました。ひとりでゆっくりする時間はまったくない日々でした。※コロナ禍前の体験談です うめき声をあげる娘娘が生後8カ月くらいのころでした。おすわりもだんだんしっかりできるようになり、周りの物にも興味を持ち始めました。けれどもまだおしゃべりもできないし、ずりばいやハイハイもできず、興味を持った物の場所まで自分で行けません。 私が用事をしていてかまってあげられないでいると、「うぅ~あぁ~」となんとも言えないうめき声をあげるのです。まるで、「退屈だ~」と訴えているようでした。私は、娘がうめき声をあげないよう、ピリピリしながら常に娘の様子に気を配っていました。 イライラ爆発、ついに怒鳴るだんだんと娘の何とも言えないうめき声にイライラし、神経質になっていました。常に娘とべったりのワンオペ育児に疲れていた私は、ついに生後8カ月の娘に向かって「うるさい!」と大きな声で怒鳴ってしまったのです。 娘は突然の大きな声にびっくりして、体を飛び上がらせました。まだ言葉の意味もわからない娘に怒鳴ってしまった私は、罪悪感でいっぱい。娘を抱きしめて「ごめんね」とつぶやきました。 ホッとしたひとりの時間あるとき、家のすぐそばの保育園が数時間からでも子どもを預かってくれるということを知り、2時間だけ預かってもらうことにしました。私はその2時間でずっと気になっていた窓の掃除をして、ひとりでゆっくりコーヒーを飲みました。ひとりの時間は神経が解放されるよう……。 「ちゃんといい子にしているかな、泣いていないかな」と心配でしたが、2時間後に迎えに行くと娘は楽しそうにしていて、私も娘を愛おしく感じました。思い切って保育園に預けてみてよかったと思いました。 わが子でも、ずっとべったり一緒にいるのはつらいときもあります。私はこの保育園の一時預かりをきっかけに、ファミリーサポート制度にも登録し、月に数時間預かってもらっていました。子どもの様子を気にせず自分の時間を持つことは、私自身とてもリフレッシュになったのです。ママの余裕のある笑顔は、子どもを最高の笑顔にしてくれると気づきました。 イラストレーター/山口がたこ監修/助産師 松田玲子著者:仲 かおり9歳の1人娘と認知症の姑との3人暮らし。夫は単身赴任中。趣味の野菜作りとライターの活動で自分の時間を楽しんでいる。
2024年03月25日イヤイヤ期真っ最中の娘を育てながら、正社員として働くりささんは、現在第2子を妊娠中。平日はワンオペ育児でヘトヘトです。妊娠4カ月を迎えて会社の上司に報告をしたところ、かなり渋い顔をされてしまい、参加していたプロジェクトのメンバーから外れることに……。さらに、つわりで家事も満足にできない様子を見た夫からは「要領がわるい」と責められ、モヤモヤしてしまうのでした。つわりで簡単な夕食しか出せなかったりささんに対し、夫は「要領がわるい」と言いました。キャリアを諦めたくないと、今まで必死に頑張ってきたのに、すべて否定されたような気持ちに。そして、せっかくの休日も、夫の無神経な行動は続きます……。居心地がわるい… せっかくの休日も、りささんは義実家でつわりに耐えながら台所に立っていました。その横で、義父と談笑する夫……。ただでさえ慣れない場所なのに、娘の相手をしながら料理をするのは楽ではなく、のんびり過ごしている夫を見てイライラが止まりません。 さらに、義両親からの小言も止まらず、りさささんを助けてくれるはいない状況です。なんとか頑張って動いていたものの、ついに限界を迎えてしまい、空いている部屋で休ませてもらうことに……。横になりながら、夫が義両親に「仕事と育児の両立が大変そう」と話しているのを聞き、りささんは自分がうまくこなせていないのを責められているような気持ちになりました。 実家に帰ると、ゆっくり寛ぎたくなる気持ちはわかりますが、妻が妊娠中でつわりもきつい状態であるなら、すこしは配慮してほしいですよね。妊娠中、なるべくストレスのない環境を用意してあげるのも、家族ができるサポートの1つではないでしょうか。みなさんは、妊娠中に夫からしてもらって嬉しかったサポートはありますか? >>次の話 著者:マンガ家・イラストレーター しろいぬしろ 著者:原作者 中澤夕美恵
2024年03月23日ママ・Aやん、パパ・Pやん、長女・コチコーちゃん(4歳)と昨年末に誕生した次女・パタミちゃんが登場する、ハートフル育児マンガ。ゆる~い家族の日常に関西弁のツッコミが鋭く光る! 出産直後、とにかくいろんなところが痛かったAやんさん。とくにお股の痛みは鎮痛剤なしでは耐えられないほど。その痛みを軽減する『命の円座クッション』を購入したものの、思わぬ落とし穴が……。HugMug読者のみなさまこんにちは!産後3ヵ月が経とうとしていますが、今回は産んですぐの入院中のお話です。長女の出産後もいろんなところが死ぬほど痛かったのですが、今回もやはり痛かった。お医者さまからは『激しめに会陰切開をしました』と真顔で伝えられました。なのでお股がズキズキと四六時中痛くて痛くて。あとは後陣痛も襲ってきたので痛み止めを飲まないと眠れないほど痛かったです。●キソニンには大変お世話になりました。そして産院の入院部屋におそらくかなりの確率で置いてある円座の椅子。あの椅子がないと食事もままならないぐらい痛い。なので退院後を見越して自宅でも円座が必要だと思い、ネットで注文しておきました。真ん中に穴が空いているだけなのにとてつもなく快適なのです!まぁ〜そのクッションで遊ぶ遊ぶ……(笑)。座るだけでなく、穴の部分を頭にはめて帽子にしたりと自由自在です。もう円座クッションなしでも生活できるぐらい回復はしているのですが、いまだにリビングに転がっています。”命のクッション”を見るたびにふたりめの出産や入院時を思い出すので、あえて思い出として残しておこうかなと思っています。もうほぼ産前の状態に戻ったのに、現在は花粉に悩まされる作者なのであった。PROFILEAやんさん平成元年生まれ兵庫県出身。長女コチコーちゃん(2019年5月生まれ)の出産を機に会社員を辞め漫画家へ転身。2023年12月に次女パタミちゃんを出産し、現在は2児のママに。インスタグラム(@aandp1989)とライブドアブログ(Aやんのええやん!ブログ)にてほぼ毎日漫画を発信中。KADOKAWAより初書籍「ポンコツ3人家族こんな日常でもええやん!」も発売中!Instagram
2024年03月23日1歳差の年子で1歳・2歳・3歳の子どもたちを育てる日々。夫は仕事がとても忙しく、ほぼワンオペ育児状態でしたが、追い打ちをかけるように夫の単身赴任が決まり……。それでも子どもたちに向き合うために私が心がけたことをご紹介します。元々ほぼワンオペ育児状態のわが家わが家は元々ほぼワンオペ状態でしたが、子どもたちがパパを好きでいてくれるように毎日写真や動画を見せて、とにかくパパを褒めていました。おかげで子どもたちはなかなか会えなくてもパパ大好き! 特に末っ子の1歳の娘はパパがいるとニコニコ笑顔でした。ほぼワンオペ状態とはいえ、そんなパパ大好きな子どもたちのため、毎日の育児に奮闘していました。 パパ大好きな子どもたちのケアパパが単身赴任になったことを、2歳と3歳の上2人は何となく理解している様子でした。しかし問題はパパ大好きな1歳の末っ子。パパが使っていたコップなどを見ては泣いたりしていました。それと同時に以前は朝までぐっすり眠っていたのに夜泣きが始まったり、体調を崩したり……。心身ともに不安定な状態でした。 週末にパパが帰宅し、また出発した日は抱っこしていないとずっと泣き通すほど寂しい様子。私自身も社会復帰後に完全ワンオペ育児でてんてこ舞いだったこともあり、どのように接していいのかわからなくなってしまいました。 完全ワンオペ育児だから「1日1ハグ」育児・家事・仕事と心身ともにヘトヘトでした。気がつけば余裕がなく怒ってばかりの日々。触れ合う時間さえ忘れていました。これではダメだと考えて、思いついたことが「1日1ハグ」。どんなに忙しくても1日1回以上は3人それぞれを抱きしめることにしました。それまで離れると泣いていた1歳の末っ子もひとり遊びを再開してくれ、2歳と3歳も笑顔で過ごせる時間が少しずつ増えていったように思います。 今でも完全ワンオペ育児は続いていますが、3人でお手伝いをしたがるようになってくれたり、「ママ大丈夫?」と聞いてくれたりするように。どんなに忙しくても触れ合うことって大切なことなんだなと感じられ、子どもたちと過ごす時間を今まで以上に大切にできるようになりました。 監修/助産師 松田玲子イラストレーター/まっふ 著者:三上美咲3人の未就学児年子の母。営業職でほぼ不在の夫と5人暮らし。育児をはじめとするさまざまなジャンルについてライターとして活動中。育児については主に自身の体験談を元に執筆している。
2024年03月22日娘が2歳になったころ、娘の育児に悩んでいた私。娘のイヤイヤに困り果てていたのです。そこで市でおこなっている子育て相談センターに行ってみることに。すると保健師さんから予想外の驚きのアドバイスが返って来て――!? 保健師さんからのアドバイス娘の対応に疲弊していた私は、子育て相談センターに行き、保健師さんにイヤイヤ期の対応方法について相談しました。 保健師さんはやさしくてとても聞きじょうず。娘が「抱っこじゃないと嫌だ!」「ママじゃないと嫌だ!」となってしまうことなど、現状をしっかりと聞いてくれる保健師さん。まずはイヤイヤの原因を満たすことが大切とのこと。娘さんが抱っこを希望したら、抱っこの要求を満たしてあげたあとで、「このあとごはんの準備をするからね」と約束してください。はじめは泣きますが、これを繰り返しおこなうことで、次第に理解してくれるようになりますよ。と保健師さんがアドバイスをしてくれました。さらに保健師さんは……。 「お母さんの気持ちのリフレッシュも大切です」とのアドバイスもくれました。「イヤイヤ期の対応方法を聞いたのに、自分のリフレッシュ?!」と、私は疑問が生まれましたが、「自分の気持ちに余裕ができると、子どもに対応するときも余裕が生まれるものですよ」と保健師さん。「日々の生活の中にちょっとしたリフレッシュ方法を取り入れてみては」と言われ、自分なりのリフレッシュ方法は何かを考えました。 アドバイスを実行してみると…私はコーヒーが好きなので、娘と出かけるときに、コンビニに寄ってコーヒーを買うことにしました。これが意外と良く、支援センターまでの運転中にコーヒーを飲んでホッと一息つくことが習慣に。ささいなことですが自分の気持ちに余裕が生まれ、イヤイヤ期のストレスも軽減されました。 保健師さんに話をすることで、自分の気持ちが少し軽くなりました。今回のことから、誰かに相談すると新しい視点で意見をもらえ、それを取り入れると悩みが軽減すると感じました。これからは、自分のことも娘のことも大切に生活していきたいと思います。 イラスト/海乃けだま著者:相原るか監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2024年03月20日私がずっと夫に抱えていた不満として、「育児の大変さをわかってもらえない」ということがありました。私は「どうしたら夫に育児の大変さをわかってもらえるんだろう……」とママ友に相談。そのときもらったアドバイスに、目からウロコが落ちた話を紹介します。私の夫は、育児ができる人私には3人の子どもがいて、私の夫はありがたいことに育児に協力的です。育児関連で夫にできないことはなく、末っ子の離乳食ストックを作ったり、当時0歳と4歳の下の子2人を夫がひとりでお風呂に入れたりと、すべてをこなすことができます。 私が夫に子どもたちを任せて、夜に家を空けることが何度かありました。帰宅した際に「大変だったでしょ、ありがとう」と夫に伝えるのですが、いつも夫は「いや、別に大変じゃないよ」と答えるのです。 その返答に「そっか」と返しながらも、私は勝手に、普段自分が必死になってしていることを「大変じゃない」と言われているようで、モヤモヤしたのです。 友人の言葉に目からウロコ!ある日、夫に対するモヤモヤをママ友に相談すると、ママ友はこう言いました。 「それはたしかにモヤッとするね。私たちだって、すべての日がずっと大変なわけじゃないし、今日は比較的ラクだったなと思う日もある。 けれど育児は終わりが見えない、毎日続くことだから大変だと感じるんだよね。だから1日や2日代わったところで、きっと旦那さんには本当の育児の大変さはわからないよ」 さらに、ママ友は「例えば、1カ月ほど旦那さん主体で育児をやってもらって、それでも『全然大変じゃない』と言うなら、それはそれですごく頼りになる旦那さんってことだから、どんどん頼っちゃえばいいじゃない!」と言ったのです。 私は「たしかに! 夫に数日育児を代わってもらったところで、本当の大変さはわからないんだ」と、目からウロコでした。 ママ友からの言葉を聞いて、「夫は私のしている育児を否定しているわけじゃないし、夫が『大変じゃない』と言うなら、たくさん頼ってもいいんだ」と思うことができ、気持ちがラクになりました。自分とは違う視点でアドバイスをくれた友人に、感謝した出来事でした。 イラスト/ミロチ著者:吉川 みきな
2024年03月16日4歳と1歳の2人の男児のママ・きのこの子さんが描く育児マンガ。今回はきのこの子さんのワンオペ育児エピソードをご紹介します。とある日の夕食時、息子2人と食卓を囲んでいたきのこの子さん。3人で「いただきます」をすると、突然事件は起こってしまったのです……! ワンオペ育児の食事現場は、想像以上に○○で…!? 開始早々、「つかれたぁぁぁ」とぐずり出した」長男君。 さらに次男君は、近くにある物をポイポイと床に投げて遊んでいました。 きのこの子さんが長男君に構っていると、今度は次男君が大声で発狂……! 2人の息子の気を紛らわすため、きのこの子さんは突然歌を歌を歌い始めました。 「なにその歌~!楽しいね」 ママの歌になごむ息子たちでしたが、食事に会話がシフトすると、再びごね始める長男君。 すると、ママにアニメのキャラクターのモノマネを求め始めたのです。 「やったらちゃんと食べるんだよ」 全力でモノマネを始めるきのこの子さんでしたが、長男君の食事はまったく進まず……。 ふと次男君を見るとセルフお茶うがいを始めていて、もうてんやわんやな状態に! そして、追い打ちをかけるように長男君が暴れ出すと、お茶碗がひっくり返り、中身がこぼれてしまうという大惨事に見舞われてしまったのでした……。 ワンオペ育児だと長男君と次男君、それぞれ同時に対応しなければいけないので大変ですよね。食事がスムーズに進むよう、ママがサービス満点の全力サポートをしているにもかかわらず、一切報われていないのがなんとも切なく感じました……! 著者:マンガ家・イラストレーター きのこの子
2024年03月15日働く女性が増え、産前産後休業や育児休業をとる女性も多くいます。私もその1人でしたが、育児と仕事の両立には家事や育児を手伝ってくれる存在が必要なのだと心底思いました。そんな私の体験談をご紹介します。復職して大変だった時期1人目の妊娠・出産を経て育児休業をとっていた私は、子どもが1歳3カ月のときに保育園へ預けて職場復帰しました。子どもの体調不良で急に休むことを想定して、専任の事務から引き継ぎのいらない現場作業へ部署を替えてもらい、働く時間も短縮しての復帰。当然ながら給料も半人前です。 一番大変だったのは、家事をこなすことでした。仕事で疲れていても大急ぎで子どもをお迎えに行き、家につけば息つく間もなく夕食づくりです。 家事も育児も全部ひとり保育園に行けば、砂場遊びやお絵かきで汚れた洗濯物が毎日何着も出ます。帰り時間や天気を考えて室内に洗濯を干す作業も、乾いた洗濯物をたたむ作業も夜遅くになりました。 私の要領が悪いせいもありますが、お皿洗いや保育園の持ち物の準備、連絡帳の記入なども子どもを寝かしつけたあとにおこなわなければならず、毎日が寝不足で目がまわるような状態。ようやく家事が終わったころにはホッとして、自然と涙が出てくることがよくありました。 私は離職の道を選んだ家の近くに住む両親に頼ることができる、パパの帰りが早くて家事や育児の分担ができるなど無理なく働けるならよかったのですが、わが家はそうでなかったうえに、2人目ができたときを想像すると「こんな生活では無理がありすぎる……」と感じました。そして、復職から2年で離職し、保育園をやめて幼稚園に変更しました。 ただ、保育園での集団生活は子どもの成長にもつながり、何より本人が楽しそうだったので保育園に通わせたこと自体は今も後悔していません。 復職する前は、周りの友人たちがしていることだから自分にもできるものだと漠然と思っていました。家庭の状況によっては働くことが難しい場合もある、それぞれの家庭にあった選択をすることが大切だと感じました。 イラスト/sawawa著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女2児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。監修者・著者:助産師 松田玲子
2024年03月14日私は30歳の会社員。同じ年齢の夫と、3歳の娘と3人で暮らしています。しかし……夫は「男は黙って構えている。これが理想の家族」と、家事も育児もまったくやってくれません。 家事も育児も妻任せな夫子どもに合わせた薄味の料理を出すと「味うすっ! 普通、大人用と子ども用別々に作るだろうが!」と激怒。その上、「母さんは働きながら家事も育児もしていた」と義母と比較してきます。 悩んだ私は「どうすれば効率良く家事ができるんだろう……」と義母に相談しました。 すると、「それは不満が出るのも無理はないわね!」と言われてしまい、言わなきゃ良かった……と、大後悔。 義母が怒った相手は……翌日家に帰ると、なんと義母が家で料理を作って待っていました。 「夕飯も掃除も適当だし。俺のことを何も考えていないんだぜ」と調子に乗る夫。 「主婦失格」「母さんの爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい」と言いたい放題です。 すると、義母が「私からも言わせて」と言い出し…… 「この人は完璧よ!手伝わずに料理に文句つけるなんて、あんた何様!」と夫に怒り始めたのです! か、かっこいい~!! 実は、義母は義父や両親、近所の人に助けられながら子育てをしていたとのこと。「あなたは本当に一人でよくやっているわよ、立派!」と言ってくれました……(涙)! なんと夫は「返品不可!」娘のお手伝いもあり、今までなんとか頑張ってきた私でしたが、もう我慢の限界です。「お義母さん、私離婚するので、夫のことをお返しします!」と宣言! すると、「離婚は大賛成! でも息子は私に返されても困る!」とまさかの返品不可。 その後、夫には泣きながら謝罪されましたが、離婚して家を出て行ってもらいました。離婚してからも、義母は時々会いに来ては助けてくれるので大助かり♡ 大変なとき、周囲に助けを求めることも大切ですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月09日ある日実家で飼っていた愛犬が天国へと旅立ち、ひどく落ち込んでいた私。しかし、育児本にあった「子どもが不安になったり、大好きなお母さんが泣くことで心に傷ができたりすることがあるため、子どもの前で泣いてはいけない」という言葉を思い出し、息子の前では泣かないようにしていたのですが……。 息子に涙は見せたくない。でも…愛犬が亡くなったことが悲しくて泣きたくなってしまいますが、息子の前ではいつも通りのママでいることを意識。息子に接しているときには気が張っているのか、涙は出ませんでした。しかし、料理中など、息子と接していないふとした瞬間になると、愛犬のことを思い出し、自然と涙が出てしまうことも。 そんなある日、突然3歳の息子が私に抱きつき「ママ、僕がいるから寂しくないよ。泣かないで」と頭をなでながら言ってくれたのです。息子にはバレていないと思っていたのですが、きっと私が泣くのを見ていたのでしょう。息子だってかわいがっていた愛犬と別れ寂しい思いをしているはずなのに、励まそうとしてくれたんだ……。私はそんな息子のやさしさがうれしくて、息子を抱きしめながら泣いてしまいました。 悲しくて涙する母の姿を見たことで、「泣いている理由を察して寄り添ってあげる」という息子の思いやりの心が育ったようにも感じます。今回のことで、ありのままの親の姿を見せることも子どもには大事なのだと実感。育児本に書かれていることだけが正解ではないんだなと学んだ出来事でした。 作画/Pappayappa著者:小柳さとみ
2024年03月09日多くのママが「育児が大変! つらい!」と思うことについて、3児の母である小児科医がラクになる方法をアドバイス! ママ目線で「ここまでならラクしてOK」というポイントをお伝えします。今回は、離乳食についてです。献立を考えたり、量や硬さに気をつけたり、何かと手間のかかる離乳食。毎日の育児を笑顔で楽しく続けられるように、ほんの少し肩の力を抜いて、ラクをしてみませんか? 多くのママたちが大変と感じているお世話の中で、「ここまでならラクをしてOK」というポイントを、小児科医であり、3児の母でもあるさくらんぼこどもクリニックの三日市薫先生がご紹介します。 ここが大変① 朝は忙しくて離乳食を準備できない 調理いらずの食材を活用手間をかけなくても、パンやチーズ、果物といったそのまま食べられるメニューで十分です。大人の分から取り分けられる味噌汁やスープも便利です。また、ベビーフードを活用するのもおすすめ。硬さや味つけの目安の参考にもなります。 1〜2回食の時期ならば、朝は母乳や育児用ミルクにして、昼や夕方を離乳食にすると時間にゆとりができますね。 極端な偏食ではない限り、毎食ごとの栄養バランスはこまかく気にしなくても大丈夫です。離乳食の栄養素は2~3日単位で考えます。他の食事で補いながら、バランスをとるように心がけましょう。 ここが大変② 食べこぼしが多く、後片づけが疲れる エプロン&敷物で負担を軽減服や床を汚したり、皿をひっくり返したり……赤ちゃんの食事の片づけはひと苦労ですね。とはいえ、汚れるのが嫌だからといって、すべてお母さんが食べさせるのは避けましょう。赤ちゃんがスプーンなど道具を使う経験も必要です。 ポケット付きや大きめのお食事エプロンをしたり、床に新聞紙や敷物を敷くなどの対策をすると、着替えや後片づけの負担が軽くなります。 手づかみ食べは1品だけでもOK生後9カ月ごろになると見られる手づかみ食べも、触感を養ったり、自分で食べるための練習になるなど成長に必要なことです。食べる意欲が出てきた証拠と思い、パンやバナナなど汚されにくい1品だけでもさせてあげましょう。 ここが大変③ 好き嫌いが激しく苦手な食材を食べてくれない 赤ちゃんの好き嫌いは気にしなくてもOK好き嫌いのない子に育ってほしいという思いから、心配になる気持ちもわかります。しかし、赤ちゃんの味覚は未発達で、将来的な好き嫌いにはつながりません。味覚が形成されるのは3歳ごろになります。 嫌いな物はおかゆに混ぜたり、食感を変えてみたりと工夫をしながら、気長に様子を見ていきましょう。無理に食べさせなくても、ある日突然食べるようになったりもします。 離乳食の目安量はあくまで参考程度に考えて食べる量も月齢や離乳食の進み方の目安がありますが、大人もひとりひとりで食べる量が違うように、赤ちゃんもそれぞれ違います。基本は食べたいだけ食べさせて構いません。目安量に達しなくても、体重が順調に増えているならば、その子にとっての適量と思って見守りましょう。 まとめ離乳食で疲れないために大切なのは、「離乳食は手抜きで作る」ということです。ママが一生懸命作れば作るほど、食べてもらえなかったときの不満は、つい赤ちゃんに向かいがち。お母さんが怖い顔をしてスプーンを口に持ってきたら、赤ちゃんは食事が楽しくなくなってしまいます。笑顔で食事の時間を過ごせるように、肩の力を抜いて取り組んでいきましょう。 監修者:医師 さくらんぼこどもクリニック院長 三日市 薫 先生 著者:ライター 大浦綾子
2024年03月09日毎日育児や家事に追われて頑張っているママたちのために、なんでも気軽に吐き出せる場所を作りました。ベビーカレンダーアプリに「つぶやき」コーナーができました!友人や夫には言えないけど誰かに聞いて欲しい! みんなと共有したい!といった「悩み」「愚痴」「日常のあれこれ」を思い切り吐き出せる場です! 溜め込まずにここでつぶやいてスッキリしましょう!まずはアプリをダウンロードiPhoneの方はコチラ Androidの方はコチラ ※全ての機能を無料で使うことができます。(広告表示あり)※ご利用にはベビーカレンダー会員登録が必要です 使い方【便利機能】ユーザー名匿名投稿もできる!ユーザー名非公開の匿名でも、公開でも投稿可能!誰かのつぶやきに「いいね」や「コメント」ができます。 妊娠中や育児中のママさんのちょっとしたつぶやきが続々投稿されています。ぜひ使ってみてくださいね♪iPhoneの方はコチラ Androidの方はコチラ 注意事項※ 不適切なコメントは削除させていただくことがあります。※ 誹謗中傷などの嫌がらせ、迷惑行為があった場合は法的措置を取らせていただきます。※ ガイドラインに違反したコメントは削除、または退会処理をさせていただきます。
2024年03月08日育児中のママたちからは、「夫が育児に協力してくれない」「育児は母親の役割だと思っている」「私が忙しく動き回っているのに夫はスマホをいじってばかり」という不満の声をよく聞きます。そんな育児中のママたちの悩みである夫をどうしたら“育児に協力的な夫”に変えられるのかについてお話しします。 やってほしいことを細かく伝える私が忙しく家事や育児をしているとき、夫にあれをやってほしいな、と思っても全然してくれなくてイライラすることがよくありました。そもそも男性というのは、多くの場合は“察する”ことが苦手なもの。「言わなくてもわかるだろう」は通用しないのだとこのとき思いました。 夫にやってほしいことがあるときは、ストレートに「○○をやって」と言うことが大事なのです。伝え方にもポイントがあり、育児に不慣れな夫には「赤ちゃんをお風呂に入れて」だけじゃ不十分。「お風呂に入れる前にバスタオルと肌着とパジャマを用意してね。お風呂から上がったらすぐに保湿クリームを塗ってね」と、私にとっては当たり前のことでも、夫には事細かに伝えることが大事だと感じました。 夫のやることにダメ出ししない夫が抱っこをしたら「そんな抱き方じゃダメよ」と注意、おむつ替えをしたら「おしりがちゃんと拭けてない」など、ダメ出しをしてはいけないと思った私。 赤ちゃんといつも一緒にいるママと比べたら、夫は抱っこやおむつ替えなどが下手で当たり前。夫なりに一生懸命頑張っているのにダメ出しばかりされたら、やる気をなくしてしまうのではないかと思いました。 夫に赤ちゃんのお世話をお願いしたときは、どんなに手際が悪くても口や手を出さず見守る。そのうえで、「ありがとう、こうするともっとうまくできるかも」など、“アドバイス”として伝えてあげると、パパも前向きに受け止められると思いそれを徹底しています。 夫に赤ちゃんを預けてみる普段仕事で家にいない夫は、赤ちゃんと2人きりになる時間がほとんどありませんでした。だからどうしても「育児は妻の仕事、自分はお手伝い」という気持ちが抜けきらないのだと思います。 だからこそ、“赤ちゃんと2人きりの時間”をつくってあげることが大切。赤ちゃんと2人きりの場合、いつも頼りっぱなしの妻はいないので、夫は自分であれこれ考えてお世話をしなければいけません。それが育児に対する自信にもつながり、赤ちゃんと2人きりで過ごす大変さがわかって、より育児に協力的になってくれると私は感じたのです。 赤ちゃんのお世話が不慣れな夫に預けるのは、心配でしたが、私だって最初は同じように不慣れだったはず。夫を信じて任せてみよう! と思い任せました。だんだん赤ちゃんのお世話に慣れてきたら、夫に預ける時間を増やしていこうと考えています。 わが家の夫は、これらを実践していくうちに、だんだん育児に協力的になっていきました。 “イクメン”というのは育てるもの! ママの言動1つで、パパはよくも悪くも変わると痛感。これからも夫をうまく育児に巻き込んで、夫婦で協力して育児をしていきたいです。 イラストレーター/ライコミ
2024年03月08日うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々