こんにちは、ライターの佐原チハルです。“いざというときに頼れる義父母がいる”というのは、とても心強いことですよね。けれどその一方で、ありがたいと感じているからこそ“言えない本音”を抱えてしまって、ストレスやトラブルになってしまっているという人たちも少なくありません。●(1)育児方針は、自分たちに合わせてほしい!『いろいろなことに興味の強い年頃の子なので、お店に行くと、欲しがるおもちゃもたくさんあります。際限がないので、うちではイベントごと以外ではあまりおもちゃは買わないようにしているのですが……。義父母が気にせず買い与えてしまうのに困っています』(30代・3歳児のママ)『子どもが「食べたい」というと、なんでも買ってあげてしまうのが困ります。卵アレルギーのある子なんですが、卵の使われているものも多いので』(30代・2歳児のママ)特にアレルギーへの意識 は、世代によって大きく違ってくることもありますね。2歳のお子さんは、自分から「これ卵使ってない?」と確認ができることも少なくないそうなのですが、場合によっては命にも関わることですので、不安も多いそうです。●(2)「子どもがかわいそう」は傷つきます……『保育園のお迎えに行ってもらったのですが、その後しきりに「子どもがかわいそう 」「仕事より子どもが大事でしょう? 」など言われるようになってしまいました』(20代・3歳児のママ)『慣らし保育中、子どもの送り迎えを頼んだ日がありました。まだ新しい園に慣れておらず、毎日大泣きだったころで……。「かわいそうで見ていられなかった 」と言われてしまいました。慣らし保育の間は私自身もそんな風に感じることもあるので、気持ちはわかるのですが……』(30代・1歳児のママ)“子どもにかわいそうな思いはさせたくない”と、ママだって思っている場合が多いですよね。そのせいもあって、ショックもより大きなものになってしまうようです。●(3)“次の子”について子どもの口を使って言わせるのはやめて!『最近、ぬいぐるみや人形で“お世話ごっこ”をして遊んでいるのですが、一緒に遊びながら「弟か妹がいたらうれしいね」「下の子ができたら、こうやってお世話してあげるお兄ちゃんになるんだよ」など話しかけているのを聞くと、どうしていいのかわからなくなります……』(20代・4歳児のママ)『子どもが突然「妹が欲しい!」と言い出したので驚いていたのですが、よく聞いてみたら「おばあちゃんが、妹がいると楽しいよって言ってた 」とのことで……。もう1〜2人産んだ方がいい、とは私自身もよく言われているのですが、子どもの口まで使うのかと、驚きを通り越して怒ってしまいました』(20代・3歳児のママ)子どもをつくる・つくらない(つくれる・つくれない)、というのは、家族間であっても当然、簡単には触れてほしくない話題ですよね。子どもの気持ちは尊重したい、という思いを持ったママも多い中“子どもの口”が使われてしまうのは、特に困ってしまいますね。----------こうしたストレス・トラブルを抱えたときに“ハッキリ嫌と伝える ”か“事故のようなものと捉えて受け流す ”かは、とても迷うところです。子どもの健康・安全にすぐさま関わるものであれば、しっかりと伝えることは必要です。しかし、そうでなければ、「こうした方がいい」という“正しい答え”と呼べるようなものは、残念ながらありません。状況や環境によって、また内容によって、答えも変わってきます。“言わない”でいる方が、円満にいられることもあるでしょう。一方で、言うことで関係性がより良いものになるケースも多くあります。パートナーとも共有・相談しつつ、一番いい形を模索できるといいですね。●ライター/佐原チハル(フリーライター)
2016年05月07日【ママからのご相談】4歳の娘がいまだに指しゃぶりをしていて不安です。遊んでいる間も保育園にいる間もずっとこの調子です。なんとかやめさせようと、口から指を離されたり、「ダメだよ」と優しく言いつけたりしています。しかし、なかなか治らず、このままずっとクセとして残るのではないかと心配です。どうすれば指しゃぶりをやめさせることができるのでしょうか。●A. お子さんの心が、満たされる状態になればやらなくなります。こんにちは。メンタル関連を中心に書いているメンタルケア心理士の桜井涼です。ご相談ありがとうございます。指しゃぶりでお困りなのですね。指しゃぶりは、心の中にある不安を何とかしようとして無意識のうちに出てしまう行動です。4歳であれば、環境の変化やちょっとしたストレスで始まってしまうことがあります。多くの子どもたちが指しゃぶりや爪かみなどさまざまな行動に起こします。しかし、心が落ち着けば自然となくなります。お子さんが発している心のサインが何なのかを調べてみると、早い段階で心を満たしてあげることができるかもしれません。●心のサインが行動に出ている人の心と行動は非常に密接に関わっており、切り離すことができません。そのため、心で不安に感じることがあると、それを行動に出してしまうことがあります。例えばウソをついた場合、不安な気持ちを抑えるために、・鼻をさわる・身振り手振りが大きくなる・手を隠す・ツバを飲み込むなどの行動でごまかそうとします。ご相談者様のお子さんの場合は、よく指をしゃぶっているとのことですので、同じように何らかの不安な気持ちを抱えているのかもしれません。一般的に、指しゃぶりや爪かみ、タオルやぬいぐるみなどを持ち歩くなどの行動は、精神不安 を意味すると言われています。つまり、それらの行動は心の安定をはかる目的で行われており、不安を強く感じたときの心の支えとなっているのです。また、このような行動を取るのは、2~4歳くらいから始まるお子さんが多い です。この年齢になると、語彙が増えてきているのに気持ちをうまく伝えることができないというストレスを感じることもあります。また、親の様子や人との関わりにも不安を感じ取りやすくなります。こういった精神不安な状態の子にさらにストレスがかかると、吃音が出てきたりすることもあります。●指しゃぶりはいつまで続くのかご相談者様と同じように、「この子は一体いつまで、こんなことをするんだろう」と悩まれている方も少なくありません。指しゃぶりは不安な心を示すサインですから、心が満たされる状態を作ってあげる ことが必要です。以下は、取材をしたり、学習塾の講師をしていたときの面談などで聞いた話です。・『小学1年生なのにお気に入りのタオルケットがないとダメなんです』・『17歳の娘は、未だに指しゃぶりをしています』・『年長になっても爪かみをしています』・『小4なのに手だけでなく、足の爪やあまがわまでかんでいます』・『3歳からずっと今(当時8歳)まで指しゃぶりをしています』というように、不安な気持ちが解消されないと「ついやっていた」という状況になってしまう子どもたちも多くいます。大人でも爪かみをしてしまうことがありますよね、それと同じです。その子によって、何が不安材料になっているかはわかりません。そのため、親が早いうちに気がついてあげることが大切なのです。●心を安定させるために親ができること新しい環境で不安ということもあるでしょうし、親にもっと甘えたいという気持ちから起こることもあります。個々によって原因は変わります。指しゃぶりなどの行動を見せたときは、叱らないであげることが大切です。外出時に指をしゃぶっていたりすると、つい無理矢理やめさせようとしますよね。注意しすぎたり、無理矢理にやめさせようとしたりすることは逆効果 になってしまいます。そんなときは、抱きしめてあげたり、手をつないで微笑んであげたりすることが有効です。子どもはスキンシップを通して安心感を受け取ることができるからです。日常であれば、それとなく遊びの方に注意を向けてあげるとか、時間的に余裕のある生活をすることも効果があります。そして子どもと接する時間を増やしてあげましょう 。ニコニコしたママと過ごせるだけで自然と指しゃぶりをしなくなる方向に向かいます。また、夫婦が仲良く話をする姿や、過ごしている姿を子どもが見るだけでも安心することにつながります。「早くやめさせたい!」と相談者様が焦れば焦るほど、その気持ちがお子さんに伝わってしまいます。そのため、やめさせるのに逆に時間がかかってしまうのです。まずは、お子さんに安心感を持たせるために、何に不安を感じているのか見てあげて欲しいと思います。言葉で聞いても話さないことが多いです。行動を見てあげることが発見につながります。【参考文献】・『「気づいて!こどものこころのSOS」こどもの心の病全書』星野仁彦・著●ライター/桜井涼(フリーライター)
2016年04月27日こんにちは。ファイナンシャルプランナーのyossyです。皆さんの家庭では、子どもにまつわるお金、どれくらいかかっていますか?食費や衣服費、学費などは最低限必要な費用なので別としましょう。子どもの要望に合わせておもちゃやお菓子、 ゲーム機・ゲームソフト等を買ってしまうと、積もり積もってかなりの出費になってしまいますよね……。子どもが「ごねれば買ってもらえる」と学んでしまっているケースもあり、対応に手を焼いているという家庭 もあるのではないでしょうか。そのような場合、思い切ってお小遣い制を導入して子どもに任せてみるのも手です。●親が購入したくないものは、一定金額内で子どもに任せる親が納得できる範囲で金額を決めてお小遣いを渡すようにすれば、不本意な出費を抑えることができます。「これ買ってー!」と子どもに言われても、「それはお小遣いで買ってね」と言ってしまえば渡したお小遣い以上の出費をすることはありません。小学生以降、子どもによっては幼稚園の年長以降であれば、ある程度自分の意思で「購入する・しない」を決めることもできる でしょう。もちろん、大人だって衝動的に買い物をしてしまうことがあるのです。子どもが自分で判断すれば、結果的に欲しいものが全て購入できないというケースのほうが多いかもしれません。しかし、それも子どもが選択した結果です。性格にもよりますが、ある程度自由な判断をする権利を持たされているので、単に「これは買いません!」と言うよりは子どもも納得しやすいでしょう。●お小遣い帳のチェックなど、サポートはしっかりとお小遣いを“あげっぱなし”でフォローなしというのはよくありませんね。本当に何に使ったのかわからない状況になると、たとえば“子ども同士で金銭の貸し借りをしていた” といったトラブルが起こることもあり得ます。やはり、毎月お小遣い帳をしっかりつけること、銀行口座を開設して毎月あまった分を預金すること、といった基本の流れをサポートしてあげましょう。また、「なんで欲しいものが買えないんだろう」などと悩んでいたら、ぜひ相談に乗ってあげてくださいね。節約になるうえ子どものマネー教育にもなるので、一石二鳥です。●単純に金額だけでほかの家庭と比較するのはナンセンスでは、いくらくらいのお小遣いをあげるのがいいのでしょうか。たとえば、ファイナンシャルプランナーの岩下桂子氏は、著書のなかで『年齢×400円』という指針を示しています。6歳で2,400円という計算になるので、高すぎるようにも感じますね。でも、これには理由があります。衣服代や上履き・文房具といった学用品などもお小遣いで買うという決まりになっているのです。生活に関するものも自分で管理する必要があるのですね。ということは、もしも子どもが小遣いのやりくりに失敗した場合、「お小遣いが貯まるまでキツイ上履きで過ごす」といった事態もないとは言い切れません……。お小遣いで支払う範囲を聞くと「逆に足りないのでは?」と思う家庭もあるかもしれませんね。もうひとつ例をあげてみましょう。Aさん宅は1,000円のお小遣いを毎月あげていて、Bさん宅は100円だったとします。一見Aさん宅は子どもを甘やかしているように見えるかもしれません。でも、おもちゃ・お菓子代も込みの1,000円だとしたら?そして、Bさん宅では子どもの望むままに別途5,000円以上毎月おもちゃを買い与えていたら?印象は真逆になりますよね。少し極端な例ですが、このように、金額だけではなく“どこまでをお小遣いで購入するか” まで同時に比較しないと、比べる意味がないのです。●どこまでお小遣いで払うのかを明確に大切なのは、「どこまでの範囲をお小遣いで払うのか」を明確にすること。ここが不明瞭だと、「まぁいっか」を繰り返しているうちにだんだんとお小遣いの意義が薄れてしまいます。迷うことがあれば、そのたびに家族会議を開くなどして“お小遣い”の定義を常にはっきりさせること を心掛けましょう。----------家計に優しく、子どものマネー教育にもなるお小遣い制度。ほかの家庭がどうしているのかというのも気になるでしょうが、金額だけにとらわれる必要はありません。「多すぎた!」「少なすぎた!」と失敗するのだって、親子ともにいい経験です。興味があれば、ぜひトライしてみてくださいね。諦めずに試行錯誤していくことで、その家庭にとってベストな方法にたどり着けるはずです。【参考文献】・『かしこい子どもを育てるおこづかいトレーニング』岩下桂子・著●ライター/yossy(フリーライター)
2016年04月26日【ママからのご相談】3歳と2か月の兄弟のママをしています。下の子どもがまだ小さく手がかかるので、どうしても家事まで十分手が回りません。わが家のリビングは常に物が散らかり放題の状態です。特に3歳の子どものミニカーや新幹線、 電車のおもちゃの収納がうまくいかず、こちらが「お片付けしようね」と声をかけても自分でお片付けができません。これから先、下の子どもがハイハイしてもいいようにスペースを確保したいので、おもちゃのために大きな家具を買い足すことは考えていません。既存の収納を活かして、子どもが自分でお片付けができるようにするにはどうしたらいいでしょうか。●A. お片付け達人になる方法を3つご紹介します。ご相談ありがとうございます。ママライター、インテリアコーディネーターのあしださきです。子どものおもちゃの収納でお困りとのこと、ご相談者様のお気持ちよくわかります!わが家は男の子2人を含む3人の子どもたちがおり、お片付け問題は常に頭を悩ませるテーマです。『株式会社フェリシモ』が2015年4月に実施したアンケートをご紹介します。子どもを持つ既婚女性218名に「家の中で片付けたい場所はどこか」を調査したところ、64%がリビング・ダイニングと答えています。小さい子どもがいる家庭では、一日のほとんどをリビング・ダイニングで過ごしますので、お子さんのおもちゃのお片付けスペースもリビングの一角に必要となることでしょう。また前出のアンケートで、子どもを持つ既婚女性196人に「片付けたくてもできない理由は何か」を調査したところ、48%が「時間がない」 と答えており、「子どもが散らかすから」と「家族が協力してくれない」の2つを合わせて69% という結果が出ました。このアンケートから、リビング・ダイニングを上手にお片付けするためには、・短時間でできること・子どもが自らお片付けできる工夫・普段家に居ることの少ないご主人でも分かる、シンプル収納の3つのコツで乗り越えることができるということが言えると思います。●(1)短時間で片付けたい短時間で片付けるために必要なひと工夫をご紹介したいと思います。お子さんのおもちゃは買ったときの箱から出し、そのおもちゃがすっぽりと入る大きさの浅いバスケットなどに入れてカラーボックスなどに収納すると、出すときもしまうときも箱に元通りに入れる作業が省けるのでおすすめです。以前、わが家ではレールをつなげてその上に電車を走らせるおもちゃや、木製レールのパーツと汽車のセットなどを、買ったときの箱のままリビングの小さなクローゼットにしまっていました。見た目にはすっきりと片づきますし、箱に入れるのが当たり前だと思っていました。しかし、遊びたいときは親が手伝わないと出すことができず、また出すのにもしまうのにも時間がかかる ことに気がつき、その収納方法を改めたところ大幅な時間短縮につながりました。●(2)子どもが自分でお片付けできる工夫まず、「リビングのおもちゃスペースはここ」と決めたら、そのスペースに置けるだけのおもちゃを厳選して選ぶこと。絶対数を減らすことで、子どもが自分のおもちゃはこれだと理解してくれるでしょう。置ききれないおもちゃは、将来の子ども部屋に置くか別の部屋に置いておき、時々リビングのおもちゃと入れ替える というのもおすすめです。数を減らしたら、種類をざっくりと分けてみます。絵本、乗り物系(電車と車)、ぬいぐるみ、お料理セット、お絵描き道具などと大きめのジャンル分けをして、それぞれ専用のバスケットなどを用意します。遊んだあとはそのバスケットにポイポイと放り込むことがお片付けです。簡単で楽しいと、子どもも自分でやりたいという意欲がわくでしょう。または、カラーボックスにピッタリ収まる引き出しを用意して、その引き出しの中にしまう方法も非常にスッキリと片づくのでオススメです。引き出しを選ぶときのポイントは、同じシリーズのものがサイズ違いでいくつも販売されているメーカーのもので揃えるということです。またシンプルで、飾りがないもの。おもちゃ収納が必要でなくなっても別の用途に使うことができ、無駄になりません。●(3)わかりやすいシンプルな収納普段おうちにいる時間が少ないご主人。休日に子どもと遊んでくれるのは大変うれしいのですが、遊んだ後っていつもよりお部屋がぐちゃぐちゃになってしまうんですよね……。片付ける場所と方法がわからないから、というのが理由でしょうから悪気はないようです。(1)(2)のポイントを押さえてシンプルでざっくりとグループ分けしておくことで、そんなパパでも簡単に片付けることができますし、今はざっとまとまっていればよしとしませんか?小さいお子さんのお世話に忙しい時期ですから、パパが片付けた大雑把な状態でもオッケーというように、ひとつひとつのバスケットの大きさはゆとりのあるものを選んでください。物が中で動くくらい がちょうどいいですよ。----------いかがでしたか?簡単な方法ばかりですが、経験上とても役に立っているものばかりです。上のお兄ちゃんは、忙しいママの味方にきっとなってくれると思いますよ。褒められてママがうれしそうだと「よーし、もっと頑張ろう」と思ってくれるものですし、自分でなんでもやってみたい、それをママに見ていてほしいという子どもの発達成長段階に合っている方法です。ぜひ参考になればうれしいです。【参考リンク】・整理と収納に関する意識調査 | 株式会社フェリシモ(PDF)()●ライター/あしださき(元モデル)
2016年04月25日こんにちは、ママライターのfurahaです。幼児期の子どもをもつママの悩みの種のひとつ、お片付け。毎日「片付けなさい!」と言っているママ、何度言っても片付けをしない子どもにイライラしているママも多いと思います。でも、実は片付けをしやすい環境 が整っていないと、子どもにとってお片付けはとても難しいことだとご存知でしたか?お子様がなかなか片付けをできるようにならない……というママ必見!子どもが進んで片付けをしたくなる方法を紹介します。●夢中で遊ぶことは子どもの脳の発達を促す!多くの子どもは、遊ぶとなると家にあるおもちゃを次々と出して、部屋の中を散らかしながら遊びますよね。大人からすれば、一つ遊んだら一つ片付けておけば、そんなに散らかることはないのに……と思わずにはいられません。しかし専門家によると、この夢中になって遊ぶというのがとても良いこと なのだとか。教育評論家の親野智可等先生は、著書『「ダメ!」を言わなければ子どもは伸びる』のなかで以下のように述べられています。**********『例えば、子どもが大好きなブロックに夢中になって遊んでいるとき、思考力、創造力など…脳はフル回転しています。まさに頭がよくなっていく真っ最中。しばらくして飽きてしまって“じゃあ、お絵かきしよう!”と、出しっぱなしで次に移ったとき脳は高速回転を続けたまま次にいけます。そうやって、出しっぱなしで何時間もフル回転の状態のまま楽しく遊ぶと、頭もスッキリ、気分も爽快。さらに、脳も鍛えられるのです』**********思いっきり散らかしながら無我夢中で遊ぶことは子どもの自然な姿であり、創造力や思考力を鍛えること にもなっている。そう思うと、多少散らかっていても大らかな気持ちで子どもを見守ることができるのではないでしょうか!?●お片付けタイムを決めてそのときに一気に片付ける!夢中で遊ぶのは子どもにとって良いことですが、遊びっぱなしで片付けをしないというのはいけません。夕食前やお風呂の前など片付けるタイミングを決めて、そのときに一気に片付けるようにしましょう。毎日同じタイミングに片付けることで、子どもにとってもわかりやすく、お片付けの習慣がつきやすいと思います。●子どもが片付けたくなる環境を整えよう!では、どうしたら子どもはお片付けタイムに進んで片付けられるようになってくれるのでしょうか?わが子が片付けをしないというママは、子どもが片付けやすい環境 が整っているかを見直してみましょう。●(1)子どもが片付けやすい収納にする・おもちゃ箱はフタのないものにする・箱に目印や写真をつけて、分類して片付けやすいようにする・表紙が見える絵本収納棚など、パッと見てどこに何があるのかわかる収納にする・収納場所は子どもがしまいやすい高さにするおもちゃ箱が開けにくかったり、物がしまいにくかったりする収納であれば、子どもは片付けたがりません。幼い子どもでもわかりやすい収納を心がけましょう。●(2)子どもの発達に合わせて少しずつ片付けをできるようにしてあげるいきなり1人でちゃんと片付けができる子はいません。まず初めは、部屋の隅におもちゃを集めるところから始めてみる。それができたら種類やサイズで分類、おもちゃ箱に自分で入れられるようになる、というように段階を踏んであげるといいでしょう。●(3)遊び感覚で片付ける「どっちが早くできるかママと競争ね!」と言って数を数えながら一緒に片付けたり、箱によっておもちゃを分類している場合は正しい箱におもちゃが入れられるかゲーム感覚で片付けをしてみたり。片付けが苦手な子には、遊びの延長線上で片付けができるようにしてあげるのもおすすめです。片付けができたらシールを貼る、というようなお片付け表を作ってあげる のも喜ぶと思います。●(4)片付けができたときは思いっきり褒めてあげる片付けに限らず育児全般にいえることですが、子どもは褒められるとそのことに対して得意なイメージ を持ち、次からも進んでやってみようと思えるようになります。少しでも片付けができたときは、「お片付け上手だね〜よくできたね〜」と褒めてあげてください。●物を大切にする心を育むことで片付けもできるようになる!?片付けないといけない理由、皆さんはお子様に何と伝えていますか!?大人の感覚からすると、片付けないと部屋が散らかるから、けじめがつかないから、部屋が散らかっていると物を踏んで怪我の原因になるから、といったところでしょうか。しかし、このようなことを言われても、恐らく小さい子どもはピンときません。そこでおすすめなのは、物を大切にする心を育んであげるということ!「おもちゃを出しっぱなしだと踏んじゃって、○○くんも大事なおもちゃもイタイイタイになっちゃうよ」「乱暴におもちゃをしまうと、大事なおもちゃが怪我しちゃうよ。遊べなくなるよ」というように、「大切な物だからちゃんとしまってあげないと」という気持ちが芽生えるようにわかりやすい言葉で伝えてあげるといいでしょう。何度言っても子どもが片付けをしないと、イライラしてしまったり、「片付けなさい!」と怒鳴ってしまったり、挙げ句の果てに結局自分で片付けてしまう。ついついそうなっちゃうママもいると思いますが、もちろんそれらは逆効果!子どもが片付けやすい環境を整えてあげて、親子で気持ちよく片付けができるように工夫できるといいですね。【参考文献】・『「ダメ!」を言わなければ子どもは伸びる』親野智可等・著●ライター/furaha(ベビーマッサージ講師)
2016年04月17日こんにちは。教育コンサルタントの佐藤理香です。いろいろなことを「自分でやりたい!」、でも気分を損ねるとすぐに「イヤイヤ!」となるのが2~3歳の子どもたち。私自身、2歳の子どもがいるのでよくわかります。一方で、育児雑誌や書籍、 インターネットでは、「トイレトレーニングやってますか?」「生活習慣を身につけましょう」「社会性を育てよう」などと言われ、ママにとってはプレッシャーもかかってくる時期 です。そこで今回は、2~3歳の子育てでみなさんが何に力を入れているのかを参考にして、なかなかうまくいかない現状をもとに、チャイルドコーチングアドバイザーの視点から“子どもができない理由”をお伝えしたいと思います。●2~3歳の子育てで力を入れていることは何?ベネッセが行った調査によると、子育てで力を入れていることの上位5つは以下のようになりました。・1位:他者への思いやりをもつこと……50.3%・2位:親子でたくさんふれあうこと……49.4%・3位:社会のマナーやルールを身につけること……43.5%・4位:基本的生活習慣を身につけること……42.1%・5位:自分でできることは自分ですること……35.7%確かに、親としては「できてほしいな」「力を入れたいな」と思う内容ばかりです。しかし、実際はいかがでしょうか?トイレに誘ってもそっぽを向いている、お友達のおもちゃを取ってしまう、一人で着替えができないなどなど、「できてほしいな」と「実際にできること」はだいぶ違うのではないでしょうか。「うちの子は何度注意してもわからない!」「繰り返し言ってもできるようにならない!」なんて頭をかかえていませんか?でも、大丈夫。これは普通です。 なぜなら理由があるからなんです。●子どもができない理由とは?大人には大人の事情があるように、子どもには子どもの事情があります。子どもができない理由は大きく2つあります。●(1)興味がない!「自分で!」ということが増えてきたので、一見、何事にもチャレンジしているように見えてしまう子どもたち。実際は、「自分が興味や関心があるもの」「単純に面白そうと思ったこと」のみを、“自分で”やりたいだけなのです。逆に、「楽しそう」「やってみたい」と思えないことは、自分からやるとは言わないはずです。つまり、親が力を入れたいと思っていることがあれば、それに遊びの要素を取り入れたり、子どもを面白おかしく誘ったりして「やってみたい!」とその気にさせることが必要 なんですね。●(2)何を言われているのかわからないこの時期は、お話しすることが上達してきます。「普通に話しても通じるわ」と思っている方もいるのではないでしょうか。しかし、子どもは話の大筋をわかっているかもしれませんが、言葉の意味を十分に理解できるほど発達してはいない のです。親は言葉で伝えたと思っても、子どもは「?」「何を言われているんだろう」ということも。言葉だけでなく、お片づけを一緒にする、公園では「おもちゃを貸して」の行動を一緒にとるなど、行動のイメージを具体的に持たせることも必要です。----------いかがでしたか?「うちの子はまだ○○できない」と他人と比較して気をもむのではなく、「去年に比べると○○も、△△もできるようになった!」と、子ども自身の成長を経年で見たいものですね。【参考リンク】・幼児の生活アンケート | ベネッセ教育総合研究所()●ライター/佐藤理香(教育コンサルタント)●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)
2016年03月31日こんにちは。ライターのNANARUKAです。春から始まる新生活へ向けて、心身共に軽やかな気分でスタートできるよう、身の周りの整理整頓を始めている方も多いかもしれません。その際、困ってしまうのが子どもの品。 とりわけ赤ちゃん時代の物は処分するのに勇気がいるもの ではないでしょうか。ある程度大きくなった子どもが所有する物は、多くの専門家が「捨てるか取っておくかは本人と相談のうえ」と論じているように、子どもの成長のためにも親子で話し合って決めるべきですが、赤ちゃんのころの衣類、おもちゃ、記念品などは、親にとっても自分が父、母になった記念の品。スパッと断捨離するか保管するかは迷うところだと思います。みなさんは、かけがえのないもの、世界にひとつだけのものとどう向き合っているのでしょうか。参考になるアイデアも一緒に、先輩ママさんたちに取材しました。●“子どもの思い出品”を整理するアイデア集●ファーストシューズ『きょうだいみんなで使い回してボロボロですが、だからこそどうしても捨てられなかったので、片方だけ取ってあります 』(40代ママ)『サイズアウトした靴はすべて処分していますが、柔らかくて小さなファーストシューズだけはジップバックに入れて保管しています。子どもが大きくなったらぜひ見せてあげたいので』(30代ママ)●産着『小さく切ってかわいい瓶に入れて飾っています。時折眺めては、着ていた当時を思い出しています』(30代ママ)『端切れにして縫い合わせ、ファブリックパネル にして飾っています』(30代ママ)●産毛『3歳まで伸ばし続けた髪の毛をカットする際に毛筆にしました』(30代ママ)『手縫いのお守りの中 にほんの少しだけ入れました。育児に悩んだときに赤ちゃん時代を思い出すと頑張れます』(20代ママ)●写真『最近はデータ保存が主流ですが、写真はやはり紙で残したいので、点数を決めて定期的にプリントします。ポイントはひと月の上限枚数を決めること 』(30代ママ)『後ろ姿やブレた写真はモノクロプリントして額に入れれば、アートなインテリアに変身』(30代ママ)●音声『ビデオ録画ではなく音声だけの記録もおすすめ。音だけに集中できるので、息づかいや話の間などもよく感じ取ることができます』(40代ママ)『自分が子どものとき、親がカセットテープで日常会話を録音していて、大人になった今でもそれを聞けば当時の記憶が一気によみがえります。だから自分でも子どもとの会話をよく録音しています』(30代ママ)●本・書類『赤ちゃんのときに好きだった絵本はタイトルをメモして処分 しました。毎日読んでいても数年もたてば忘れてしまうと思ったので』(30代ママ)『保育園に通い始めたころのお便りは少しだけとってあります。赤ちゃんのころの園生活は忘れてしまいがちなので』(40代ママ)●作品『お絵描きは、味わい深いものだけをスクラップ』(20代ママ)『園から持ち帰ったらすぐに本人に持たせて写真撮影しておき、しばらくしたら処分します。小さい子の作品はとても壊れやすいので、持ってきたその日に記録に残してしまう のがポイント』(40代ママ)●木製のおもちゃ『劣化するものではないし、はやりすたりもない。品質の良い物は長持ちする ので、将来、孫ができたときのために取っておきます』(30代ママ)『デザイン性の高い木のおもちゃは、インテリアにもなじむので飾って楽しんでいます』(40代ママ)----------いかがでしたか?みなさんの工夫を凝らしたスマートな保管方法、まねしてみたいものばかりです。モノの整理と心の整理、自分のモノでさえなかなかスムーズにいかないものですが、それに子どもとの思い出も加わると断ち切るのはそう簡単なことではありませんよね。しかし、スペースは限られています。そして、これからもモノは増えていくことでしょう。定期的に見直し、折り合いをつけて、身も心も軽い毎日をすごしたいものですね。●ライター/NANARUKA(フリーライター)
2016年03月21日こんにちは、ママライターのfurahaです。間もなく迎える、入園・入学シーズン。入園式や入学式でのわが子の姿が楽しみであるのと同時に、この時期のママの悩みの一つが、「何を着て行こうか」ということ。場違いな格好をして浮いてしまわないか!?と心配なところでもありますよね。以下では、そんな悩みをお持ちの方のために、近年好まれているママの入園式・入学式ファッションの傾向を紹介します。●入園式・入学式で好まれるのは、明るめの春らしいファッション『こどもちゃれんじ』が小学1年生のママ50人にとった入学式の服装に関するアンケートでは、以下のような結果が出ています。【入学式では、おうちのかたはどんな服を着ましたか?】・スーツタイプ……59%・ワンピースタイプ……35%・着物……2%・その他……5%【入学式に着た服の色は、何色でしたか?】・白……17%・ベージュ……13%・グレー……13%・黒・紺……13%・ピンク系……4%・ブルー系……2%・その他(上下別の色や柄物、着物など)……37%アンケート結果からも想像できるように、入園式・入学式スタイルの特長は、明るめで春らしい装いが好まれる ということ !新しい出会いの場であり、季節も春なので、白(クリーム)・ベージュ・グレー・ピンクなど明るめの色を選ぶママが多いです。また、必ずしもスカートとジャケットのスーツスタイルでないといけない、というわけではなく、ワンピースにジャケットを羽織るスタイルも人気のようです。スカート・ワンピースのママが大多数ですが、パンツスーツで参加したいという方はそれでも問題ありません。ちなみに、スカート・ワンピースの場合は、丈の長さにも注意しましょう。入園式・入学式用にお店で売られているものであれば心配はないと思いますが、椅子に座ったときに短くなり過ぎない丈、つまり膝丈くらいはあったほうがいいと思います。人によっては、「デパートで売っているフォーマルスーツは少し老けて見えそう……」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここはTPOをわきまえたいところです。入園式・入学式の主役はあくまで子ども !ママは地味すぎず、派手すぎず、明るい印象を与えられるスタイルを心がけられるといいと思います。●小物は服と同系色でまとめて!服装が決まれば、次は小物選びですが、靴や鞄は服と同系色のものでまとめるのがおすすめです。例えば、白・ベージュ系のスーツを着ているのに、靴が黒のパンプスだと、足元だけ重くなってしまいますよね?服を明るい色にする場合は特に、同系色でまとめたほうがより春らしい装いになります 。また、鞄は小ぶりのものを持たれる方がほとんどかと思いますが、入園式・入学式当日は資料など持ち帰るものが多くなります。そのときのために、服装と合うサブバッグを用意しておくといいでしょう。●卒園式・卒業式の服を着回したい場合は!?入学式の場合は、3月に卒園式・卒業式で着た服を着回したい、という方もいらっしゃると思います。ここで覚えておきたいのが、卒園・卒業は別れの場ということで黒や紺などの落ち着いたスタイルが定番ですが、入園・入学は明るめのスタイルを意識したほうがいいということ。卒園式・卒業式の服を着回す場合も、ジャケットだけ明るめの色に変えてみる、小物などで変化をつけてみる、といった工夫をされるといいかと思います。また、入園に向けてこれからスーツを買うけれど、幼稚園・小学校の行事で着回せるものを一着用意しておきたい、という方には、紺のスーツがおすすめ です。黒ほど重たい印象にならないので、入園入学・卒園卒業ともに違和感なく使うことができます。●学校行事以外でも着回せる服を購入したい場合は!?せっかく買ったのに入園式・入学式だけしか着られないのはもったいない、できたら普段使いもできれば……という方もいらっしゃるでしょう。そんな方におすすめなのは、ツイード素材のノーカラージャケット !もちろんデザインにもよりますが、ツイードジャケットはデニムに合わせてカジュアルダウンして普段着にすることもできますし、中のワンピースを変えれば、結婚式などパーティーに行く際の羽織としても使うことができます。また、着回し関係なく、入園式・入学式スタイルとしても、“華やかさ”と“きちんと感”の両方を演出できるツイードスーツはおすすめです。●通う幼稚園・小学校の雰囲気に合わせたスタイルを意識して!最後にひとつ注意しておきたいのは、通う幼稚園や小学校の傾向を下調べしておくこと!ここまで紹介してきた明るめでTPOをわきまえたスタイルであれば、ほとんどの場合浮くことはありませんが、中にはシックな色味を着ることが常識のところや、紺のスーツで統一されているところもあります。同じ幼稚園・学校に通っている先輩ママの意見を聞いたり、事前の説明会や面接のときの周りのママたちの雰囲気を見て、その幼稚園・小学校の雰囲気に合った格好を選ぶようにしましょう 。お子様の新生活スタートとなる入園式・入学式はこれまで育ててこられたママにとっても区切りとなる、感慨深いイベントです。お気に入りのその場に合ったスタイルで、ご家族と思い出に残る入園式・入学式が迎えられるといいですね。【参考リンク】・入学式の服装・ママのスーツ | 子育てインフォ(こどもちゃれんじ)()●ライター/furaha(ベビーマッサージ講師)
2016年03月18日【ママからのご相談】2歳児のママです。最近、保育園や病院など、「遅れたくない」と思うお出かけのときに限って「行かない」とグズられてしまうことが多いです。目的地に着けば、楽しそうにしたりけろっとしていたりするのですが、到着するまでがとにかく大変です。何かスムーズにお出かけできるコツはないでしょうか。●A. 子どものペースを作る・ペースに合わせる作戦を立て、やり過ごすのみ!こんにちは、ライターの佐原チハルです。2歳児といえば、いわゆる“イヤイヤ期”の真っ最中 。ある程度の会話ができるからこそ、難しいものですよね。「こうすれば絶対に大丈夫!」という技は残念ながらありませんが、イヤイヤ期を乗り切った先輩ママたちに「私たちはこうしたよ」という体験談を聞いてみました。●“持って行かせる”作戦『お気に入りのおもちゃを持っていけば大抵ゴキゲンなので、持って行かせることにしていた』そう語ってくれたのは、現在6歳・4歳の2児のママさんです。『上の子は車のおもちゃ、下の子はぬいぐるみが好きだったので、出かけるときはそれを持たせるようにした。最初は「片付けなさい」って言っていたんですが、この時期の自己主張は大事に受け入れてあげたほうがいい って聞いて、じゃあまぁいいかな、と』ということです。『朝ごはんをなかなか食べてくれなくて。「じゃあもう今朝は諦めて保育園に連れて行っちゃおう」って思うくらい保育園に出発するギリギリになると、急に食べたいって言い出すので困っていました』こちらは、20代ワーキングマザーYさんの言葉です。『食べさせてから行くことにして、遅刻したりお腹空かせたまま保育園に連れて行っちゃったりしたんですが、最近は、両手にご飯を握らせたまま登園することにしています。だから朝ご飯は、持ちやすいパンとかおにぎりばかり。栄養のバランスは、園の給食と夕ご飯でカバーできるからいいかなって』その態勢にしてから朝の時間に余裕を持つことができるようになり、今はこの方法で満足しているとのことでした。●“行き先に楽しみを作る”作戦『うちの子は電車が好きなので、踏み切りを通る道を選んでる』(30代・ワーキングマザー)『好きなキャラクターのグッズをディスプレイしているお店があるので、それを見に行こうって言って誘い出す』(30代・専業ママ)『自動販売機にハマっているので、いくつあるか一緒に数えようって誘う』(30代・専業ママ)『病院の後は、近くのベンチでおやつを食べてもいいことにした。最近では「病院に行くよ」と言うと喜ぶようになった』(40代・ワーキングマザー)大切なのは“子どもの興味に気付ける ”こと。また、子どもが楽しいと感じられるものを外に作れるように、日頃から一緒に遊んだり話しかけたりして下地を作っておくことだそうです。●“諦める”を前提に事前準備をしましょう“イヤイヤ期”を超えた・超えている最中のママたちの声には、いくつかの共通点がありました。『いつかは言ってわかってもらえるようになるので、この期間はなだめつつ、諦める』ということです(ただし、大切なことはちゃんと言って伝え続けることも大事だそうです)。また、“諦める”と言っても、“持って行くおもちゃのメンテナンスをしっかりすること”や“持って行く食べ物は精査すること(糖分・塩分に気をつける、ある程度は食事の代替になるものを選ぶ)”や“興味の対象はすぐに変わるのでローテーションや新規開拓ができるように日々探しておくこと”など、すべきことは多々ある ようでした。どんな方法が合っているのかは、お子さんやママ、ご家庭によって変わってくるものと思います。“イヤイヤ期”の大切な自我の芽生えを潰すことなく、見守りながら、負担のない方法を探したいですね。●ライター/佐原チハル(フリーライター)
2016年03月18日前編 では「赤ちゃんがおもちゃを取ろうとするのを邪魔してはいけないのはなぜか」ということについてお話ししました。後編では、赤ちゃんがおもちゃを取ろうとする行為がもたらす、発達への影響について解説します。最初からうまくはできない、根気よく見守って最初のうちこそ、あさっての方向に手を伸ばしたり距離感を間違えたりしていた赤ちゃんも、試行錯誤するうちにほどなく、問題なくおもちゃに触ることができるようになってきます。この時期の赤ちゃんはまだ、物をつかんで持ってくることができないでしょうから、手元まで持ってきてあげるなど、そういう部分だけは大人が手助けをしてもよいでしょう。ガラガラなどを赤ちゃんの近くに置いてあげれば、興味津々でがんばって握りしめ、振って音を出したりして遊び始めると思います。しかもそれは脳の訓練にもなるのです。このとき、持ったおもちゃなどをすぐに落としてしまうようであれば、赤ちゃんにとってはまだ重すぎるということですから、もっと軽い物に替えてあげるとよいでしょう。軽い物に変えたとしても、初めからうまくはできませんので、落としてしまうのは仕方ありません。ときどき拭いて、きれいにしておきましょう。生後4ヵ月~5ヵ月ぐらいになれば、赤ちゃんはおもちゃを自分の手でつかみ始めます。しかし、この頃にはまだ、大人のように親指とほかの手指を独立させて使うことができず、熊手のようにべたっとつかむようなやりかたしかできません。6ヵ月を過ぎる頃になると、ほかの4本の手指と親指を別々に扱って、大人がやるような物の握り方ができるようになり、生後9ヵ月を過ぎる頃には、手のひらで支えなくても指だけで物をつまむということができるようになります。時期に関しては個人差があります。たとえば生後7ヵ月ぐらいでも熊手つかみをしている赤ちゃんもめずらしくありません。焦らず見守ってあげてください。手を使う赤ちゃんは脳機能の発育も早い手は脳の出張所などとも言われ、体の中でも感覚器がたくさん集まっている場所です。ご存じの通り、触覚は体の中でいちばん敏感な部分です。手を使うことで得られる刺激は脳の発達には欠かせないものですから、赤ちゃんがどんどん手を使うように促してあげましょう。赤ちゃんは、指しゃぶりを本能的に行っていますが、これも指を刺激することで脳の発達に重要な意味を持っていると言えます。おもちゃをうまくつかむことができたら、褒めてあげるのを忘れないでくださいね。見ている側はイライラするかもしれませんが、失敗しても手助けはせずに見守り、成功したら褒めてあげるというのが原則です。(子育ての達人)
2016年01月24日まだ抵抗力がない赤ちゃんには、哺乳瓶だけでなく、おもちゃの消毒も必要です。中には「特に何もしていない」というママもいますが、できればおもちゃも消毒をして、赤ちゃんに害のない環境をつくってあげたいところ。今回は、赤ちゃんのおもちゃの消毒について考えてみましょう。■なぜ、赤ちゃんのおもちゃには消毒が必要なの? おもちゃの消毒をするのは、赤ちゃんが生まれて~生後6ヵ月頃までを目安にしておくとよいでしょう。赤ちゃんは生後6ヵ月前後になると、ハイハイをしたり何でも口の中に入れて確かめたりする時期に入るので、そうなると、いくら消毒をしても手が回らなくなります。フローリングやゴミ、ホコリなども体内に入ってしまうので、そのくらいの月齢になったら、いくらおもちゃだけを消毒をしても無意味になるはず。しかし、月齢がまだ低いうちは、体に害のあるものをなるべく取り入れないように、おもちゃを消毒して、ママが赤ちゃんを守ってあげる必要があります。■ピッタリな消毒方法を見つけようおもちゃの消毒方法はいろいろあります。いくつか例を挙げたので、おもちゃの素材や、家族のライフスタイルに合った方法を選ぶとよいでしょう。<赤ちゃんのおもちゃの消毒方法>・ミルトンなどの消毒液に浸ける・除菌シートで拭く・熱湯をかける・洗濯する・水洗いやぬれたタオルで拭く・除菌スプレーをする手軽に効果を期待できるのは、消毒液に浸ける方法。哺乳瓶を浸けている時に、おもちゃも一緒に入れておけば、一度に消毒できるので、時間を有効に使えます。洗濯OKな布絵本や赤ちゃん新聞などは、洗濯機で洗っておけば安心ですよね。洗えない素材のおもちゃや、時間がない時には除菌スプレーがおすすめ! シュッと吹きかけるだけで簡単に消毒できるので、忙しいママの強い味方となるでしょう。■消毒を見落としがちなおもちゃとは? おもちゃだけでなく、ぬいぐるみも消毒が必要。ぬいぐるみはカビやホコリなどが繁殖しやすいもの。小まめに消毒・除菌をしてアレルギーを予防しましょう。木のおもちゃの場合、スプレーや消毒液に浸けた後は、しっかりと乾かすことが大切。内部までしっかりと乾かしておかないと、そこからカビが繁殖する可能性もあるので、気をつけておきましょう。神経質になり過ぎる必要はないですが、安心して遊ばせるためや、赤ちゃんの健康のためにも、おもちゃの消毒は必要です。手間のかかる作業にはなりますが、安全に過ごすためには消毒が大切。赤ちゃんが、ある程度成長するまでは、小まめな消毒を日課にしておきましょう。
2015年06月02日広場や公園、お子さんが集まる公共の場に行くと、往々にして起こるのが「おもちゃの取り合い」です。親としては、お友だちとのトラブルを避け、できるだけ仲良く遊んで欲しいと思うもの。しかし、2歳を過ぎれば、たとえみんなで遊ぶためのおもちゃでも「これは自分のもの!」と所有を主張したくなったり、お友だちが使っているおもちゃがよく見えたりするのもごく自然なことです。そんな時、親としてはどのように対応することがベストなのでしょうか?■おもちゃを「取り合うこと」は、子どもの成長に必要なこと家でひとり遊びをしていたり、おとなと遊んだりしている時には、おもちゃを取り合うような状況は起こりません。実は、お子さんにとって、この「取り合い」という行為は、非常によい経験となります。独り占めしてはいけないことを知る、譲る、駆け引きするなど、ものを取り合うことで一度にたくさんの思いや学びを得ることができるのです。子育てサロンや児童館で小さい子が遊ぶ姿を見ることがありますが、子どもの年齢が低ければ低いほど、多くのママたちが子どもの後ろにぴったりとくっつき、ちょっとでもお友だちに近づくだけで「お友だちが使っているからダメよ!」と遮ってしまう場面をよく見かけます。実は、これはあまりよくないことなのです。ただ、お友だちに興味を持って近づいているだけかもしれないし、たとえおもちゃを取ろうとしていたとしても、ママが先回りしてお子さんのやることを遮ってしまうことは、子どもが自分自身で「これをやりたい!」と思って行動する気持ちを遮断してしまうことに繋がります。そうなると、お子さんはママの顔色を見て行動するようになったり、持っている好奇心を封じ込めてしまったりすることになるでしょう。■取り合いが起きてしまったら…とはいえ、トラブルはできるだけ避けたいもの。おもちゃの取り合いが起きてしまったら、親としてはどのように対処するのがよいのでしょうか。<まだ物の貸し借りが理解しにくい年齢の場合>なるべくケンカにならないように見守りながら声かけをするとよいでしょう。「●●ちゃんも使いたかったね。でも、○○くんも遊びたいんだって」と状況を説明し、「順番にしようか?」や「こういう時は、『かして』『どうぞ』と言うんだよ」などと教えてあげましょう。それでもダメな場合は、「こっちにこんな楽しいおもちゃあるよ!」と別の物で子どもの気を引く、という方法もおすすめです。<物の貸し借りが理解できるような年齢の場合>「どうやったら仲良く遊べるか、取り合いにならないか一緒に考える」という方法がとても有効です。「じゃあ、順番に遊ぼう」とか、「一緒に遊ぼう」とどちらかが言いだせばOK! 2人で相談して、お互いに譲ったり一緒に遊び始めたり、自分たちで解決策を見つけること自体が、とてもよい経験となります。ただし、自分が遊びたいものを「順番だから」といって、後からきたお友だちに譲るなんて嫌だ!と思うお子さんもいます。そこで言いがちなのは、「もし○○ちゃんが逆の立場だったらどう思う?」という声かけですが、実はこれが通用しないこともあるのです。「順番」という理論を重視して行動する子どもにとっては、相手の気持ちを想像することが難しい場合もあります。そんな時は、子どもの「僕が(私が)教えてあげる!」という気持ちがくすぐることがポイント。「どうやったら仲良く遊べるか教えて~」や「ママにどんな風にすれば楽しく遊べるか見せて~」といった言葉かけをしてみてください。だいたいの子どもが得意気になって、不思議と一緒に仲良く遊べるようになったりしますよ。過干渉のママが増加しているため、トラブルや想定外の状況に弱いお子さんや、好奇心がないお子さんが増えているという意見もあります。良い思いだけでなく、嫌な思いも含めて、なるべくたくさんの経験をお子さんにさせてあげることが健全な成長に繋がることでしょう。ただし、お友だちを叩くといった暴力的な行為に出た時は直ちに抑止して、別の方法を教えてあげることが必要です。
2015年02月19日ドロッとして、べたっとして、ひんやりした感触の不思議なおもちゃ、スライム。そんなスライムを家庭で作る方法をご紹介します。夏休みになると時間がいっぱい。できれば外で遊んできてほしいものの、日差しが強いと、さすがにお外遊びは厳しいものがあります。そうすると午後の長い時間をお部屋で過ごすことになるわけですが、ビデオやゲームばかりもちょっと嫌ですし、おもちゃで遊ぶのにも限界がありますよね。そんな時、我が家では、ダイニングテーブルを開放して、スライム作りをします。自分で作ると、色も自由自在。触感もひんやりしていて気持ちいいので、夏にぴったりです。いろんな色を作って、混ぜ合わせたらどんな色になるのか実験したり、クッキーの型を使って型抜きしたり、スライムを使っておままごとをしてみたり、遊び方も無限大です。1日経つと、ちょっと乾燥して、昨日とはまた違った感触を楽しむこともできます。作る過程から実験のように楽しめるので、時間を忘れて遊べちゃいますよ。■スライムの作り方<用意するもの>・ホウ砂(ホウシャ) 小さじ2・洗濯のり(成分がポリビニールアルコールのもの)100cc・絵の具(食紅でもOK)・ペットボトル・紙コップ・割りばし・水 25cc +100cc<作り方>1.ペットボトルに水を入れ、ホウ砂を少しずつ加えて溶かし、ホウ砂の不飽和水を作る。(水:ホウ砂=10:1で飽和になります。今回は水100ccに対し、ホウ砂小さじ2を使用)2.紙コップに水を25cc入れ、お好みの絵の具や食紅で色をつける。3.2で色水を作った紙コップに、洗濯のりを1の水と同量加えて混ぜる(今回の場合は100cc)。4.3の紙コップに1のホウ砂水を少しずつ加えながら混ぜる。かたまってきたら、一旦加えるのをやめて、よく混ぜる。その後、様子を見ながらホウ砂水を追加し、好みの硬さになったら出来上がり。砂場で砂鉄を集めてきて、絵の具の代わりに混ぜ合わせると、磁石に引き寄せられる不思議なスライムができます。ホウ砂は、目の消毒などに使われることが多い薬品で、薬局で売っています。「スライムを作りたいのです」と伝えれば購入できるはずです。少ししか使わないので、少量のものを購入するとよいでしょう(写真のホウ砂は、かなりの大容量です)。触って遊んでいる分には問題ありませんが、口に入れると毒性があるので注意しましょう。小さい子どもは口にものを入れなくなった以降に作るのがオススメです。楽しく遊んだ後は、きちんと手を洗いましょうね。
2014年08月25日ヲタママだっていーじゃない!
ムスメちゃんとオコメちゃん
猫の手貸して~育児絵日記~
チヒロさんは、夫の貴大と3歳の娘リコと暮らす専業主婦。新規分譲のマンションに引っ越し、仲の良いママ友もたくさんできて楽しい毎日を送っていました。そんなある日、夫の上司一家が引っ越してきます。上司一家も3人家族で娘同士も同い年なので、いい関係が築けるだろうと思っていました。しかし、この上司の妻がクセのある人物。チヒロさんはだんだんとトラブルに巻き込まれていってしまいます。2ヶ月たつと本性が…上司の妻・ナツミさんは当初、人当たりもよくすぐに仲良くなることができました。しかし2カ月がたったころから、徐々に本性が見えてきたのです。 ナツミさんは、思ったことをズケズケと相手に言ってしまいます。 例えば、ノザキさんというママ友に「もっと年齢が上だと思ってた!」「もっとオシャレしないと旦那さんに愛想つかされちゃうよ」などと失礼なことを平気でいうのです。 このときはチヒロさんが必死に「ノザキさんはシンプルな服装が好きなだけでセンスある」「スタイル良くてうらやましい」とフォローしますが、ナツミさんは悪びれもせず、今度は「チヒロって旦那さんとそっくりでゴマすりがうまい」などとチヒロさんを揶揄してきました。 「ママ友」というのは、たまたま同時期に「ママ」という共通項のみで知り合った友人なので、これまでの人生では出会わなかったタイプの人と出会うこともありますよね。そのため、相手の発言にびっくりしてしまったという経験もあるのではないでしょうか。みなさんはこのようなときに、どのように立ち回っていますか?著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ
2024年05月19日2019年10月生まれの双子の娘さんのパパ、ぷにぱぱ(@punitama777)さんの子育てエピソードをご紹介! 今回は「ワンオペ育児」をテーマに、ぷにぱぱさんが双子の娘さんたちと過ごす、何気ない日常のエピソードをお届けします。ある日のこと。前もって娘にお片付けをしておくように伝えていたものの、全然片付けていなかったので、声を掛けたぷにぱぱさん。すると、娘が弁解を始めるのですが……? 「全然片付いてないよ?」パパが指摘すると、娘は…? 「あのね、ちがうのっ。ちゃんと理由があるのっ。聞いてくれる?」 「理由?いいよ。ちゃんと聞いてあげるよ」 そういうと、弁解を始めた娘。 「さっきね、片付けようと思ってたのっ」 「でもね、悪い妖精さんがやってきて、魔法をかけられて、掃除できなかったのっ」 「悪い妖精さんが現れたんじゃしょうがねぇっ」 娘の思いもよらない発想に、ぷにぱぱさんは思わず許してしまったのでした。 ちゃんと「片付けようと思ったの」とアピールしながらも、片付けられなかった要因として"悪い妖精さん"のことを話し始めたはづちゃん。想像力豊かな発想すぎて、ぷにぱぱさんが思わず許してしまったのも頷けるなと思いました(笑)。著者:マンガ家・イラストレーター ぷにぱぱ
2024年05月19日かおりさんが娘・こはるを出産後、夫・いちろうはすぐに育休に入る予定でした。しかし、いちろうの手違いで先延ばしになり、かおりさんはその間ワンオペ育児をすることに。育休に入ったいちろうは、かおりさんからの信頼を挽回すべく“イクメン”になろうとしますが……。かおりさんはいちろうが3日間で育児ができる人間にならなければ実家に帰ると告げ、スパルタ指導を開始しました。いちろうは余裕ぶっていましたが、初日から育児の大変さに圧倒されてヘトヘト。しかし翌日、いちろうがこはるを抱っこして散歩へいくと、近所の人に「イクメン」だと褒められます。かおりさんはいちろうが褒められることに納得いきませんが、当の本人はドヤ顔なのでした。 公園のパパ友との出会い私が買い物にいっている間、育児用ミルクの作り方すら知らない夫はピンチを迎えていました。そこで、近くにいた子どものお世話をバリバリこなすパパに声をかけることにしたようです。 いちろうが声をかけたパパは、こはるの月齢を聞くと育児用ミルクの作り方を手慣れた様子で教えてくれました。名前を聞くと、佐山さんとのこと。いちろうは子ども2人を連れて完璧に育児をこなす佐山さんに感動し、「イクメンの師匠」として極意を教えてほしいと頼み込みます。 いちろうの熱意に根負けした佐山さんは、日ごろかから意識しているのは「妻の気持ちに寄り添うこと」だと話しました。いちろうは佐山さんの言葉に衝撃が走り、すぐに調子に乗ってしまう自分に反省。 これからはかおりさんの気持ちに寄り添おうと意気込むいちろうに、買い物を終えたかおりさんは「何かあった?」とうれしさより不安が勝るのでした。 公園で出会った真のイクメン佐山さんに、妻に寄り添うことが大切だと教わったいちろうさん。育児用ミルクの作り方を聞いたり、向上心のある質問をしたりと、いちろうさんなりに頑張っていますね。ただ、本人も自覚しているように、調子に乗ってしまうことがたまにキズ……。せっかく佐山さんにもらったアドバイスを大切に、これからはかおりさんに寄り添った言動ができるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター くまお
2024年05月19日寝る直前、パパと娘のやりとりの様子をご紹介!さっきまでパパと楽しく遊んでいた2歳4カ月の女の子ですが……。報われないパパの願いパパと楽しく遊んでいた2歳4カ月の女の子。 しかし…… 「パパが一緒に寝よう」と誘ってみると……? 「やーだ、やーだ!」と本気で泣き始めてしまいました。それでも諦めきれないパパは、手を握りながらやさしく誘います。 下唇を思い切り下げて、こんなにかわいらしい表情で全力拒否!隣にいたお兄ちゃんもパパのお膝に座ってやさしく見守っています。 ママが「パパは一緒に寝たいって」と、パパに助け舟を出しましたが…… もう止められません……! 最終的には手を振り払われてしまいましたよ。なかなか愛が報われませんね。頑張れ、パパ!! 動画のコメント欄には、「泣き顔かわいらしくて素敵です」「娘ちゃんよ……。パパ切ない(笑)」「ああ、懐かしい。貴重で幸せな時期ですね〜」など、かわいらしい泣き顔に夢中になる人も♪ 日中、ママが子どもと一緒にいることが多いご家庭では、寝るときもママじゃないとイヤだ!というお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。きっと、全力で遊んでくれるパパのことも大好きなはず♡ いつかパパと一緒に寝てくれる日がくるといいですね。 画像提供・協力/@batako93さん
2024年05月19日長男を出産後、長らくセックスレスだった私たち夫婦。そのことに不満はなかったのですが、長男が3歳になるころに私は2人目が欲しくなりました。セックスレスなので、もちろん自然に子どもを授かることはできなません。意を決して夫に気持ちを伝えると、返ってきた返事は……。夫の返事とその理由は…夫の返事は、「長男の赤ちゃん時代の育児負担が多くて大変だった。同じような思いをしたくないから2人目は望んでいない」というものでした。 夫は仕事が好きなタイプでしたが、共働きだったため長男の病気で仕事を休んだり、私の休日出勤の日にワンオペ育児をしたりしてくれていました。 夜泣きの対応などもしてくれていましたが、夫には想像以上に負担だったようです。 諦められない私がとった行動どうしても諦めきれなかった私は、なんとか夫に納得してもらうため行動しました。 まず、数年前に仕事を辞めていた実家の母に相談し、2人目が生まれたら育児に協力してもらえることを確認。さらに自治体の産後ケアや一時保育、病児保育などの情報を集めました。 そして、産後1カ月は母に手伝いに来てもらう、子どもの病気のときも母に来てもらったり、病児保育を活用したりするなど、夫に極力負担のないようなプランを考え、夫にプレゼンしたのです。 夫を説得した結果!?プレゼン後、夫からは「しばらく考えたい」と言われましたが、数カ月後に「2人目を考えてみよう」との返事が! ちょうどそのころに夫が転職し、忙しさも和らいで気持ちに余裕ができたこともあったようです。 セックスレスが続いていて子作りは義務的なものではありましたが、妊活はスムーズに進み、数カ月後には無事に長女を授かり、出産することができました。 長年のセックスレスと夫の反対で一時は諦めそうになりましたが、具体的な解決策を示すことが夫には有効だったようです。生まれた娘のことを夫もとてもかわいがっていて、説得を諦めなくてよかったなと思っています。 イラスト/森田家著者:小坂なお
2024年05月19日夫のこうきと娘のまなと暮らす、主婦のあやかさん。結婚する前から楽しいことが大好きな夫は、出産して子育てが始まってからも、いつでも自分優先……。オムツ替えやお風呂などの子どものお世話はせず、休日も友人との集まりを優先してばかりで、あやかさんはひとりで、育児に奮闘していました。ある休日も家族で出かける約束を反故にして、友人と遊びに出かけた夫。その夜から娘は熱を出してしまいましたが、夫は心配すらしてくれませんでした。 私のせい…?翌日も娘の熱は下がりませんでしたが、夫はまた友人と遊びに行ってしまいました。あやかさんも看病疲れで体調が悪くなってしまいましたが、夫は「お前のはただの疲れだろ」と言い、“自分の方が疲れている”アピールをしてきます。 それどころか、あやかさんにマッサージをしてくれと頼みます。あやかさんは、開いた口がふさがりません。 さらに夫は、「娘の体調不良は俺のせいではない」と言い放ちました。 夫いわく、娘が体調を崩したのは、あやかさんのせい。「母親なら子どもひとりくらいちゃんと世話しろ」と怒鳴り、怒ってひとりで寝てしまいました。 ただ、少しでいいから家族と過ごす時間を作ってほしいと思っていたあやかさんの気持ちは、裏切られてしまいました。 ◇◇◇ 夫のこうきさんが娘の体調を気にせず出かけていたのには、「俺のせいじゃない」という思いがあったからのようです。幼い子どもが体調を崩すのは、よくあること。それが母親だけのせいであるはずがありません。あやかさんには娘さんの体だけでなく、自分の体にも気を遣って少しでも気分転換をしてほしいですが、みなさんが悩んだときにする気分転換の方法はなんですか?著者:マンガ家・イラストレーター たに
2024年05月19日3歳の娘はスーパーに行くといつも走り回ります。私が注意をしても全く効果なし。夫に「あなたからも娘に注意して」と言ってもきちんと注意をしてくれません。そんなある日の出来事です……。 夫の不注意で、ついに事件が!?私は娘に「人やカートとぶつかったら危ないし、他の人の迷惑になるから走らないよ」と何度も注意しますが効果なし。最後はいつも私が娘を無理やり抱っこする羽目に。夫からも注意するようにお願いしても「元気でいいじゃん! 体力があり余ってるんだろうね~」と言うだけで注意をしてくれません。 そんなある日、いつもとは違う、売り場面積が広いスーパーに家族で行きました。買い物に専念しようと思った私は夫に「ひとりで買い物をするから娘をきちんと見ていてね。走り回ってたら注意してよ!」とお願い。夫は「おっけ~」と返事。その後、私が買い物をしていると夫から電話が。「娘がいなくなった! 走っている娘の後ろをゆっくりついて行ってたら予想より足が早くて……。一緒に探してほしい」とヘルプが……。 焦った私が必死に娘を探すこと数分、従業員さんに抱っこされた娘が見つかりました。従業員さんに「すみません。娘です」と謝る夫。「出口付近にいましたよ? 店舗前は車の出入りもあるので注意してください」と私たちは怒られ、反省しました。 私は夫に「きちんと見ていてねってお願いしたよね? 娘に何かあってからじゃ遅いんだよ!」と怒りを抑えれません。夫は「こんな大ごとになると思わなかった……。ごめん」と反省している様子。娘にも「ママとパパは本当に心配したんだよ。お願いだから走り回らないで」と真剣に訴えます。いつもと雰囲気が違うことを娘も察したのか、その日はおとなしくなりました。しかし、それでも娘が走り回ってしまうこともあります。そのときは、カートを押していない方がきちんと手をつないで離さないことを徹底するほか、娘にはハーネスを付けてもらうことに。娘とはぐれてしまったのはあの1回のみでしたが、それでも娘を探している数分は生きた心地がしませんでした。夫も同じ気持ちだったようで、今では娘に危ないことはきちんと注意をしてくれるようになっています。 作画/Pappayappa著者:富安千秋
2024年05月19日私の実家は遠方にあり、飛行機に乗らないと帰省できない距離です。私自身が飲食店を経営していることもあり、なかなか実母の顔を見ることができていませんでした。こまめに電話はしていたのですが、なんと実母はオレオレ詐欺に危うく引っかかりそうになったのだとか。実母のことが心配になり、私は実家から車で30分のところに住んでいる兄に連絡してみることにしました。 電話をしてみると兄は、忙しさにかまけて、全然実家に顔を出していない様子。幼い子ども3人を抱え、いろいろ大変だと聞きました。 しかし私たちが思うより、ずっと母は歳。兄と話をしてお互いにそれを認識し、これからはより実母を気にかけていこうという話になりました。心配になって帰ってみると…昔からうちの母は、頼まれたら絶対断れない性格で、過去には10万円のツボを買わされたこともありました。 私は兄だけでは頼りないと、義姉へもこの件を連絡。兄の性格が性格なので、義姉に母の様子をたまにチェックしてほしいとお願いすると、1つ返事で快諾してくれました。 しかし1年くらい経ったころから、母の態度に違和感を覚えるように……。母は私が帰省しようとすると断ってくるようになったのです。理由を聞いても「疲れているから」 と言うだけ……。 「何か隠している。これは帰ってみるしかない」と思い、私は黙って帰省しました。すると、実家がとんでもないことになっていてびっくり。母は、兄の子どもたちを毎日のように預かり、ボロボロの状態でした。オムツも取れない子もいますし、他の子どもたちも2歳、3歳と小さくて。実母には見きれるはずがありません。一体これはどういうことでしょう。私はすぐさま兄に連絡しました。 「お兄ちゃん! お母さんに子ども任せきりで何してんの?」「お母さん倒れちゃうよ!」私がブチギレ気味に連絡すると、兄には寝耳に水の話だったようで……。「は? 俺離婚して子どもは嫁と暮らしているんだけど……」母の性格を利用した悪質な手口実は、兄夫婦は3カ月前に離婚していたそう。私はまったく知りませんでした。 兄によると、突然兄の妻の態度が冷たくなっていき、ある日突然子どもたちを連れて家を出ていったと。子育ても家事もかなり協力していたそうで、本当になぜ離婚になったのかわからないと言っていました。 現状、兄は養育費を支払っているだけの関係だそうで、実家に子どもたちが毎日のように預けられていることもまったく知らず、元妻がその間何をしているのかも知らないそうです。実母に聞くと、義姉は仕事を理由に預けていたようなのですが……。 私の話を聞き、すぐに実家に訪れた兄。兄が子どもたちから話をきいたところ、離婚後すぐ義姉が駆け込んだのは不倫相手の家で、子どもたちには新しいパパだよと紹介したそうなのです。子どもたちの話から義姉が突然離婚を言い渡した理由も、彼女が実家に子どもたちを預けている間何をしているかも、だいたい想像ができました。正しいやさしさこの事実を知った兄は彼女を訴えると宣言。徹底的に闘うことになりました。その後、兄は元妻と裁判をすることになり、親権は兄に渡ることに。そして、不倫していた2人からはきっちり慰謝料を受け取りました。 兄は不精なところもありますし、器用な人間ではありませんが、今一生懸命に子どもたちを育てているのは見ていてわかります。そのため母は、月に数度子どもたちを預かってあげているそうです。もちろん孫たちはかわいいですから、回数だけ抑えれば問題ありません。 私も何かしたいと思い、遠方に住んでいる自分にもできることを考えてみました。そこで、お菓子や玩具などをことあるごとにプレゼントすることを思い立ったのです。今回はゴタゴタしましたが、子どもたちには何の罪もありません。彼らがこれからも健やかに育つよう、家族としてできることには協力していこうと思っています。 実母の断れない性格を利用し、離婚後も子どもを実家に預けていた兄嫁。家族が大変なときは助けてあげたいと思いますが、自分の欲のために周りや子どもたちをも巻き込むのは許せませんよね。お兄さんは、1人で3人の子どもたちを育てることになり、大変なこともあるかと思いますが、こういうときこそ、周りや家族に頼っていって、子どもたちと一緒に幸せな人生を歩んでいってほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月19日パパが転勤になり、生後2カ月の娘を連れて知らない土地へ引っ越したずんさん一家。引っ越し先で出会った上司夫妻は非常識で、ずんさんは距離を置きたいと訴えましたが、パパはずんさんの要望を受け入れてくれません。毎日アポなしでやってきたり、体調の悪い子どもを置いて出かけてしまったりと、ずんさんは上司の妻・かやこさんの振る舞いにストレスをためていました。これまで何度も相談しましたが、パパはいつも上司の肩を持ちます。何を言っても無駄だと思い、ずんさんは相談したい気持ちを飲み込むのですがーー。子どもの成長とともに状況が変化し… さーちゃんの後追いが始まり、今まで以上にストレスがたまるずんさん。一方、相変わらず家事をせずにゲーム三昧のパパは、ずんさんがどんな心境かも考えずに口出しばかり。 疲れ切ったずんさんは、ついに我慢の限界に達したのでした。 慣れない環境の中、家事・育児を頑張るずんさん。かやこさんのアポなし訪問にさーちゃんの後追いが加わるとなると、想像を絶する大変さでしょう。 そんな過酷な状況のずんさんを助けないどころか、追い詰めるパパ。パパにはもっと大事なことに目を向けてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ずん
2024年05月19日私が2人目の出産をしたときのエピソードです。夫は出張中で、立ち会い出産をすることができず、私は1人で出産をすることになりました。人の気も知らないで…大きめの赤ちゃんだったので、とても大変な出産でした。日付が変わったころに生まれたのですが、夫に報告しようとテレビ電話をかけました。すると、出張先で呑んでベロンベロンに酔っぱらっている夫の姿がそこにありました。人が必死の思いで子どもを産んでいるというのに、何をのんきに呑んだくれているんだ……。と本当に怒りと不満で爆発しそうになりました。 ◇ ◇ ◇ 出張から戻り病院に駆けつけた旦那はお酒臭くて、本当にイライラしました。産後で色んなバランスが崩れていた私にとっては、赤ちゃん産まれて嬉しいはずなのに、そんな旦那の態度がストレスでしかありませんでした。 作画/さくら著者:松尾沙友理30代、中学生の長男・小学生6年の長女・小学生2年の次男がいるママです。
2024年05月19日彼との結婚が決まったあと、私は正直、複雑な心境でした。なぜかというと、私は自分の苗字を気に入っており、結婚して彼の苗字が変わるのが嫌だったからです。それに、苗字が変わることで仕事に支障が出るのでは?という懸念もありました。そこで、私は「事実婚にしない?」と彼に相談すると……。 幸せなはずなのに気分が落ち込む…なぜ?彼にプロポーズをされて入籍するまでの間、私は気分が落ち込んで不安に襲われる日が続きました。結婚はうれしいはずなのに、なぜ落ち込んでしまうのか……。原因を考えてみると、私の心の中には、苗字が変わって仕事に支障が出ることの懸念や、新しい苗字で人生を再スタートさせることへの不安があるのだと気づきました。 彼の苗字は、日本全国で同じ苗字が数十人しかいないほど、とても珍しい苗字です。一方、私の苗字はというと、自分と同じ苗字の人に出会ったことはありませんでしたが、話題に上がるほど珍しい苗字ということもなく、個人的には自分の苗字をとても気に入っていました。 そのため、今まで共に生きてきた苗字が変わってしまう寂しさもありました。 事実婚でいいのでは?私は正直なところ、苗字の変更手続きも面倒に感じており、「夫婦別姓でもいいのではないか」と考えました。しかし、現在の日本では民法で夫婦同姓が定められています。それなら「事実婚にするのかどうか」と思いつき、彼に相談したところ、彼は「じゃあ僕が婿養子になろうか?」と提案してくれたのです! 彼の言葉に、結婚をそこまで真剣に考えてくれているのかと感心してしまった私。しかし、どうせどちらかが苗字を変更しなければならないのならば、より稀少な苗字を残したほうがいいのではないかという考えに至り、私たちは最終的に彼の苗字で入籍することを決めました。 新しい苗字で新しい人生のスタートその後、私は彼と無事に入籍し、新しい苗字での生活が始まりました。入籍翌日から早速、職場では新しいネームプレートが用意され、ロッカー、会社での備品、職場内での呼び方すべてが一日でガラッと変わりました。 初めは違和感たっぷりな生活に戸惑うこともありましたが、かなり珍しい苗字ということもあり、社内では私の新たなニックネームをわざわざ作って呼んでくださる方もいて、とても新鮮な気持ちになりました。 苗字が変わり、ネームプレートを見て「珍しい名前だね」「どこの人なの?」「名前なんて読むの?」など、お客様から話しかけられることが格段に増えた私。 お客様とコミュニケーションをとる機会が増えたことを、とてもうれしく感じています。入籍する前までは苗字が変わることに不安や不満ばかりでしたが、いざ苗字が変わってみると周りの反応がとても温かく、自然と不安が解消されました。 著者/みどりここな作画/しお ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター しお
2024年05月19日2歳と5歳の娘たちを公園に連れて行ったときの話です。自宅に帰ってから、私は違和感を覚えたのです。そして衝撃の事実に気が付きました……。 帰宅後に覚えた違和感ブランコに鉄棒、そして滑り台。「ママもやるぞー!」と言って、娘たちの友だちが来るまで、私も娘たちと同じように遊具で遊んでいました。 娘たちが友だちと合流した後、私は少し離れてママ友の話の輪の中へ。しばらく経つと日が落ちてきたので、娘たちに声をかけて帰ることに。ママ友やその子どもたちにもあいさつをし、背を向けて歩いて家まで帰りました。 帰宅後――。 玄関で下の娘の靴を脱がせようとしゃがむと、なんだかおしりに違和感が……。 いやな予感を覚えつつ、鏡におしりを向けて確認してみると――。 「ぎゃー!?」 ズボンのおしり部分が縫い目からびっくりするほど見事に破れているではありませんか! 何度も滑り台を滑っているうちに、破れてしまったのでしょう。ということは破れたまま遊んでいたということです……。 あの場にいたママ友たちが気付いていたのかわかりませんが、派手に破れているので、周囲に気が付いた人はきっといたと思います。私は恥ずかしさでいっぱいになりました。 今後はあまりはしゃぎすぎないように、そして滑り台は滑らないようにしようと肝に銘じました。どうしても娘たちと遊具で一緒に遊びたいときは、着替えを持っていくことにしようと心に決めた出来事でした。 イラスト/きりぷち著者:うさぎのみみこ
2024年05月19日2024年4月生まれの男の子3,758名の名前を大調査! 男の子に人気の漢字ランキングTOP10を紹介いたします。4月生まれの男の子の名付けでは、春らしい漢字が多く用いられていました。4月人気漢字ランキングTOP104月に生まれた男の子の名前の漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「陽」、3位「斗」で、3月と同じ結果に。3文字とも4カ月連続TOP3にランクインしており、男の子の名付けでは根強い人気となっています。そして、大きくランクアップしたのが「桜」と「春」。 桜「桜」は3月31位から4月は15位に、「春」は3月の46位から4月は32位へとランクアップしました。「 桜」を用いた名前は、「桜玖(さく)」「碧桜(あお)」「大桜(たお)」「桜弥(さくや)」など58種類の名前で名付けられました。 春また「春」は、「春翔(はると)」「春陽(はるひ)」「春(はる)」など30種類のバリエーションで名付けられていました。季節感溢れる漢字が名付けに多く用いられました。 ※()内は主なよみを表記<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2024年4月1日(月)〜2024年4月25日(木)調査件数:3,758件(男の子)
2024年05月19日とあるママ友の話です。そのママ友はYouTuberをしており、常にスマートフォンで動画を回していました。子ども同士の仲がよかったので、それなりに付き合いを続けていたのですが、ある日、5歳のわが子がSNSにアップされていることに気が付きました。驚いたのはそれだけではなく……。 ママ友の反論そのママ友は私に断りもなく、いつも子どもたちが遊ぶ様子を撮影していました。ふと不安になり、そのママ友の動画をチェックしてみると――? そこには、うちの子どもの顔がしっかりと映っていたのでした。慌ててほかの動画もチェックした私。幼稚園で撮影された動画では、他のお友だちの顔や、名札までもがしっかりと映り込んでいました……。 無断で撮影されたうえに、名前もわかる状態でアップされていたことに腹が立ちました。 その後――。 私はそのママ友に猛抗議。しかし、ママ友は「何がいけないの?」「子どもたちだって動画に出られて喜んでいるじゃない」と反論。 結局、「うちの子は映さないで」という私の頼み込みに、ママ友がうなずくという形でこの一件は終わりました。そこから、そのママ友とはだんだん疎遠になっていきましたが、子どもたちを危険に晒してまで付き合いたいとは思えませんでした。 子どもたちには、不特定多数に自分の情報が公開されてしまう恐ろしさを教えていこうと思っています。 誰もがスマートフォンを持ち、動画を簡単に撮れるようになった時代だからこそ、危険性をしっかり教えるべきだと私は考えています。加害者にも被害者にもならないように、子どもたちとスマートフォンやSNSに関するルールを話し合って決めておこうと心に決めた出来事でした。 イラスト/はたこ著者:山田佐奈
2024年05月19日夫はいつも帰りが遅く、不定休の仕事でした。長男を出産し退院してからしばらくの間、義母がお手伝いのため泊りに来てくれていました。どうぞお帰りください!知り合いもいない私には心強くありがたいと思っていたのですが、2日目には友達に電話して、「もう帰りたいわ」とか「疲れちゃった」とか。「私は1人で子育てしたわよ、今の人は仕事してる旦那さんにまで手伝えっていうのよね」とか、愚痴ばかり。初めての出産で、しかも毎日2時間おきくらいに起きて精神的に不安定な私に聞こえないとでも?もちろん家事をやってくれるのはありがたいですが、そんな聞こえるように言わなくても。遅くに帰ってきた夫にも愚痴を言っていて、ほとほと疲れました。 愚痴を聞くのが嫌だし、そんな嫌々手伝ってもらうのも気がひけるので「ご実家の曾祖父母も大変でしょう。私は大丈夫です」とやんわり伝えて帰ってもらいました。私はやんわり言ったし、正直帰りたかった義母ですから、「あらそう?大丈夫?じゃあ早いけど帰るわね」とさっさと帰っていきました。 ◇ ◇ ◇ 出産してすぐのママは、体も精神的にもケアが必要な時期です。今回のママのように、義母との関係を考え、言葉を選びながら帰ってもらったのは素晴ですね。子どもと楽しい時間を過ごすためにも、ママの心が穏やかであることを願います。 作画/まげよ著者:まりりまん40代、15歳・10歳の母。現在は離婚してひとり親。自分の両親と同居中。
2024年05月19日私の娘は小学生。たくさんの友だちと楽しい学校生活を送っていたのですが、ひとりだけ娘にマウントを取ってくる同級生がいるようです。時々ひどく落ち込んで帰ってくるので、心配していました。娘はあまり相手にしないようにしているそうですが……。傷ついた娘ある日、娘が浮かない顔をして帰ってきました。話を聞くと、お気に入りのクリアタイプのビニールペンケースを、マウント同級生・タカシくんに「安物のプールバックみたい」と笑われてしまったとか。しかも「僕の筆箱は革製の高級品だぞ!」と、いつものマウント……。「高級かどうかよりも、気に入っているものを使うのがいいと思う」と伝えると、笑顔を見せてくれました。 そんなことがあった翌日の午後、スマホの通知がなりました。内容を確認すると、小学校からの緊急連絡。近所で不審者が目撃されたため、迎えが可能な保護者は下校時間に合わせて児童を引き取りに来てほしいとのこと。 私は自転車に乗り、急いで学校に向かいました。 この親にしてこの子ありすると、間もなく学校に着くというところで、ものすごい勢いで走るスポーツカーに追い抜かされました。道路の端を走る自転車とスレスレの距離を走るその車……。スクールゾーンであんなに危険な運転をするなんて! と腹立たしく思っていたら、なんとその車は学校へと入っていったのです。 さすがに注意しようと思ってスポーツカーに近づくと、運転していたのはタカシくんのママ。「この親にしてこの子あり」と納得してしまいました。 声をかけようとしたそのとき、私を見つけた娘が「お迎えありがとう!」と不安そうな顔で駆け寄ってきました。すると後ろから「おまえんち自転車かよ。さすが貧乏。だっせー!」という声が聞こえました。タカシくんのマウント発言を初めて耳にして、私もショックで固まってしまいます。 娘は、近いのだから自転車で十分だと反論していましたが、タカシくんは小馬鹿にしたように笑い、ママも「高級な乗り物に越したことないのにね」とドヤ顔を見せました。 意外な事実その場は娘をなだめて帰ってきたものの、モヤモヤが晴れず、その夜夫に愚痴を聞いてもらいました。すると、夫はタカシくんのママが乗っていた車について、質問攻め。何がそんなに気になるのかと思いつつ答えていると、1枚の写真を見せられました。 それはまさにタカシくんのママの車! 不動産業を営む夫が管理する土地に不法駐車し続けている車があって、困っていたとのこと。証拠のために何日分も写真を撮っていたそうで、それがまさにタカシくんのママの車だったというわけです。 翌朝、夫はさっそく警察に通報。勝手に車を動かせないように、厳重なバリケードを置きました。自転車も最高!昨日の不審者はまだ見つかっていないため、小学校はしばらく保護者の送迎が必要です。私はいつものように自転車で迎えに行きますが、タカシくんのママはどうするのでしょう。 私が学校に到着した少しあとに、タカシくんのママは古いママチャリを飛ばしてやってきました。背に腹は代えられなかったようです。 それを見て、何も知らないタカシくんは「なんで……」と愕然。娘はそんなタカシくんの肩を叩き「自転車のうしろに乗りながら、自然の風を感じるのもいいものだよ!」と笑っていました。タカシくん親子は悔しそうにしていましたが、それからはマウントを取ることがなくなったようで、一件落着です。 ちなみに、タカシくんのママの高級車は長期の旅行に出かけた両親から借りていたものだったそう。駐車場がないので例の敷地に停めていたようです。 何でもかんでもマウントを取りたがる人は一定数いますが、マウントを取って気分がいいのは自分だけ。相手を不快にさせていると、友だちをなくしてしまうでしょう。 「自分がやられて嫌なことは、他人にはしない」という人付き合いの基本は、親が率先しておこない、子どもに背中を見せていきたいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年05月19日息子が2歳半、娘が生まれたばかりのとき。2人目出産にあたり、里帰りはしないと決めていました。 夫は仕事が忙しく、娘が生まれてからほぼワンオペの生活。睡眠不足の日々が続いていました。 昼寝ができて喜んでいたら、夫が…日中は上の子の相手をし、夜は下の子のお世話をする日々。 産後のホルモンの乱れもあり、心身ともにすごく疲れていました。 毎日の睡眠は30分×3セットが通常モード。 細切れ睡眠をし、トータルで4時間ほど寝られた日は「よく寝れた!」と感じていました。 夫の仕事も忙しい時期で、夜のお世話を任せられず。休日は趣味の映画鑑賞で夜更かしをし、翌朝遅く起きてきても文句を言いませんでした。 ある休日のこと。きょうだいが同時に昼寝をしたタイミングで、夫に「私も少し寝ていい?」と聞いて横になることに。20分ほど寝られたので、起きたときに「よかった!少しは寝だめできた!」と言いました。 すると夫が「いいね。寝だめができて。俺は何時間寝てもずっと眠いよ。どんなに寝ても眠い方がよっぽど辛いよ」と言ってきました。 夫は悪気もなく話していましたが、私にはその言葉がすごく心に刺さりました。 産後のホルモンの乱れが落ち着き、2人育児にも慣れてきたころ。夫と「産後すぐは大変だったね」という話題になりました。 この出来事を話し、「あのときは何言ってんの?と思ったよ」と笑って話しました。 夫は何が悪いのかわかっていませんでしたが、「傷つけるつもりはなかったんだよ〜!ごめんごめん」と謝ってくれました。 当時は言い返さず我慢し、その後も笑い話にできましたが、あのときの言葉は一生忘れないと思います。 ◇ ◇ ◇ 出産後、ゆっくり眠れないのは本当に辛いですよね。夫の発言に悪気はなかったとしても、妻の状況を考えると少し軽率かなと思ったり……。発言ひとつで関係性がかわる場合もあるので気をつけたいですね。 イラスト/さくら著者:井上かなこ
2024年05月19日