こんにちは、タマタマヨです。前回からの続きです!!絶対正産期になってから産みたい! と決意したものの、その決意はもろくも崩れ去る威力のイキミたい感が襲ってきました。助産師さんからもOKが出て、次の陣痛が来たらイキむことになりました! ここまできたらあとはふんばるだけだと、思いきや、↑陣痛中(イキむ)↓陣痛おさまる(休息)※この間はイキんでも出てこない出産とはこの繰り返し。ツルンと産む人と私は何が違うのか…ようやく、頭が挟まったままの感覚あり! ここまできたらゴールは近い?いつの間にか助産師さんが2人体制になっている!私はやれる! やれる!(自己暗示)もうね、おなかや腰の痛みはなくて(感じないだけ?)ただいきむだけ、ただただふんばるのみ。※会陰切開はしない病院です。※実際はネネが怖がらないようにサイレントでいきんでおります。心の中の叫びを再現しました。そして、あー、これこれ。100年分のウ◯コを排出した気分(スッキリ)ようやく、赤ちゃんをこの胸に抱ける!!さあおいで、ママの胸に! カマン! ベイビー!!つづく
2019年11月19日陣痛は痛かったですが、赤ちゃんに会えるうれしさのほうが強く、なんとか耐えられました。しかし出産時に会陰切開となったため、今度は産後の傷跡の痛みが待っていたのです。出産直後だけ痛いと思っていた私は、数週間ほど傷の痛みとたたかうことに……。会陰切開をして傷の痛みとたたかい、その後傷が回復するまでをお伝えします。 出産時、会陰切開が必要に!陣痛が始まって病院に着いたときにはすでに子宮口が7cm開いていたため、慌ただしく出産の準備がおこなわれました。こんなにも一気に子宮口が開くと思っておらず、出産が近づく緊張と激しい痛みに自分を保つのに精一杯で、軽いパニック状態に。あまりの激痛にとにかく早く痛さから開放されたいという気持ちが一番でした。そこで、医師から「赤ちゃんが出やすくするために会陰切開をします」と告げられ……。「出産時に会陰切開をする場合がある」と事前に説明を受けていたので、心の準備はできていました。 会陰切開をし、いざ出産!医師からの「切りますね」の声とともに会陰切開をしました。一瞬チクリとしましたが、陣痛の痛みほうがまさっていて会陰切開の痛みはさほど感じず、医師からも「少し会陰切開をしましたが、裂けてはないので最小限で済みましたよ」とのこと。ひとまず出産を終えてホッとし、喜びに浸っていました。出産後の処置も終わって2~3時間経ったころ、次第におしりに違和感が……。出産時は緊張と興奮で高まっていた気持ちが落ち着き始め、次第に痛みへと変わっていったのです。 退院後も1カ月近く続いた痛み出産後から会陰切開の傷が痛み、ドーナツ型の穴あきクッションに座る毎日でした。入院中、同じ日に出産した人でも会陰切開をしていない人は、普通に椅子に座ったり歩いたりしているのでびっくりしました。あとで経産婦の人に聞いた話では、会陰切開をしたのとしないのとでは出産後の痛みや傷の回復にかかる期間も異なるとのこと。産むまでのことしか考えておらず、出産後にこんなにも会陰切開の傷が痛いとは思いませんでした。それから1カ月近く違和感や痛みが続くことになったのです。 痛みの感じ方や長引き方は人それぞれと頭ではわかっていたつもりでしたが、実際に自分が経験することで、こうも違うのかと痛感しました。第二子のときには少しでも産後の痛みを軽減するために、会陰切開をしないで済むよう、妊娠後期から会陰マッサージしたりしました。その効果あってか、第二子は会陰切開をせずに出産し、第一子のときよりも出産後の痛みはなく、経過も順調で身動きがとりやすかったです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:福山あかね男一女の母。元幼稚園教諭、元保育園勤務。第二子出産を機に退職。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年11月17日Instagramで人気のあいさん(@yui_dondon)の出産エピソード第6話。陣痛促進剤を使用し、子宮口はついに全開に……! 生まれる直前、医師が伝えた大事なポイントとは……? 陣痛中は妊娠したことを後悔するぐらいしんどかったけど、赤ちゃんが生まれたあとはものすごい感動と達成感に包まれて、間違いなく人生で一番幸せな瞬間でした。 ずーっと側で励ましてくれた旦那さん、アステカ文明の担当医、やさしく頼もしい助産師さん、みなさんに支えられて乗り越えることができました。 そして、何より頑張った、私。本当によくやった、私。 お産は、長い人・短い人、自然分娩、無痛分娩、帝王切開など本当にいろいろな形がありますが、すべて母親の頑張りがあって成立するものだと思います。世の中の母親、みんな尊いです。お疲れ様です!あいさん、出産おめでとうございます! あいさんの出産、育児エピソードはInstagramから更新されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 この投稿をInstagramで見る あい (ゆいどんママ)(@yui_dondon)がシェアした投稿 - 2019年 2月月23日午前7時50分PST 監修/助産師REIKO※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:イラストレーター あい2018年5月生まれの長女ゆいどんの母。ゆいどんに振り回され毎日ドタバタな日常を送る新米ママデザイナー。育児の大変なことも笑い変えて前向きに!をモットーに、ブログやInstagramで妊娠・出産・子育ての体験記を更新している。
2019年11月11日ベビーカレンダー編集部がおすすめの妊娠・出産・育児マンガをご紹介! 今回はInstagramでフォロワー6万超のあいさん(@yui_dondon)の出産エピソードを6回に分けてご紹介します! 入院したもののなかなかお産が進まず、陣痛促進剤を使用したことろ痛みがピークに……! 1分おきにくる痛みに合わせ、全身全霊の力を股に込めながら、下を向いて目を開けるわけですが……必死になればなるほど、目を開けるのが難しくてよく注意されました……。人の顔を「すごい顔してた」って言うけど旦那よ、あなたもなかなかにすごい顔してたらしいよ……!!!あいさんの出産、育児エピソードはInstagramから更新されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 この投稿をInstagramで見る あい (ゆいどんママ)(@yui_dondon)がシェアした投稿 - 2019年 2月月23日午前7時50分PST 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター あい2018年5月生まれの長女ゆいどんの母。ゆいどんに振り回され毎日ドタバタな日常を送る新米ママデザイナー。育児の大変なことも笑い変えて前向きに!をモットーに、ブログやInstagramで妊娠・出産・子育ての体験記を更新している。
2019年11月10日初めての出産は、いつ陣痛が来るか、どのような痛みかもわからずドキドキですよね。わたしもその日がいつ来るのか、落ち着かない日々を過ごしていました。 ただの腹痛? それとも陣痛?出産予定日の夕方、軽い腹痛が……。ただの腹痛なのか、陣痛なのかわからず、そしてまたいつ痛みが来るのかわからないので不安でした。 陣痛アプリで間隔を計り、間隔が規則的になったところで病院に連絡しました。すると、「入院セットをもって病院に来てください」とのことだったので病院に向かうことに。 最初は余裕! 1時間後には!? 病院に着いて陣痛室に入り、最初は夫と楽しく談笑する余裕がありました。初産婦は出産に平均15時間くらいかかると聞いていたので、まだまだ長いぞ! と自分を奮い立たせていました。 しかし、だんだん痛みが強くなり、おしりを押される感覚が出てきたのでナースコール。子宮口が4cmから9cmに一気に開いており、分娩台へ移動することになりました。ここまで病院到着から約1時間のできごとでした。 展開が早すぎて現実味がない出産に。しかし!分娩台に移動しても展開が早すぎて現実味がなく、助産師さんに「冷静ね」と言われてしまうほどでした。しかし、いざ分娩が始まると分娩の痛み、特に赤ちゃんの頭がはさまったときの痛みは、思わず体をよじってしまうほどでした。 先生が来てわが子が生まれた瞬間はその痛みも吹っ飛び、本当に自分から生まれたんだ! と、とても愛おしく感動しました。そして、病院に着いて想定していた時間より早く生まれたので、すぐに2人目が欲しくなりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー イラスト:sawawa著者:こばやし みゆ0歳の一児の母。サービス業で現在育児休暇中。 自身の出産に関する体験談を執筆。 ✿❀ベビカレ秋のマンガ祭り❀✿大好評のマンガ記事を増量してお届けする期間限定“マンガ祭り”開催中! 人気レギュラー連載10作品に加え、新たにゲスト連載8作品が登場♪ 育児や家事、仕事などの合間の息抜きタイムにどうぞ♡
2019年11月10日2009年生まれの双子ちゃんのエピソードをブログやInstagramで公開しているかよポンさん(Instagram@kayoponkan)。不妊治療を経て双子を妊娠、出産体験談第6話。 夫と「これが最後」と決めた不妊治療でめでたく双子を妊娠! 妊娠悪阻のため妊娠4カ月で一時入院に。そして妊娠7カ月のとき、2週間ぶりに健診に行ったところ切迫早産で緊急入院! 入院してから2カ月後、ついに…!!! 妊娠後期、夜中に突然の痒み! 私の場合、腕と足、足の裏がひどかった。赤い斑点がいくつも浮かび上がってものすごく痒い! 蚊にかまれたピークの痒みがずっと続く感じ。心が折れそうになったときに、たぶん先生が見かねて帝王切開の予定を話してくれました。「ついに、双子と会える!」といううれしさと、先が見えた安堵感で、また頑張れる気がしました。 帝王切開、当日の朝 私の気持ちよさが伝わったのか、双子のドンドコ祭り開催~!!!見たことないほどおなかがボッコボコ、グィーン!!と動いているさまを直に見ました。待望の妊娠、しかも双子ちゃん! おめでとうございます! かよポンさんの育児エピソードはInstagramやブログなどから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 この投稿をInstagramで見る かよポン(@kayoponkan)がシェアした投稿 - 2019年 8月月5日午後11時59分PDT 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター かよポン2009年生まれの二卵性男女双子育児中の40代母。家族の出来事を4コマで。 趣味はキャンプ。不妊治療~双子出産、子育ての日常を描いたブログも人気!
2019年11月07日ベビーカレンダー編集部がおすすめの妊娠・出産・育児マンガをご紹介! 今回はInstagramでフォロワー6万超のあいさん(@yui_dondon)の出産エピソードを6回に分けてご紹介します! 入院したもののなかなかお産が進まず、陣痛促進剤を使用したことろ痛みがピークに……! 旦那がかけたのはGLAYの『SUMMERDELICS』。そして『シン・ゾンビ』(記憶違いでバラードじゃなかった)。この恥ずかしさはコアなGLAYファンの方ならわかってくれると思います……。 陣痛がひどくなってから、ずっとなり振り構わなかったのに、このときだけは羞恥心が芽生えました。趣味晒されてるし……。 痛みは一瞬忘れることができたのですが、リラクゼーションかと言われるとそうではない。持ち込むリラクゼーションアイテムには責任を持ちましょう(笑)! 試練続きの陣痛、いよいよ終盤です。あいさんの出産、育児エピソードはInstagramから更新されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 この投稿をInstagramで見る あい (ゆいどんママ)(@yui_dondon)がシェアした投稿 - 2019年 2月月23日午前7時50分PST 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター あい2018年5月生まれの長女ゆいどんの母。ゆいどんに振り回され毎日ドタバタな日常を送る新米ママデザイナー。育児の大変なことも笑い変えて前向きに!をモットーに、ブログやInstagramで妊娠・出産・子育ての体験記を更新している。
2019年11月06日Instagramで人気のあいさん(@yui_dondon)の出産エピソード第2話。入院から12時間以上たち、5分おきに痛くなるおなかを抱えて精一杯動いているものの、なかなか進まないお産。 尿漏れしつづけ「また出ちゃった」と思ったら、ついに破水した! でも、子宮口はなかなか開かない……そんなとき、医師が告げた一言とは? 陣痛促進剤、めっちゃ効きました。ここからお産本番といった感じです!旦那が本当にずっと側にいて向き合ってくれていたので心強かったです!でも手を握られると体が安定しなかったので、すごい払いのけてました(笑)。あいさんの出産、育児エピソードはInstagramから更新されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 この投稿をInstagramで見る あい (ゆいどんママ)(@yui_dondon)がシェアした投稿 - 2019年 2月月23日午前7時50分PST 監修/助産師REIKO※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:イラストレーター あい2018年5月生まれの長女ゆいどんの母。ゆいどんに振り回され毎日ドタバタな日常を送る新米ママデザイナー。育児の大変なことも笑い変えて前向きに!をモットーに、ブログやInstagramで妊娠・出産・子育ての体験記を更新している。
2019年11月05日ベビーカレンダー編集部がおすすめの妊娠・出産・育児マンガをご紹介! 今回はInstagramでフォロワー6万超のあいさん(@yui_dondon)の出産エピソードを6回に分けてご紹介します! 陣痛が始まり、入院したもののなかなかお産が進まず……?! 入院から12時間以上たち、5分おきに痛くなるおなかを抱えて精一杯動いているものの、なかなか進まないお産にやきもき。だんだん余裕がなくなってきます……。病室では旦那さんが、助産師さん直伝の腰マッサージをしてくれていたのですが、助産師さんがじょうず過ぎて、旦那さんのマッサージにイラつきます(笑)。 何度も病室に寄ってはジョークを挟んでくる旦那の友人医師。今考えるとリラックスさせようと気をつかってくれていたのですが、長い陣痛で疲れていた私はこれ以上ない塩対応……今考えると本当申し訳ない!どれぐらい続くかわからない陣痛に、少しでも余計なエネルギーを使わないようにと本能で省エネモードになっていたんだと思います。アステカ式について正しい情報を知りたい方は各自で検索お願いします(笑)!あいさんの出産、育児エピソードはInstagramから更新されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 この投稿をInstagramで見る あい (ゆいどんママ)(@yui_dondon)がシェアした投稿 - 2019年 2月月23日午前7時50分PST 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター あい2018年5月生まれの長女ゆいどんの母。ゆいどんに振り回され毎日ドタバタな日常を送る新米ママデザイナー。育児の大変なことも笑い変えて前向きに!をモットーに、ブログやInstagramで妊娠・出産・子育ての体験記を更新している。
2019年11月04日Instagramで人気のあいさん(@yui_dondon)の出産エピソード第1話。陣痛が始まり、産院に到着しました。でも子宮口はまだ3センチ……! 院内で陣痛に耐えている間、あいさんを精神的に苦しめたものとは? 入院中10何時間、ずっと尿漏れで恥ずかしい思いをしていたのですが、経産婦の友だちに話しても「私はそんなことなかったなー」という子ばかり。肝心の陣痛は進まないし、なんとも恥ずかしい体験でした……。あいさんの出産、育児エピソードはInstagramから更新されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 この投稿をInstagramで見る あい (ゆいどんママ)(@yui_dondon)がシェアした投稿 - 2019年 2月月23日午前7時50分PST 監修/助産師REIKO著者:イラストレーター あい2018年5月生まれの長女ゆいどんの母。ゆいどんに振り回され毎日ドタバタな日常を送る新米ママデザイナー。育児の大変なことも笑い変えて前向きに!をモットーに、ブログやInstagramで妊娠・出産・子育ての体験記を更新している。
2019年11月03日Instagramで大人気、ニシカタさんの育児エピソードをご紹介! 退院後、実家にお世話になるも5日で切り上げ、夫の待つ自宅へ帰宅。 2週間健診で赤ちゃんの体重が減っていることがわかり、産後休むこともできずに家事を続け、無理をしているニシカタさんを心配した旦那さんが、会社を休んでくれることになりました。 しかし、産後の無理がたたって、大変な症状が現れたのです……! トイレに行くと、足に広がる無数の赤い斑点……。 翌朝の悪化っぷりがすごくて、足の色が全体的に変わってしまいました。このあと、事態は思わぬ方向へ……。 ニシカタさんのマンガはInstagramで更新中! ぜひチェックしてみてくださいね♪ この投稿をInstagramで見る ニシカタさん(@c_nishikata)がシェアした投稿 - 2018年 6月月12日午後2時22分PDT 監修/助産師REIKO※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:イラストレーター ニシカタ2018年1月、長女を出産。インスタで出産、産後、育児レポートマンガを更新し、人気に。ゲームと海外ドラマとデパ地下が好き。
2019年11月01日第4子を出産したときのこと。第3子と年子での出産だったため、お産も早いだろうと思っていました。でも陣痛が強くなったり、弱くなったりで、なかなかお産は進まず……。 陣痛は来ているものの、なかなか強くならない!4人目の陣痛は深夜に始まりました。家で10分間隔になるのを待ち、いざ産院へ向かうと、着いたころには5分間隔に。経産婦だし、お産の進みは早いだろうということで、産院に着いてすぐに分娩台へ上がりました。 5分間隔だった陣痛が徐々に3分間隔になり、いよいよかと思ったら、なぜか3分間隔から5分間隔に逆戻り。陣痛の痛みもまだまだ我慢できる程度。そしてそのまま陣痛の間隔は、5分間隔から10分間隔へと延びていってしまったのです。 思わず自分から「歩きましょうか?」分娩台に上がってから3時間ほど経っても、陣痛は10分間隔~5分間隔をさまよっている状態でした。助産師さんたちも「どうしちゃったのかね」と苦笑い。だんだん申し訳なくなってきて「私、歩きましょうか?」と、自ら申し出てしまいました。 そして朝日が差し込む産院の廊下を、助産師さんと一緒に何往復も……。1時間ほど歩いて、やっと陣痛が3分間隔に。慌てて分娩台に戻り、ついに!? と思いきや、まさかのまた5分間隔、10分間隔と逆戻りをし始めたのでした。 破水したのも忘れて談笑……気づけば、先生方の出勤時間になっていました。先生に内診をしていただき、人工破膜をすることに。「子宮口が8cmまで開いているから、破水したらすぐだよ」と言われたのですが、破水しても陣痛は強くならず……。助産師さんたちとしばらく談笑できるほどでした。 助産師さんの「そういえば破水したんだよね?」という言葉に、「あ、そうだった」と我に返るほど、まったりとした時間を過ごしていました。 陣痛が弱いのに、どうやっていきんだらいいの!?破水から1時間ほど経ったころ、助産師さんが微弱な陣痛の最中に子宮口を確認すると、子宮口は全開の10cmに。「もういきんでもいいよ!」と、助産師さんからGOサインが出たのですが、何しろいきみたい感じがないので、どうやっていきんだらいいのか「?」でした。 とりあえず弱い陣痛に合わせて、下腹部に力を入れてみることに……。何度かやっているうちに、徐々に陣痛が強まり、痛みはそのまま頂点に! そしてやっと第4子が誕生したのでした。今回は第1子のときの分娩所要時間を大幅に超え、6時間36分という過去最長記録を更新しました。 弱くなったり強くなったりを繰り返し、何とも不思議な陣痛でした。陣痛中は「マイペースな子だなぁ」と思うことで、自然とリラックスでき、落ち着いていられました。その点を踏まえると、4人の子どものなかで一番長いお産でしたが、一番いいお産でもありました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:ライター 木村なち三児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2019年10月30日前回の続きです。長女の時も破水から始まりましたが、高位破水というやつで子宮の高い位置がやぶれたため、チョロチョロと少しずつ進行する破水でした。この時は違いました。最初から水風船をパアンっと割ってジャッバーンな破水だったので、陣痛までの時間もハイスピード。痛みと風邪のつらさで、陣痛が治まってる間は記憶がなく、意識が遠のいていくような、そんな感覚でした。この痛みは産んだ人にしかわからないと思う。いや、産んだ直後のお母さんにしかわからない(忘れるから)よく鼻からスイカ、とはいうけれど、そんなもん想像できるはずがない。出産とはそんなメルヘンチックな話ではない。例えて言うなら、ぎっくり腰で立ち上がることもできない身なのにいや、まて。そんななまぬるいもんじゃない。いきみ逃しなんざとにかく想像を絶する痛みが骨盤に襲いかかるイメージです。私の場合、陣痛っておなかが痛いと言うよりも骨盤、腰が割れるほど痛くて。男性はこの痛みに耐えられないと言うけれど、女の私だって耐えられないわ!と毎回思ったものです。引き返せるもんなら引き返したい、切ってもらえたらどんなに楽か、と思ってました。でもね、産みの苦しみは忘れるものなのですこうして記憶をたどって痛みをツラツラ描きつづっているけれども、話は8年前に戻り。。。ここまで来るとゴールは近いのです。こうなったら耐えて絶対に日付けが変わるまで頑張ってやろうと思いました。でも陣痛が来ると…無理でした。※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。つづく
2019年10月30日3人目もひどいつわりでしんどい妊婦生活でしたが、とにかくよく動く元気な赤ちゃんでした。ママとして3度目の出産ともなると、陣痛の流れやいきみ方、タイミングがなんとなくわかっていたので、一番スムーズに産むことができたのですが……。その後、思いもよらぬ展開が待っていたのです。 3度目はスムーズな出産!出産が近づくと、赤ちゃんは下がってきてあまり動かなくなるとよく聞きますが、私の3人目の子は、出産当日も元気に動いていました。出産予定日を3日過ぎた朝におしるしがあり、夕方になんとなく陣痛が規則的に感じたので産院へ行くことに。 ひとり、陣痛室で耐えること数時間。ひたすら静かに痛みと向き合いました。おしりのあたりまで赤ちゃんが下がってきた感覚がしたので、助産師さんを呼び、いよいよ分娩台に。 「無事に産めた」と思ったのもつかの間分娩台に上がってからも、私は落ち着いて出産することができました。ところが、「無事に産めた」と思ったのもつかの間、赤ちゃんが新生児室に移動してから、私の意識が朦朧とし始めてしまったのです。また同時に、助産師さんが血圧が異常に下がっていることに気付き、にわかに大騒ぎに! 今度は私の周りに医師や看護師さんが集結して、おなかを上からぐいぐい押していました。私は意識が遠のきつつも「痛い!」と言いながら、何とか産後の処置は終了しました。 産後の貧血がつらかった!このとき、出血が1リットル以上あり、その場から自分では起き上がれないほど貧血になっていました。回復室でしばらく過ごし、病室に移動できたのは、翌日のこと。毎日鉄剤を点滴し、退院も少し遅れてしまいましたが、輸血はしなくてすみました。 改めて「出産は何が起こるかわからない」と実感したできごとでした。退院後も鉄剤を飲み、時々ひどい腹痛などがありましたが、1カ月後には落ち着きました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:山田孝子不妊治療を経て高齢出産し、現在は三児の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は旅行、仏像鑑賞、モノづくり。
2019年10月28日これから出産を迎える妊婦さんを不安にはさせたくないですが、私にとって陣痛は間違いなく「人生で経験した強烈な痛み」ダントツ1位です。とにかく痛い!恥も外聞も理性も、すべて吹っ飛びました。そんな第一子出産時のリアルな感情をお伝えします。 陣痛ってとにかく痛い!陣痛の痛みに比べたら、ほかのどんな痛みも虫刺されのようなものかもしれません。「スイカを鼻の穴から出すくらいの痛み」「万力で締めあげられるような痛み」など、陣痛をたとえる話がいろいろありますが、どれも当てはまらないと感じました。たとえようもなく、とにかくもう確実に痛いです。 ただ、陣痛さえ乗り越えれば、実際に産むときは、正直そこまで痛くありませんでした。あくまで個人的な感想ですが、出産の正念場は陣痛といきみ逃しにあり! です。 ふと思った……出産やめて家に帰りたい!陣痛が始まって8時間くらい経ったころ、「あー疲れちゃった……。出産をやめて家に帰りたい」と思ってしまいました。そしてすぐ、「出産だけは途中でやーめた! ができないんだ」と思い至り、気が遠くなったことを覚えています。 いつ終わるとも知れない、波のようにやってきては去っていく強烈な痛みは、昨日のことのようにありありと思い出すことができます。陣痛の痛みは忘れる、とよく言われますが、私がしつこい性格なのか、忘れることができません。 パパの手の甲には今でも爪あとが……! 私は陣痛から出産までの18時間半、痛みと疲労で食事はおろか水一滴すら口にできませんでした。“ペットボトルに装着できるストローがあると便利”と聞いていましたが、私の場合はまったく出番がありませんでした。 ようやく生まれた待望の第一子でしたが、産声を聞いた瞬間に思ったことは「はーやっと終わった……」ということでした。そして、陣痛の長丁場で、手を握って励ましてくれたパパの手の甲には、今でも私の爪あとが残っています。 パパは夫婦喧嘩をしたときに、手の甲の傷を見ると気持ちが鎮まるそうです。出産は強烈な痛み伴いますが、新しい家族の誕生とともに、家族に分かち難い強い絆を結んでくれるのだと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:伊川遥女の子と男の子の二児の母。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は読書、音楽、料理、ボルダリング、絵を描くこと。
2019年10月27日下半身がしっかりしていることが、昔からコンプレックスだった私。親戚からはよく「安産型だね」と言われていました。下半身がしっかりしているなどの見た目で言われる「安産型」は、果たして本当なの……?「安産型」と言われた私が妊娠し、出産するまでの体験談をご紹介します。 嫌だった「安産型だね」という言葉骨盤が大きくてしっかりしている体型は「安産型」とよく聞きますよね。下半身がしっかりしている私は、親戚などから「安産型だね」「安産型でよかったね」と、昔からよく言われていました。 そんなふうに言われることが、私自身としては非常に嫌でした。まだ妊娠や出産を経験したことがなかったころの私は、無事に赤ちゃんを産むことへの不安や重要性を意識したことがなかったからかもしれません。 「安産型」は本当に安産になる?妊娠してから「安産型」というものには明確な定義がないことを知りました。骨盤が大きく張っていて、歪んでいないことが安産につながることがあるともいわれていますが、産道の広さや子宮口の開きも安産の重要なポイントになるのだそうです。 実際の出産は、妊娠39週に陣痛がきてそのまま入院。分娩時間は13時間かかり、出血も多量でした。初産ということもあり、子宮口の開きが遅く、2~3cmから先にすすむまでに時間がかかりました。 想像よりも出産に苦戦周りから「安産型」だと言われた私も、子宮口の開きが遅く、想像よりも出産に苦戦しました。無事に生まれてきてくれただけで十分ですが、周りから言われていた「安産」とは少し違ったかもしれません。 実際に妊娠・出産を経験してみて思うことは、「安産型」だと言われたことに気を抜かずに、もっと主体的になって妊婦生活を過ごせばよかったということです。安産のために、塩分量などの食事調整や体重管理など、出産に向けての時間の使い方や準備も大切だと感じました。 私と同じように、「安産型だね」と言われることを気にしている方もいるかと思います。赤ちゃんや自分にあまり負担のかからない出産となるように、できる限りのことをしていきたいですね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:手塚みく三兄弟の母。義父母と同居し、異母兄弟の母として毎日奮闘中。妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆をおこなう。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー
2019年10月25日初めての出産は、わからないことだらけ。初産のとき、私もわからないことが多く、不安になることがありました。共に陣痛に耐えていた妊婦さんたちが、次々と分娩室へ……。「私が分娩台に上がるのはいつ!?」と、焦ってしまった出産体験談をお送りします。 分娩室になかなか入れなくて焦る気持ち初めての出産のとき、病院に到着してから分娩室に入るまでの間は、分娩室の横の部屋で陣痛に耐えていました。その病院では、子宮口が十分に開いてから分娩室に移動するとのことでした。 つらい陣痛に耐えていると、私よりあとから病院に到着した妊婦さんが私を追い越して分娩室に入っていくことに気付いたのです。「私が先に病院に来ていたのにどうして先に!?」と不安になるなか、しばらくすると赤ちゃんの産声が聞こえてきました。 初産婦と経産婦の違いを知らなかった!なかなか分娩室に案内されず、時間がかかっていることに問題はないのかと、ナースコールを押して何度聞いたかわかりません。「問題ないですよ」と言われても、周りの妊婦さんとの違いに不安が募りました。陣痛に耐えている間は、時間の感覚がいつもよりも遅く感じたため、余計に心配でした。 そんなとき、助産師さんから「初産と2人目を産むのとでは、出産までの時間のかかり方が違うんですよ」と聞き、ようやく納得しました。私はそのことを知らず、勝手に周りの様子を伺って焦っていたのでした。 初産は時間がかかる!陣痛が始まってから子宮口が開くまでの時間は個人差がありますが、一般的に2人目・3人目(経産婦)の出産は、初産婦より早くなるのだそうです。その後、さらにもう1人の妊婦さんが先に分娩室に入っていき、そしてまた、分娩室から元気のいい産声が聞こえてきました。 私は陣痛が遠のいてしまっていたので、そのまま何時間も分娩室には入れませんでした。そして、ようやく子宮口が十分に開き、分娩室へ移動することができたのです。 2人目を産んだのは別の病院でした。今度は初産の方の陣痛中に私が分娩室へ。あとから来た経産婦さんが、先に分娩室に入ることはよくあることだと知っておくと焦らずに済みますね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:斉藤あや大人しく内気な娘と楽天的で活発な息子、男女二児の母。ママ・パパに役立つ情報をお届けすべく、これまでの育児経験を生かして、育児の工夫やお役立ちグッズなどの情報を発信中。
2019年10月23日私は夫と付き合ってすぐ妊娠したため、結婚から出産までのスピードがとても早く、出産時期には“恋愛真っ最中”の間柄でした。出産時に便が出てしまう人もいるということを知って、当時はそんな醜態を見せるなんて恥ずかしくて恥ずかしくて、とても集中できなさそう……と思っていました。立ち会いたいという夫の気持ちを考慮しても、羞恥心にはどうしても勝てず。悩んだ末に私は立ち会い出産をしないことにしたのです。 浣腸はしないんです実は私、姉が出産時に前期破水で入院したため、様子を見に病院へ頻繁に通っていました。なので「出産時のうんち事情」についてはほんの少し知っていたのです。それまでは、陣痛がまだ弱いうちに浣腸をして、出産時に便が出てしまわないようにするんだとばかり思っていました。 しかし、最近は違うようで、出産時に便が出ることはよくあるらしいのですが、出産前に浣腸すると便も液状になるため衛生上悪く、固形物のほうが処理しやすいのだと、姉が助産師さんから説明を受けたとのこと。それを後から聞いた私も衝撃を受け、「えー!?」と叫んだほど。人前でうんちするなんて、いくら助産師さんは慣れっことはいえ、なかなかハードルが高いなとは思います。 出産当日の便事情は……姉は、結局出産前日に食べ過ぎたことが原因で当日下痢をし、「全部出た」とのこと。しかし、病室で陣痛を我慢している間には、やはり少し下着に便がついたそうで、旦那さんにわからないように、汚れた下着を母が回収してくれたそうです。 私はというと、自分なりの対策として、陣痛が来てからまだ動けるうちにLDR備え付けのトイレにこまめに行き、なるべく自然に便が出るようにしました。本格的に痛くなってからは、出たかどうかもわからないくらい苦しみましたが、仮に出ていたとしても、“ちょっと”だったと思います。 そもそもなんでうんちが出るの?陣痛の感じ方は人それぞれだと思いますが、私の場合では、陣痛がピークに達したときには、おなかの中から膨らんでくるような強い痛みが襲ってきたのです。このとき、体に強い力が入ってしまいました。 しかし、体に力を入れることにより、赤ちゃんに酸素が行かなくなってしまうので、深く息を吐いて力を入れないようにと助産師さんから聞き、必死にいきみ逃しをするように。ですが、いきみ逃しも長くは続けることができずに陣痛が来るたびに“うんちを踏ん張る”ような状態になってしまいました。そのため腸に残っている便が出てしまったのです。 私は、恥ずかしいという気持ちから「赤ちゃんの産声を聞きたい」という夫の気持ちを押し退けてまで、立ち会い出産をしませんでした。しかし、出産後の今も立ち会い出産をしなかったことに後悔はありません。出産時にうんちが出てしまう可能性があるなら、いくら夫婦だからといっても、立ち入られたくはないと感じているからです。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:中村ちはる一女の母。37歳での妊娠、出産を機に医薬品関連商社を退職。現在は自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年10月21日はじめまして、鶏岡みのりです。このたびウーマンエキサイトで連載させていただくことになりました。夫のユウと、小4のちり子との3人暮らしをしている、にわとり顔の母です。さて、第一回は出産特集ということで、あの日の思い出をどうぞ。陣痛がきた日は、とても天気がよく・・・。完全に寝不足でした。それが後々、あんなに響いてくるとは。というのも、妊娠後期はずっと不眠に近く、全然寝られなかったのです。翌日が休日だったので、夫とゲームをしていました。まぁ、私はほとんど見ているだけでしたが。朝方にゲームを終えると、下痢かな?というような痛みがだんだん強くなり、こりゃ陣痛だということで病院へ。そのまま入院し、お昼になるとさすがに眠くなってきました。しかし・・・。寝られるわけない。陣痛の合間に寝ようとしても、また陣痛が来る恐怖で寝られない。一方、助産師さんには「陣痛をしっかり起こすのにも体力が必要なので、なるべく寝てください」とアドバイスされました。そりゃ私も寝たいのですが、寝られません。寝不足で体力不足の私は、弱い陣痛しか起こせず、一向にお産が進みませんでした。弱い陣痛と言っても、かなり痛い。■「陣痛を和らげる方法」が効かない!?そこで、母親学級のときに先生が言っていた「痛みを和らげる方法」に頼ることに。誰かの親指が犠牲になるようだ。申し訳ないが、夫に頑張ってもらいましょう。しかし!余計に痛いわ!おそらく有名な「陣痛を和らげる方法」だと思うのですが、私はむしろ痛いだけ。最初は軽く押してくれたのが幸いしました。いきなり親指が折れる力で押されていたら、大変なことになっていたでしょう。痛みに苦しんでいると、助産師さんが。今度は肛門かい。と思いましたが妊娠中に読んだ雑誌でも、お尻を押すといいという話が書いてありました。そのためのボールもしっかり100均で買っていました。が、助産師さんが握りこぶしで押してくださる流れに。すると・・・。「うるさい妊婦だな」と、思われたに違いないでしょう。というかどうして、ことごとく痛いのでしょうか。痛みを和らげるはずが、痛みを倍増させてきます。どちらも有名で、有効な「陣痛お和らげる方法」だと思うのでが、私のようなケースもあるようです。和らげるのに失敗しつつ、なんとか早く産もうと病院のお風呂に入ったり、歩き回ったり。そして、病院に来てから24時間後、弱い陣痛でしたが何度もいきんで、やっと出産。子供の顔を見て安心すると、ものすごい疲れが。もうボロボロ。■良いこともあった?出産に時間がかかったのは苦しい反面、良いこともありました。会陰切開をせずに済み、傷も小さかったのです。時間がかかったことにより会陰が急激に伸ばされることがなく、切れなかったのだと思います。トイレも、最初の一回がしみて痛かったですが、その後は大丈夫でした。傷が小さい分、出産後のダメージが抑えられ(それでも全身筋肉痛で、フラフラではありましたが)回復が早かったと思います。2人目の予定はないので、もうあの痛みを経験することはないと思いますが、これから出産される方は妊娠中とにかく睡眠をしっかり取れるように心がけてくださいね。
2019年10月20日私は里帰り出産をせず、出産後も実家に帰省しないで自宅に戻りました。夫と2人だけで産後を乗り切れるかどうか不安はありましたが、夫は帰りの早い仕事ということもあり、どうにかなりました。私と夫と赤ちゃんの産後1カ月についてお伝えします。 出産後も帰省はせずにそのまま自宅へ出産後、自宅に戻った私は、買い物はコープの配達を活用。食事は夫が作るか買ってきたもの、掃除・洗濯は自分でできる範囲で夫と分担しました。 生まれたばかりの赤ちゃんも、授乳やおむつ交換などのお世話はありますが、寝ていることが多く、私も一緒に休むことができました。親に甘えられない大変さはお互いにありましたが、どうにか生活はできました。 夫が“父親”になっていく帰省しなかったことで、生まれたばかりのわが子と一緒にいられることに夫は大喜び。毎日顔を見ていると赤ちゃんのために何かしたくなるようで、赤ちゃんをよくかわいがって積極的にお世話をしてくれるようにもなっていきました。 驚いたことに、興味がなかった家事も手伝ってくれるように! 今まで私にお世話されるばかりだった夫を思うと、とても大きな変化でした。 新生活への適応が早い私自身は、出産後1カ月間は体の回復を優先しましたが、そのなかでも赤ちゃんのお世話や洗濯たたみ、片付けなど、簡単な家事をこなして、赤ちゃんのいる新生活にもすぐに慣れることができました。 体が回復してくると、できることも増え、地元の子育てに便利な情報もチェックするなど、余裕が出てきました。もし帰省していたら、大荷物を抱え、1カ月後にアパートに戻り、夫と喧嘩しながら部屋を片付けたり、生活に必要な物を揃えたりしていたかもしれません。 いろいろな事情で、里帰り出産や産後に帰省することができない場合もあると思います。赤ちゃんと生活をするのは自分の家。大変でも帰省せずに自分の家で産後を過ごすことも、これはこれで利点があるように感じました。 著者:富士ちあき一児の母。子宮筋腫や切迫早産を経験しながらも無事に男の子を出産。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年10月17日ウーマンエキサイトをご愛読のみなさま、タマタマヨです。みなさま、ご存じでしょうか。子どもが小学2年生になると、生まれた日のことや初めての離乳食のこと、初めて立った日、歩いた日、、、事細かに質問責めされる日が来ることを・・・生活科の授業で生まれてから今日までの自分の成長をまとめて、自分の成長がいかに家族やたくさんの人たちに支えられてきたかを学ぶのです。2人目の育児となると、なかなかパッと思い出せないんですよね。(うちだけか?)でもね、出産のことだけは忘れないんですよね、痛みは忘れたとしても。これは、今から8年前の、私もまだ今より少し若かった(特に見た目と体型が)頃のお話です。インフルエンザか?というくらいの熱、のど、鼻、頭痛、というオールマイティな風邪にやられてました。激しい咳をしていた時、咳の勢いで下着に違和感が!とりあえずトイレで確認。もともと、前置胎盤気味で妊娠中は何度か出血を繰り返していた私でしたが、こんなにも大出血をしたのは初めてのことでした。怖い、どうしたらいいの?!この日は幸い旦那氏も正月休み中。私が風邪に冒されていることもあり、ネネは旦那氏の実家に遊びに行っておりました。大至急産婦人科へ。子宮内感染症、これがまたとっても厄介のようで後からその怖さを知ります。ズン!と頭が降りてきたような感覚がありました。旦那氏の声で出ようと決めたんじゃあるまいな?まだ早いってば!破水は生暖かい、お湯がじわ〜っと漏れていくような感覚で、出血とは違う感じです。私が「ナースコールして!」と頼もうとしたら、突然、何も言わずにフラ〜っと部屋を出ていこうとする旦那氏の姿が!ひとりにしないで〜!腰が割れるくらい痛い! ブァシャーっとまた破水! なんだか進みが早い!ただの破水とは思えないぃいぃー。上の子の時とは全く違う進み具合いに身の危険を感じたのでした!続く!!※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。
2019年10月17日出産祝いは、自分では買わないけれどあったら便利だなというものが意外に重宝しました。冬に初産だった私がうれしかった出産祝いをご紹介します。 カサカサしがちな冬に必須の保湿アイテム 新生児のお世話は、ひたすら授乳とおむつ替えの日々。私はお世話の前後には手を洗うようにしていたので、手がカサカサになってしまい困っていました。そんな私に友人がプレゼントしてくれたのは、ちょっと高級なママの保湿グッズでした。赤ちゃんのお世話で荒れがちなお肌を守るためのハンドクリームやリップクリームなど、外出しづらい産後にプレゼントしてもらえて、ありがたかったです。しかも、ちょっと高級なので、使うたびにウキウキできる効果もありました。 ほっと一息つく時間のおともに ハーブティーの詰め合わせのプレゼントも、冬出産の私にはうれしいプレゼントでした。冷え性の私は、体を温めるためになるべく温かいものを飲むようにしています。ハーブティーの詰め合わせは、選ぶ楽しさがあり、自分好みのハーブティーを探すティータイムが、育児中のちょっとしたぜいたく時間に。カフェインが入っていないものを選んでくれたので、寝る前や授乳の影響なども心配せずに飲めました。 用途いろいろ、大判おくるみ aden + anais (エイデンアンドアネイ)のスワドル(おくるみ)は、その存在を知らなかった私ですが、使い始めて便利さに虜になりました。 赤ちゃんをおひな巻き(※)する際に使うと、伸びが良いので縛りやすく、通気性が良いので赤ちゃんも巻かれたままスヤスヤ寝ていました。また、授乳する際には自分の首の後ろで結んで授乳ケープに変身したりと使い方がいくつもあり、おでかけの際には小さく畳んでバッグに入れて必ず持ち歩いていました。 (※)赤ちゃんが丸くなる姿勢でくるむ巻き方。おなかの中にいたときのような体勢でリラックスでき、安眠効果が期待できます。 もらってうれしかった出産祝いは、こうして書いてみると、ちょっと高級で日常使いできるものが私にはうれしいポイントだったようです。そして、赤ちゃんのためだけのものではなく、ママのことを考えているプレゼントに対して、その気持ちがうれしくて、より印象深くなっていると気がつきました。 著者:ライター 横山まい三児の母。夫の転勤に伴い三人別々の県で出産し子育てをしている。転勤妻としての妊娠・出産・子育ての経験に基づき、体験談を中心に執筆している。
2019年10月14日Instagramで大人気、ニシカタさんの育児エピソードをご紹介! 退院後、実家にお世話になるも5日で切り上げ、夫の待つ自宅へ帰宅。 新生児を連れて自宅に帰ったものの、夫は仕事が忙しく、毎日娘と二人きり。一日がとても長く感じて、何度も時計を見る日々……。 このころのことを思い出すだけで胸が痛いです。1日が死ぬほど長くてテレビもつまらなくて。夕方あたりが一番しんどかったです。孤独を感じるというか……。沐浴も毎回泣かれるので悲しかったですし、疲れて帰ってきた旦那に、すぐ沐浴をお願いするのも気が引けてました。へその緒は本当に怖かったー! ヒールはまねする方はいないと思いますが、決してまねしないでください!(本当にこのときは思考回路がおかしかった……)ニシカタさんのマンガはInstagramで更新中!ぜひチェックしてみてくださいね♪ この投稿をInstagramで見る ニシカタさん(@c_nishikata)がシェアした投稿 - 2018年 6月月12日午後2時22分PDT 監修/助産師REIKO※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。著者:イラストレーター ニシカタ2018年1月、長女を出産。インスタで出産、産後、育児レポートマンガを更新し、人気に。ゲームと海外ドラマとデパ地下が好き。
2019年10月11日私は初めての出産をドイツで経験しました。しかも妊娠32週の健診で切迫早産気味と言われ、出産予定日よりも早く生まれるかもしれないとのこと。しかし待てど暮らせどその気配はなく、しっかり出産予定日に生まれてきてくれました。ただ、息子が生まれる3時間前まで、私は陣痛がよくわからなかったのです。そんな私の陣痛&出産体験をお伝えします。 お? もしやこれが陣痛か?出産予定日前日の午前5時30分、パッと目が覚めると「おお? これが陣痛かもしれない?」と全然自信はありませんでしたが、なんとなく違和感を覚えたのです。ですが、出産予定日の2週間くらい前から「来た! これが陣痛だ!」とドキドキしていると、1時間後にはその感覚がなくなるという「生まれる生まれる詐欺」を繰り返していたので、その日も「やっぱり違うかも」と思っていました。 病院に行くと陣痛の波が消えてしまった出産予定日前日だったので、一応病院に行ってみようと思って午前10時30分に病院に向かい、陣痛かどうか助産師さんにチェックしてもらいました。「いい感じで来ているわね」と言われたのですが、思っていたような痛みではなかったので実感がありませんでした。その時点で子宮口は3cm。しかし13時、16時、19時とチェックすればするほど陣痛の波は消えていき、「あぁ、やっぱりこれも前駆陣痛だったのだな」とがっかり……。 陣痛の痛みがだんだん強くなり…19時のチェックのときに浣腸をしてもらい、陣痛に効くといわれるオイルをおなかに塗ってもらいました。それから陣痛を促すハーブティーを飲んで、22時のチェックに行くと、先ほどよりも少し陣痛の波が強くなっているではないですか!しかし、この時点でも痛みは大したことありませんでした。子宮口は7cm開いていましたが、余裕で助産師さんや夫と会話できていました。するとその1時間後、「え?」と思っているうちに、体の中からワナワナとジェットコースターに乗っている感覚になっていったのです。 陣痛促進剤からの会陰切開これが本当の陣痛かと思っていると、子宮口は9cmに。私の場合は痛くて叫ぶこともできず、ひたすら体の中のジェットコースターのような感覚と戦いました。子宮口が全開になると息子の頭はサラッと出て来て、「もっといきんで!」と助産師さんに何度も言われていきみましたが、1回の陣痛が短かったので陣痛促進剤を打ち、会陰切開をすることに。そして無事に息子が誕生したのですが、時間は午前1時をまわっていました。 本当に痛くてたまらなかったのは23時から午前1時までのたった2時間でしたが、なにせ未体験の陣痛。私の場合は痛いというより「怖い」という気持ちのほうが強かったです。でも頑張ったその後には、宇宙一かわいいわが子に出会えました! ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:鈴木陽一児の母。ドイツでの子育てに奮闘しながら、海外での子育て・海外旅行・恋愛・結婚などのジャンルで執筆中。
2019年10月09日4人目の出産当時、長男は小学1年生、次男は年長、そして長女は年少でした。電車で8時間かかる実家へ里帰りをしようか悩みましたが、小学生が長期欠席するのは好ましくないと感じ、夫に1週間の休暇が取れるか相談。幸いにも会社の方の理解があり、1週間ほど休暇をいただき、里帰りせずに出産を迎えました。 夫に家事・育児を任せるのが心配わが家の夫は料理が得意ではなく、作れるものはみそ汁とカレーくらいです。掃除機はかけられますが、洗濯機の使い方や洗剤の量など、細かいことはわからない様子。 また、幼稚園の子どもの持ち物やお迎え時間が曜日によって違うことを、口頭で何度も説明したのですが理解できず……。「お弁当も作れるのだろうか?」とさまざまなことが心配でたまりませんでした。 そこで出産入院中、夫が困らないように家事や幼稚園の支度を細かくノートにまとめたものを用意しておきました。 子どもの精神面も心配!出産入院中の1週間ほどは、私がいない生活になります。子どもたち3人はまだまだ甘えざかりなので「大丈夫だろうか?」と心配になりました。 特に幼稚園児の2人は、ママがどのくらい入院し、どのくらいで帰宅するのかわからない様子。そこで1週間分のカレンダーをつくり、毎日シールを貼っていってもらい、ママが帰ってくるまでの期間を感覚で伝わるようにしました。 さみしくなったときはグズグズしてしまうので、お手紙とシール、小さいおやつを人数分×1週間分、用意して出産に備えました。 「意外となんとかなる」と思えた!夜に陣痛が来た私は、子どもたちが寝ている間に病院に駆け込みました。付き添いもおらずひとりでしたが、私の場合は逆に集中できてよかったと思っています。 私が入院中の1週間、結局、夫は幼稚園をお休みさせて、子どもたちを遊びに連れて行ったようです。普段私は外食をさせませんが、夫と子どもたちはラーメン屋巡りをしたそう。子どもたちはとても楽しそうに報告してくれました。夫は、3人の子どもたちのお世話が想像以上に大変な様子で、日に日に疲れた顔になっていきました。 予想外の外食続きで、栄養バランスが気になりましたが、子どもたちにケガもなく、これまでの夫の様子を考えると、ひとりで面倒を見ていてくれただけでもすごいと感じました。夫自身も子育てをしながら家事をする負担を、身をもって実感したようで、お互いのことを知るいいきっかけになった出産前後でした。著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年10月05日夫と私は年の差が20歳以上もあり、夫はバツイチ子持ちで成人した娘がいます。一緒に暮らしていてもあまり関わらない関係でしたが、私の妊娠・出産を機に距離感が変わってきました。わが子を通して、家族に近付いた連れ子と私の関係についてお伝えしたいと思います。 年の差婚、夫より娘と年が近い私夫とは職場で出会いました。20歳以上離れた年の差と、夫がバツイチ子持ちということから、周りになかなか認めてもらえず交際7年目でやっと結婚。 夫の娘はもう成人していて、特に私がお世話するようなこともなく、家にもあまりいなかったため、顔を合わせるのは朝と夜のあいさつくらいという関係でした。なんだかさみしいと思いつつも、どうしたらいいのかわからず1年が経ったころ、私の妊娠が判明したのです。 妊娠報告するも複雑な様子……妊娠を喜んだと同時に頭をよぎったのは夫の娘のことです。妊娠を報告して怒ってしまったらどうしよう、泣いてしまったらどうしようなど、いろいろと考えてしまい、なかなか言い出せませんでした。結果的には夫が私の妊娠を娘に伝えたところ、少し驚いた顔をして「ふーん」とひと言。 その後、特に触れることもなく、気付けば私の里帰りの時期に。そして迎えた私が実家に帰る前日、「性別どっち? 頑張ってね」と夫の娘が言ってくれて安心しました。それと同時に、娘の葛藤を考えると胸が熱くなる思いでした。 出産後、20歳離れた妹への反応産後1カ月で自宅に戻った当日、夫の娘は玄関で待っていてくれて、赤ちゃんを見て満面の笑顔を浮かべてくれました。それからは家にいることが増え、私の部屋に来て娘をあやしてくれています。 一番うれしかったことは、「この子を私の妹と思っていい?」と言ってくれたことです。「この家で私は他人なんだな……」なんて思ったこともあったので、なんだか私も夫の娘と家族になれたような気がしました。 年が近い分、なかなかうまくいかなかった関係が、出産を機に変わることができました。最初は葛藤もあったとは思いますが、夫の娘と家族を繋いでくれた赤ちゃんに感謝しています。著者:深田ようこ三児の母。夫とは二回り近い年の差婚。子ども服のショップ店員など、結婚するまでは子ども向けの仕事に携わる。現在は芸能や育児に関する記事を中心に執筆中。
2019年10月02日出産時の排便は、出産を経験した方なら「あるある」と思う方もいるのではないでしょうか。ただ、初めての出産だと「いきんで出ちゃったらどうしよう」「浣腸はするの?」と不安になる方も多いと思います。今回は、出産時の排便と浣腸についてのエピソードをお伝えしたいと思います。 1人目出産時は浣腸なし、いきんで排便が!私が通っていた産院では、とくに出産前の浣腸についての話はなく、先生に任せていました。陣痛がまだ弱いときに便意を感じたので、一度排便。その後、陣痛が強くなり分娩台へ移動しました。 ところが難産となり、分娩台の上で数時間過ごしたためか、いきんでいるうちになんと排便……! 自分としては、とにかく痛くてそれどころではなく、恥ずかしさは感じませんでした。 産後に思い出して恥ずかしさアップ…出産後しばらくは、赤ちゃん誕生のうれしさと達成感で、お産の間のことはあまり気にしていませんでした。ところが少し落ち着いて分娩室での出産のことを思い起こしているうちに、とても恥ずかしいことをしてしまったことに気付いたのです。 さらにお産に立ち会った助産師さんが部屋に様子を見に来るたびに、自分のした粗相を思い出し、出産時の排便はよくあることだと知っていても、とても恥ずかしい気持ちになりました。 2人目出産時は浣腸をして臨む!もう恥ずかしい思いはしたくなくて、2人目の出産のときは「分娩室へ行く前に、浣腸をしてもらうことは可能ですか」と助産師さんに相談し、浣腸をしてもらうことに決定。浣腸をするとすぐに腹痛があり、排便することができました。 そしていよいよ分娩室へ。どうしてもいきまなければならないので、1人目の出産時の恥ずかしさがよみがえり、排便済みでも心配はありましたが、2度目は粗相をすることなく、無事に出産をすることができました。 私の恥ずかしい思い出を紹介しましたが、出産時にはよくあることのようで助産師さんはあまり気にしないようです。浣腸については産院によって方針があるようなので、一度相談してみるといいかもしれませんね。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー
2019年10月01日第2子では必ず挑戦しようと思っていた夢の無痛分娩。友人たちが第2子で選択し、「夢のような出産」「天国出産」などと言っていたので、私も第2子で挑戦しました。しかし、そこに待っていたのは、楽天家の私もビックリの壮絶お産でした。 無痛分娩で産みたい第1子は吸引分娩だったものの、ごくごく普通に生まれたという印象だった私。しかし、ただ一つ「陣痛の苦しみ」だけは、第2子の臨月が近づくにつれて不安が増していきました。そこで、無痛分娩の講習に参加することにしました。 私の通っていた産院の講習は非常に丁寧で先生も信頼できたため、「無痛分娩にしよう」と決意。 同じ産院で無痛分娩をした友人の「天国だった」「全然ストレスがなかった」とうらやましい体験談を聞き、私の心は固まったのでした。 2度の帰宅……さて、いよいよ無痛分娩の予定日! 元気いっぱいに病院に行くと、早々に雲行きが怪しい……。「まったく子宮口開いていないね、今日は無理じゃないかな」。先生のそのひと言で、その日は泣く泣く帰宅し、日を改めて挑戦することになりました。 そして次のチャンス……今度こそ! と、次は「バルーン」を入れることに。そのとき、先生には何度も「経産婦さんなので、バルーン入れるとすぐお産がすすむことがありますからね」と言われ、もうほぼほぼ「今日が出産日なのかしら」と高揚していました。 ところが…… 赤ちゃんはまったくおりてきません。そして頑固な子宮もバルーンの刺激にもしっかりと口を閉じて、うんともすんとも言いません。そして恐れていた事態。2回目の帰宅……。 経産婦の出産はスムーズなイメージしかなかった私でしたが、無事出産できなかったらどうしようと不安になっていきました。 今度こそ!しかし 、3度目の正直。さらに日を改めて妊娠39週。もうさすがにいけるだろうとの先生の言葉もあり、期待と不安が入り混じって迎えた当日。 バルーン(大)から始まって「きっと陣痛来ますよ」と助産師さんの励まし。しかし、子宮口が4cm開いているというのに、あまり痛みも感じません。いったい私の赤ちゃんどうなってるの、寝てるの? と不安といら立ちが……。 陣痛促進剤も開始したものの、おなかが張ってもすぐにおさまって遠のく。もうだめだ。もういい加減今日産みたい。産ませてくれ! 先生が内診したけれど、子宮口は5cm。そこで先生の決断「人工破膜」。よし。もうこれは強制的に進む! 人工破膜から陣痛が一気に来て子宮口が全開大したのですが、それにもかかわらず赤ちゃんはまったくおりてきませんでした。そして、「赤ちゃんがおりてこないので吸引します」と、第1子で経験した吸引分娩に。吸引を2回。そこでわかったのが、赤ちゃんが回旋異常だったということ。吸引でもおりてこなかったのは、赤ちゃんが逆側に回っていたからだったのです。 緊急帝王切開に!先生の顔が厳しくなって「緊急帝王切開になります」 と言いました。緊急帝王切開に夫が同意し、そこからは早かったです。ふんわり温かい麻酔が入って地獄から天国の夢心地。ドラマでしか見たことない手術室のばたつきを見ながら、さっと持ち上げられた赤ちゃん。「生まれましたよ」。なかなか生まれず、「赤ちゃんは私のこと嫌いなのかな」とまで思ってしまっていましたが、無事に生まれて本当によかったです。 今回の出産で、第2子でも何があるかわからないということを学びました。回旋異常の予防は難しいかもしれませんが、第2子であっても慢心しないで、出産に向けて体重管理やヨガ、呼吸法などをおろそかにせずにやっておけばよかったと思いました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:代々木菜乃子3歳・1歳の2児の母。育児休暇中。エンタメ業界で働くかたわら、記事執筆をおこなう。現在知育を勉強中。
2019年09月30日出産は本当に何が起こるかわからないと実感しました。大変、つらいと感じながらも、それ以上にちょっとしたことへの喜びを感じられた私の出産エピソードです。 帝王切開になるかも……?出産予定日が1月10日だったため、産院の正月休みがあり、週1の健診の予定が2週間近く空いてしまいました。そして年始最初、出産予定日5日前の土曜日の健診の際、赤ちゃんがまったく下がっておらず、子宮口もまるで開いていないので、帝王切開の可能性があることを告げられました。そして週明けの月曜日に骨盤のレントゲンを撮ることに。普通分娩で産めると思っていた私はとてもショックでした。 健診翌日の日曜日、帝王切開になるのか普通分娩になるのか不安で、気持ちが前向きになれない私を見かねて、夫が「夫婦2人で最後のデートだよ」と、近場でドライブをさせてくれました。おいしいものを食べ、ゆっくりショッピングを楽しみ、前向きな気持ちになって就寝。 そして深夜2時、急におなかに痛みが.......。陣痛だ! でもダラダラと10分前後で痛みを繰り返す感じ。一応、産院に連絡してみましたが、前駆陣痛の可能性もあるから様子を見てくださいということでした。朝一番で予約を入れていたので、ひたすらうずくまるくらいの痛みに耐え、なんとか産院へ。 無事に出産!痛みが引くこともなく、そのまま骨盤のレントゲンの撮影をしました。その結果、児頭骨盤不均衡と診断されました。「もう陣痛が来ているので、そのまま帝王切開します」と言われ、急きょ手術室へ。 一応内診もしましたが、子宮口は開いているものの赤ちゃんがまったくおりていないとのこと。急すぎる展開に頭がついていきませんでした。でも、あれよあれよという間に麻酔を打たれ、手術が進みます。 混乱で不安定になっている私を両側で看護師さんが手を握ってくれました。そしてしばらくして赤ちゃんの産声が聞こえました。無事にわが子を見られた瞬間、緊張がほぐれ安心感と感動が一気に押し寄せて大号泣。すごく幸せな瞬間でした。夫も抱っこさせてもらえたようで、あとで写真が送られてきました。 立会いはできなかったけれど、夫婦で感動を共有できて本当によかったと思います。 出産後のつらさを上回る感動出産後は丸一日食べられず、動けず。そして麻酔が切れた後の痛みが今まで経験したことのないもので、本当につらかったです。けれど、産後初めてのごはん、痛みはあっても歩けるようになったとき、産後初めて赤ちゃんが病室に来てくれたとき、初めてちゃんと向かい合って抱っこできたとき、初めてのミルク、初めてのおむつ替え、そして不安だらけの初めての連続をやさしくずっと支えてくれた看護師さんや家族。ちょっとした一つひとつがうれしくて、 感動的でした。 出産は本当に思いがけないことの連続でした。いろいろ調べてもその通りにはならないし、自分自身もそんなに冷静になれません。希望通りの出産はなかなか難しいけれど、そんななかでたくさんの人の協力があって、乗り越えられるものだと感じました。 不安になることもあるけれど、なるようになる! と気持ちを強く持ち、乗り越えた分だけ、うれしいことがたくさんあったのだと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:やまもとあずさ初出産ママ。現在産休で里帰り中。慣れない子育てに奮闘している。
2019年09月29日妊娠38週の健診のとき。先生からこんなお話がありました。「助産学生が実習で分娩に立ち会うかも。もちろん、嫌だったら断ってもいいのだけど。心強いと思うし、どうかな?」。 私は深く考えずに「いいですよ」と返事をしました。帰宅後、ネットで調べると、学生の立ち会いの感想はさまざまでしたが、私は立ち会うくらいなら大丈夫、と考えていました。 陣痛中の素晴らしいサポート!出産当日。陣痛が来て明け方入院。朝9時ごろに助産学生と学校の先生があいさつにいらっしゃいました。陣痛や分娩が進んでいって、やっぱり嫌だと思ったらすぐに退席することなど、詳しく説明を受けました。 分娩のときだけ立ち会うのかな? と思っていたら、陣痛中も腰を押してくれたり、お茶を取ってくれたり。付きっ切りでお世話をしてくれました。夫が出張で午前中には間に合わなかったので、付きっ切りでお世話をしてくれるのがとてもありがたく、心強かったです。しかも、腰の押し方がとてもじょうずだったので、もしかしたら夫に付き添ってもらうよりよかったかも? と思いました。 内診の練習に協力つらい陣痛中も懸命にお世話をしてくれた助産学生さん。私が学生さんに協力したのは、内診の練習です。学生さんが内診し、子宮口が何cm開いているかを見るということ。 内診は苦痛ではなかったので、問題ありませんでした。そのあと、助産師さんが内診をして合っているか答え合わせをしていました。つらい陣痛中にたくさんお世話になったので、内診くらいお安い御用でした。 8人に囲まれての出産!いよいよ分娩です。先生に、助産師さん3人、助産学生さん2人、学校の先生、途中で来た夫と、なんと8人に囲まれての出産となりました。 先生が「象は出産のとき、たくさんの仲間の象に囲まれて出産するから、それに負けてないなー!」とうんちくを言っていましたが、必死の私は愛想笑いが精一杯。 先生のうんちくのお陰かリラックスでき、安産で元気に生まれてきてくれました。 こんなにたくさんの人に囲まれて、おめでとうと言ってもらって生まれてきた息子は幸せだなと思いました。助産学生さんは産後も様子を見に来てくれたり、退院のときも来てくれたり、本当にうれしくて貴重な体験ができたなと思いました。 学生や研修医が立ち会いをするということは、その学生さんが将来助産師さんやお医者さんになるための協力ができるということ。こんな素晴らしい経験ができて、本当によかったと思っています。 2年後の第2子出産のとき、「先生、今回も助産学生さんお願いしたいです!」とこちらからお願いしたところ、「今年は大きい病院で出産数足りているから、うちには来てないよ」と断られ、残念に思ってしまうほどでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ◆関連動画出産ドキュメンタリー 著者:花野晴希2歳、0歳の2児の母。4月の長男が幼稚園に入園予定。そのタイミングで長女も保育園へと園活・保活・就活中。
2019年09月28日ムスメちゃんとオコメちゃん
ドイツDE親バカ絵日記
yopipiのプチプラコーデ〜ときどき育児日記〜