子育て情報『異食症とは?「氷、髪の毛などを食べたい衝動がとまらない」主な症状やタイプ別特徴、対処法まとめ』

異食症とは?「氷、髪の毛などを食べたい衝動がとまらない」主な症状やタイプ別特徴、対処法まとめ


異食症(Pica)とは?

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異食症とは少なくとも1ヶ月間、通常食べることのない・栄養がないものを1つ以上、継続して口にしてしまう摂食障害の一つです。摂取してしまうものの例としては、氷や土、毛髪、チョークなどが挙げられます。

特に氷、土、毛髪を食べることは多く知られており、氷食症、土食症、食毛症という個別の症状名がつけられています。

しかし乳幼児のように、まだ十分に認知機能が発達していないことから生じる突発的な異食行動や、熱帯地域などの場所で慣習的に土が食べられているといった、異食行動がその地域にとって普通の行為である場合は異食症とはみなされません。

文化的にも社会的にも通常食べられないものを摂取してしまう場合に限り、異食症とみなします。

異食症は年代や性別などによっても様々なタイプがある疾患です。おもに、子ども・妊婦・他の疾患を発症している人と3つのタイプに分けることができます。タイプごとにどういう症状や原因があるのか、どういった対応・治療をしていけばよいのか見ていきましょう。



子どもの異食症の症状・原因

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乳幼児期は物の区別を苦手とする上に好奇心が旺盛で、何でも口に入れてしまう傾向があります。しかし異食行動を行う頻度は年齢とともに低下していく傾向にあるため、2歳以前の異食行動自体がすぐに問題になるわけではありません。

そこで、子どもにおいては生後24ヶ月以降に栄養のなく、通常食べることのないものを継続して摂取してしまうという症状があった時、異食症とみなされる場合があります。

子どもが摂取してしまう異物は、子どもの身近にあり手に入りやすいものと考えられます。例えば氷、毛髪、氷、土、毛髪、絵具、ひも、鉛筆の芯、布、ほこり、糞便、紙片が挙げられます。

先述したとおり、2歳までは知的好奇心による正常な行動の場合が多いです。しかし、それ以降も異食行動が習慣化するまで継続してしまうと、異食症と診断される場合があります。

異食行動を続けてしてしまう原因として、保護者のネグレクトなどにより空腹感から異食してしまう等も考えられますが、決してそれだけではありません。

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