子育て情報『愛着障害とは? 愛着障害の症状・治療法・愛着を築く方法をご紹介します!』

愛着障害とは? 愛着障害の症状・治療法・愛着を築く方法をご紹介します!

「脱抑制型愛着障害」
5歳までに発症し、周囲の環境が著しく変化しても持続する傾向を示す、異常な社会的機能の特殊なパターンである。たとえば、誰にでも無差別に愛着行動を示したり、注意を引こうとして見境なく親しげな振舞いをするが、仲間と強調した対人交流は乏しく、環境によっては情動障害や行動障害を伴ったりする。

引用文献:中根 允文、岡崎祐士/著ICD-10「精神・行動の障害」マニュアル (医学書院,1994年刊)

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同様に、『ICD-10』では反応性アタッチメント障害(反応性愛着障害)と脱抑制型愛着障害について、以下のような診断基準を示しています。

「反応性アタッチメント障害(反応性愛着障害)」
A.5歳以前の発症
B.いろいろな対人関係場面で、ひどく矛盾した、両価的な反応を相手に示す(しかし間柄しだいで反応は多様である)
C.情緒障害は、情緒的な反応の欠如や人を避ける反応、自分自身や他人の悩みに対する攻撃的な反応、および/またはびくびくした過度の警戒などにあらわれる
D.正常な成人とのやりとりで、社会的相互関係の能力と反応する能力があるのは確かであること

「脱抑制型愛着障害」
A.広範囲な愛着が、5歳以前の(小児期中期にまで持続していなくてもよい)持続的な特徴としてみられること。診断には、選択的な社会的愛着を十分に示せないことが必要であり、次の項目に明らかとなる。
(1)苦しいときに、他人から慰めてもらおうとするところは正常であり、
(2)慰めてもらう相手を選ばない(比較的に)というところは異常である。
B.なじみのない人に対する社会的相互関係がうまく調節できないこと。
C.次のうち1項目以上があること
(1)幼児期では、誰にでもしがみつく行動
(2)小児期の初期または中期には、注意を引こうとしたり無差別に親しげに振る舞う行動
D.上記の特徴については、状況特異性のないことが明らかでなければならない。
診断には、上記のA,Bの特徴が、その小児の経験する社会的な接触の全範囲に及んでいる必要がある。引用文献:中根 允文ら/訳ICD-10精神および行動の障害-DCR研究用診断基準 新訂版

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子どもが愛着障害である場合の具体的な傾向とは?

愛着障害とは? 愛着障害の症状・治療法・愛着を築く方法をご紹介します!の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10154000874

子どもが愛着障害の場合、どういった態度・素振りを見せるのでしょうか。

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