子育て情報『「行きたい!」と言うのに準備は渋る我が家の兄弟。変化をもたらしたホワイトボード活用法とは』

2017年9月10日 11:00

「行きたい!」と言うのに準備は渋る我が家の兄弟。変化をもたらしたホワイトボード活用法とは

25~31日の日付を隠して、24時間の予定表の完成です!

100円均一のお店で買ってきたマグネットシートを、予定表の幅と後で貼るマスキングテープの幅を考慮して15mm幅にカットしたら、くるりとマスキングテープを巻きます。

突発的な予定はマスキングテープの上から直接油性ペンで記入し、予定が終了すればまたテープを貼り直して新しい予定を書くことができます。

毎日の生活で必ず行うこと、お勉強の内容、習い事は、マスキングテープの色をわけ透明のテプラでシールを作成して貼り付けました。また、習いごとのマグネットには、家を出る時間と電車の時刻も記入しておきます。これで毎回紙に書かなくても、子どもたちが自分で予定を確認することができます。

毎朝、自分が今日1日をどんな風に過ごすのかを、マグネットを移動させながら決めていきます。これが案外子どもたちは楽しいようで、ああでもないこうでもないと、自分の1日を想像しながら予定を埋めていきます。

「ママ、この時間に勉強を見てほしいんだけど大丈夫?」
「この時間にピアノをしたいけど、お姉ちゃんもこの時間?じゃあどうしようかな?」
「ねえ、夜8時から一緒に映画を観ない?それなら夕食までに全部終わらせておこうよ!」

今までは自分以外の行動にあまり注意を払っていなかった子どもたちでしたが、家族が共通で利用するものは予定がぶつからないように、家族の協力が必要ときはあらかじめお願いできるようになってきました。


そして、自分で決めた時間通りに行動することで、「ママにやらされている感」はほぼゼロになり、私のストレスもずいぶんと減りました。なにより子ども自身がすんなりと次の行動に移れるようになってきたのです。


自分の世界を壊された!邪魔された!と感じさせないために

「行きたい!」と言うのに準備は渋る我が家の兄弟。変化をもたらしたホワイトボード活用法とはの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28144091579
発達障害のある子どもの中には、自分の世界に没頭している時間に安らぎを覚え、その世界に誰かが介入してくると「邪魔をされた」「大切な時間を壊された」と感じてしまう場合もあります。

私の子どもたちも、読書やぬいぐるみ遊び、マインクラフトなどに没頭し、予定の時間を告げるととても不機嫌になることが多くありました。頭では分かっていても、反射的に「邪魔をされた!」

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