子育て情報『新生児けいれんとは?症状や原因、対処法、後遺症やてんかんとの関係についてくわしく紹介します』

2017年10月5日 14:00

新生児けいれんとは?症状や原因、対処法、後遺症やてんかんとの関係についてくわしく紹介します

、紅潮、多呼吸など

・呼吸運動の異常
無呼吸発作、発作性過呼吸

<強直性けいれん>
・突然意識を失い白目をむく
・身体が急に強張り手足をピーンと突っぱる
・口を固く食いしばり呼吸を止める
・チアノーゼを起こすこともある

<間代性けいれん>
・膝を折り曲げる格好をしながらバタバタと手足をばたつかせる
・あごがガクガク震える
・一定のリズムでけいれんが起きる

<ミオクローヌスけいれん>
・全身または手足の一部分の筋肉が一瞬ピクッと収縮する
・光によって誘発されるため、寝起きや寝入りに起こりやすい
・症状を自覚することは少ない


新生児けいれんの原因

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10250006013

新生児けいれんの原因は新生児期にかかりやすいさまざまな疾患が原因となっています。けいれん症状はおおむね、大脳の神経細胞の異常興奮によって、不必要な神経回路にまで情報が伝達され引き起こされます。新生児けいれんの原因疾患もほとんどが脳に関わる疾患となっています。ここでは新生児けいれんの原因疾患を紹介していきます。

・低酸素性虚血性脳症
妊娠中や出産の際に、何らかの原因で赤ちゃんの脳に酸素を十分に含んだ血液が回らなくなり、低酸素、虚血がおこります。それによって、けいれんや意識障害などの神経症状を伴うさまざまな脳神経障害を起こします。新生児けいれんの原因として最も多いとされています。

・頭蓋内出血
頭蓋内出血は頭蓋骨の内部に出血が起こった状態を指します。
出血が起こった場所によって、くも膜下出血や硬膜外出血などに分けられています。分娩外傷や仮死が原因で起こりますが、けいれんが起こる前の全身状態は良好であることが多いといわれています。

・脳梗塞
脳の血管が詰まるなど、何らかの原因で脳内の血液のめぐりが低下し、一部の脳組織が壊死することをいいます。仮死、多血症、血栓などができることによってけいれんが起こります。

・中枢神経感染症
細菌性髄膜炎やウイルス性脳炎などが原因で脳の中枢神経に異常をきたし、けいれんが起こります。

・発達異常・奇形
先天的な遺伝子変異が原因の疾患によって、大脳皮質の形成異常がみられることから、新生児けいれん、てんかん、発達障害などの症状を併発します。

・代謝異常
代謝活動あるいはこれを調節する機能が、何らかの原因で妨げられて生じる異常状態のことを言います。

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