子育て情報『新生児けいれんとは?症状や原因、対処法、後遺症やてんかんとの関係についてくわしく紹介します』

2017年10月5日 14:00

新生児けいれんとは?症状や原因、対処法、後遺症やてんかんとの関係についてくわしく紹介します

・「舌を噛まないように」と口の中に物を入れたりしない(けいれんで舌を噛むことはほとんどありません)

けいれんの持続時間によって、その後に後遺症が残る可能性の割合が変わってきます。新生児けいれんの場合は原因疾患が早急に治療を必要とするため、救急車を呼ぶか、病院での診察が必要なケースがほとんどです。

そうはいっても、けいれんを起こす疾患は他にもたくさんあります。救急車を呼んだり、病院に連れていったりする基準として下記を参考にしてみてください。

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【救急車を呼ぶ】
・5分以上けいれんが続く
・けいれんが終わったが、その後も意識障害が続く(睡眠とは別)

【病院へ行く】
・初めてけいれんを起こしたとき
・全身けいれんではなく、体の一部または左右非対称なけいれんがある

【保護者がパニックで判断しにくい場合】
・小児救急電話相談(#8000)に電話相談をする

小児救急電話相談は厚生労働省がすすめる相談事業です。#8000番に電話すると、お住まいの都道府県の相談窓口につながります。そこで小児科医師・看護師から、お子さんの症状に応じた適切な対処の仕方や、受診する病院などのアドバイスを受けることができます。新生児けいれん以外にも使用することができます。


#8000番に電話をして状況を伝えることで、医師や看護師の適切な指示を受けることができ、子どもの保護者も、その場の対処や救急車・通院の判断を行いやすくなります。

http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html
参考:小児救急電話相談事業(#8000)について|厚生労働省


新生児けいれんの後遺症が心配…。治療法はあるの?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272002585

新生児けいれんの治療は正式なガイドラインが設けられているわけではありません。原因疾患によって治療方法が異なってくるため、それぞれの疾患に必要とされる医療が行われることになります。原因疾患の治療は、薬物治療を主として行われています。

新生児けいれんを発症した子どものうち、25~35%が知的障害や運動障害を発症するとされています。

新生児けいれんは原因疾患の種類やけいれんの持続時間などによって、後遺症の発症率や程度が異なります。

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