2020年10月19日 09:00
かんしゃく・パニックは予防が9割!?修羅場の回避には「3大危険地帯」の心得を...
「もし、〇〇できなかった時には、どうしようか?」
「もし、〇〇の時には、こうすればOK」
等の声かけで、例外の可能性に触れつつ、安心させてあげるといいでしょう。
例えばうちでは、大人気のキャラグッズ入手のため、コンビニのハシゴに繰り出す前に、「もし、3軒とも〇〇メダルが売り切れてたら、代わりにアイスクリーム買って帰るけど、それでもいい?」「もし、〇〇ジャーの食玩ミニプラがお店になかったら、どうしようか?」などと、事前に確認や提案・相談をしつつ、本人が納得できてから出陣すると、「なかった」時のダメージをかなり減らせ、「最終奥義!ひっくり返り」の発動も未然に防ぐことができました。
その際に、図や絵を併用して説明したり、メモなどを持たせたりすることで、納得し安心できるお子さんもいるでしょう。
Upload By 楽々かあさん
特に、うちでは初めての学校行事は、パニック多発地帯でした。そこで、数々の失敗経験を活かし、例えば、運動会では、上のような出発から帰宅までの全体の流れ、トイレチャンス、お昼の待ち合わせなどを書き込んだ「うちの子専用プログラム表」をつくって、当日体操服のポケットに入れました。すると、子ども達はお守りのように何度も見返し、最後まで比較的落ち着いて参加することができました。(学校配布のプログラムにメモを書き込むだけでもOK)。
また、高学年の修学旅行などの前には、一緒に現地の宿泊施設のHPを見たり、参考写真や動画を見せたりで、事前に「イメージをつける」と、かなり不安感を減らすことができたようです。
そして、特にこだわりの強かった長男には、「予測のつかないこと」とその対処法を思いつく限り書き出した「ハプニング・リスト」を一緒につくったことも。彼は、「それでも、人生には想像できないほど、予測不能なことは沢山ある」と、気づいてくれました。
「予測のつかないこと」は、事前に説明したり、イメージをつくって心の準備をすると、安心して取り組みやすくなるでしょう。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10613000480
そして、うちでは「理屈じゃないこと」「予測のつかないこと」以外のほとんどは、「ガマンのしすぎ」が、かんしゃく・パニックの原因でした。
親にすれば、手がつけられないほど泣き叫び、ひっくり返って暴れる我が子を目の当たりにすると、「ワガママ放題」