子育て情報『楽々かあさん流!子どものアンガーマネジメント。「怒っちゃダメ!」では解決しない?お家でいますぐできる実践法』

2023年6月20日 14:15

楽々かあさん流!子どものアンガーマネジメント。「怒っちゃダメ!」では解決しない?お家でいますぐできる実践法

大事なのは、人やモノや自分自身を傷つける「以外」の方法で、それを適切に表現していくことだと思います。

文と画像提供/大場美鈴(楽々かあさん)

(監修:室伏先生)
お子さんの怒りの爆発に、日々悩まれている読者の方も多いのではないでしょうか。楽々かあさんは、お子さんの怒りに共感し、受け止めた上で、その子に合った対処法や言語化する方法を一緒に模索されています。そのような関わりの中で、お子さんは怒りとの上手なつき合い方を身につけられたのですね。怒りの感情はネガティブなものとして捉えられがちですが、危険から身を守ったり、原動力となったりと、生きてく上で必要なものです。怒りの感情が否定されずに、信頼する大人に受け止めてもらうことができると、お子さんは安心感や自己肯定感を育むことができますね。

大人も一人の人間なので、忙しく思い通りにいかない育児の中で、イライラや怒り、焦り、不安などのネガティブな感情をお子さんにぶつけてしまうことも、当たり前のようにあることと思います。しかし、その度に親御さん自身も傷ついたり、自己嫌悪に陥ってしまったり、ということが少なくないかと思います。
自身のネガティブな感情を否定せず、うまく対処していくというのは、親御さんにとっても大事なことかもしれませんね。こういった関わり方や工夫を上手に取り入れることは、お子さんにとっても、親御さんにとっても、優しい方法なのだろうと思います。

https://www.amazon.co.jp/dp/4866672129
大場美鈴(著),『発達障害&グレーゾーン子育てから生まれた 楽々かあさんの伝わる! 声かけ変換』あさ出版, 2020.6.27

コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的発達症(知的障害)、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、コミュニケーション症群、限局性学習症、チック症群、発達性協調運動症、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)

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