2023年8月1日 06:15
発達凸凹次男、大学で初の合理的配慮を申請。順調に迎えた夏休み、今度は自動車教習所で家族を巻き込んでの大波乱!?
さらに、クラスの中でのサポートもしてくれており、担任教授が毎週ランチ会を行ってくれました。毎月本人との面談を実施し、どんなことで困っているのかを確認して、保護者宛にメールで連絡してくれました。私も、家庭で効果のある工夫を学校側とシェアしました。
入学前はウッシーヤが講義についていけるか心配していましたが、このようなしっかりとした体制で支援していただき、想像以上のよい成績を収めることができました。
自動車の運転免許取得を決める
Upload By ラクマ/ワッシーナ/ニャーイ
1年次の前期の講義が順調に進んだので、夏休みを利用して自動車の運転免許を取得するために自動車教習所に通うことになりました。先に運転免許の取得にチャレンジした長女ニャーイは3回教習の期限切れをおこしてしまい、結局、運転免許の取得に10年かかりました。ウッシーヤはスポーツが極端に苦手だし、不器用なところがあるし、左右をよく間違えるので、自動車の運転をさせるうえで大きな不安がありました。
でも、電車のない沖縄では、運転免許を取得することは就労の備えとして必須なのです。先々の不安はありますが、とにかくやらせてみなければ結果は分かりませんのでチャレンジさせることにしました。
それからしばらく経ったある日、教習所に通っているはずのウッシーヤの様子が、おかしいことに気がつきました。受講している講義の内容や実技の過程のことを聞いても、返ってくる答えがあいまいでつじつまが合わないのです。強く問いつめると、教習所にはまるっきり通っていないということが分かり、私はパニックになってしまいました。
私はパニックになると相手を追いこみすぎてしまうことがあります。厳しい言葉を投げかけているうちにウッシーヤが過呼吸を起こしてしまったので、私は我にかえりました。発達凸凹タイプを追いこむのは逆効果であると思いだしたからです。
パニックになったウッシーヤは逆ギレしてしまい、自動運転が普及するまで運転免許は取らないと言いだす始末です。なんと支援のやりとりのさじ加減が難しい子でしょう。
てんやわんやの自動車運転免許取得の支援
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しばらく間をおいてウッシーヤを休ませたあと、家族で話し合いの場を持ち説得を始めました。運転免許を取るメリットをたくさんならべて、先の見通しを伝えたのです。