子育て情報『多動で園トラブル…3歳児に表れやすいADHDの特徴や症状は?【医師監修】』

2024年2月18日 12:15

多動で園トラブル…3歳児に表れやすいADHDの特徴や症状は?【医師監修】


ADHD(注意欠如多動症)とは?

ADHD(注意欠如多動症)は、「不注意」「衝動性」「多動性」という特性があり、日常生活に困難を生じる発達障害の一つです。5~15%の子どもにADHD(注意欠如多動症)があるという調査もあり、家庭や園などでさまざまな困り事が見られることがあります。

ADHD(注意欠如多動症)の子どもは、不注意特性によって「集中が続かない」「話を最後まで聞けない」、多動性・衝動性特性によって「常に体を動かしている」「順番を守れない」などの特徴が表れることがあります。症状の表われ方によって3つのタイプがあり、不注意傾向が強いタイプ、多動性・衝動性傾向が強いタイプ、どちらも表れるタイプと分かれています。

ADHD(注意欠如多動症)の原因はまだはっきりとは分かっていませんが、遺伝などの傾向もあると言われています。

診断は症状が6ヶ月以上続いていることや、症状が2つ以上の場所(家庭と園など)で表われていることなどの基準があり、保護者が書いた質問票や子どもの様子を参考にして医師により判断されます。

ADHD(注意欠如多動症)はあくまで特性であって治るものではなく、環境調整や服薬によって困り事が出ないように対処します。

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/23-%E5%B0%8F%E5%85%90%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E4%B8%8A%E3%81%AE%E5%95%8F%E9%A1%8C/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%A8%E7%99%BA%E9%81%94%E9%9A%9C%E5%AE%B3/%E6%B3%A8%E6%84%8F%E6%AC%A0%E5%A6%82-%E5%A4%9A%E5%8B%95%E7%97%87-adhd
参考:注意欠如・多動症(ADHD)|MSDマニュアル家庭版

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-04-003.html
参考:ADHD(注意欠如・多動症)の診断と治療|e-ヘルスネット


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